頭に浮かんだことばをひたすら書いていく。自由連想文ってやつをやります。目安の時間は10分。
今回のはじめのキーワードは「カメレオン」。
かわいいか否か、という点には諸説あるかと思います。カメレオン。わたしは好きですが、ああいうトカゲっぽい生き物って、嫌いな人も多いですよね。どうしてもニガテ、と言う人を、何度か見たことがあります。
私は生き物全般、けっこう好きだったりします。人間じゃないので。いえ人間も嫌いではないのですが、にんげんではない、という点は、あらゆる時点で加点できると思うんです。
いいよね動物。動物園とか水族館とか、人につかれた時にこそ楽しみたいと思うのですが、どうしてああいうスポットには人間がたくさん群れで集まってくるんでしょうか。私が、というか私も含めて、動物園や水族館に求めているのは動物や海洋生物の群れであって、人間の集団は別に求めていないと思うのですが。いえ中にはいるそうですが。ヒトの群れを観察しに動物園とか水族館に行く人。
……そっちの方がかえって多かったりするのでしょうか。
人間以外のものを身に行ける施設ではなく、私に必要なものは、人間を見なくてもいい施設なのかもしれません。とにかく人間が嫌いだから。いえそんな大嫌いというわけではないのですが。むしろ状況によっては好きなのですが。それに人間という生き物は、孤独に耐えられるようにはつくられていないそうで。私も例外ではなく、やっぱり人間嫌いのくせして他人を求めずにはいられません。厄介ですね。
人間が、ひとりで、ひとつで、完結できる生き物だったらよいのに、と思うことがあります。多々、あります。
大抵の悩みごとは、そのひとつの事柄だけで済むものではなく、社会的なしがらみによって引き起こされます。みんな単体で独立して存在できていれば、なんていうこともないのに、それが社会の中に組み込まれて、お互いに絡み合っているうちに、だんだんと綻びが生まれてくる。かわいそうなことです。でも、だけど、私達は社会なくしては存在しえない。
一つで完全無欠に、永遠であるものなどこの世の中には無いそうですね。あってほしい、と思います。この宇宙のどこかに、他者を求めることなく、すべて自己完結できる存在が、ひとつくらいあってもいいんじゃないか、なんて。
きっとそれは私には理解できるような、程度の低い存在ではないのでしょう。きっと知覚すらできないのかもしれません。……あるいは、私のすぐそばにいるのに、私が気付いていないだけなのかも。
どこを探したらいいんでしょう。私の理想。私自身が「そう」なれないことはわかっています。それでも、存在しうるのか否か。それくらいは確かめてみたいと思うのです。
たぶん、それはきっと楽しいこと。
ちょっと早いけど、思考が途切れたので今日はここまで。