頭に浮かんだことばをひたすら書いていく。自由連想文ってやつをやります。目安の時間は10分。
今回のはじめのキーワードは「雲」。
雲が好きです。特に夜の雲が好き。夜空にぼんやりと浮かんでいる雲が好き。街の明かりや、月明かりに照らし出されて、くっきり形のわかる雲も好き。雲が好き。
嫌いな曇ってあっただろうか。種類によって好みが違ったりとか。
ぱっと思い浮かぶのは、ぼこぼこして見える雲が、夕方とか、低い角度からの日光に照らされて、陰影がくっきり見える状態。これは、ちょっとおどろおどろしくて、不気味に見えてしまうことがある。でも、嫌いではない、と、思う。
空が好きかもしれない。というか、嫌いになれない。雲ひとつ無い透き通った青空も、悪くない。よぞらの方が好きだけど。
夜空は良い。まっくらな空の中に、白い星や、白い雲が、まばらに散っているのが良い。おちつく。夜空は、なんでも包み込んでくれる。昼の空は、そうでもない。強すぎる陽射しに、照らされたくないと思うことがある。夜空はやさしい。むりやり、じりじり焼き焦がしたり、みんなに見えるようにくっきりと明るくしたり、そういうことが無いのが夜のやさしさ。
夜はやさしい。なら、昼ってどうなんだろう。やさしくないわけではない。たぶん、慈悲もある。あるのだと思う。けれどそれ以上に、……なんと言えばいいのだろう。きっと平等なんだ、誰にだって。だから、時には慈悲深く見えるし、逆に無慈悲に感じたりもする。そらはただそこにあるだけなのに。
天候を見てああだこうだとこぼすのは、結局のところ、見上げる人間の方であって、天候そのものに意味は無いのかもしれない。
昼でも夜でも、晴れてても、雨でも、曇っていても、吹雪でも。ただ天は、空はそこにあるだけ。そこに何を投影するのかは、見上げる人次第。
なら、私は何を描くべきだろうか。この空に。高い空。遠い空。果てしない空。低い天井の向こう側に広がる、無限の世界。
空は、大気圏は、じつのところ大して広くはないそうだ。地球全体の大きさからすると、薄い膜のようなものでしかない。けれど、僕の、僕自身のちっぽけさに比べれば、その雄大さは言葉にできない。
願わくば、空に包まれて死にたい。広い世界に、広がるようにして、溶けるように消えてしまいたい。ここではなく、もっと広いどこかへ。私は逃げたいのだろうか。
ここではない、どこかへ。historyスレの印象的なキーワード。ここではない、どこかへ。この言葉がとても好きだった。今ではもう、たぶん誰もいないあの場所。好きだったんです。私自身も、もうすっかり何年も足を運んでいないあの場所。決して、嘘ではなかった。好きだった。それは間違いないはずで、それでも、今、私はあそこにいない。
永遠などないのだ。たまにそんなことをこぼす。すべて有限で、いずれ変わってしまう。永遠に続く愛などない。変わらない思いなどない。だからこそ、今ここにある愛がいとおしい。
永遠ではない。いずれは、今私が大好きな人たちのことも、きっと忘れてしまうけれど。
だからこそ、今愛することをためらいたくはない。