もう3月になるのに実は冬コミ新刊レビューがまだ終わっていなかったのでした。
・Fairies Dance 4(くらっしゅハウス)
ページをめくるまでもなく表紙の時点で致死量のかわいいが押し寄せてくる比良坂真琴先生の総集編です。
今回はこころちゃん&こいしちゃんの探偵のお話とマリアリのお話の4作品+αが収録されています。それでは収録作品ごとに感想を。
・妖精さん連続殺人事件【出題編】
平和な幻想郷でまさかの殺人事件発生! 変わり果てた姿となって発見されたピース、その腕に抱えられた謎の瓶! この謎を解くのは名探偵こいしちゃんと探偵助手のこころちゃん!
まず言わせていただきたいのが探偵ルックのこいしちゃんが異常にかわいい。まあ比良坂先生描かれるところの東方キャラは全員かわいいんですが、今回のこいしちゃんはなんというかごっこ遊び感が強調されててとてもいい。そしてこころちゃんもノリノリで助手してるのが微笑ましい。
そしてサニーがまさかの犬神家でわろた。
・妖精さん連続殺人事件【解答編】
そして続く解答編は全体的にすかぽんたんなノリで好き。
やっぱりスターは影でろくなことしてないのが実に似合います。
三月精において霊夢はオチ担当になるのが実にふさわしい。サニーはもう常に不憫でいてほしい。
描き下ろしではさとりお姉ちゃんのゲンドウポーズが好き。
・ファム・ファタールはかく語りき
世にマリアリ作品は数あれど、両者の距離感が書き手によってさまざまに分かれてるのが面白いんですよね。
しかるに本作のマリアリからは、なんだかお互い隙あらば距離を縮めたい、でもこっちから踏み込むのは照れくさいしなんだか負けた気になるから今は様子見しておこう……的な秘めた思いを勝手に感じ取って悶え転がっておりました。
そしてそこで思い切って一歩踏み出した魔理沙が内心「やっべやっちゃった……」とか思ってそうなので全力でねえ今どんな気持ち?したい。
そしておまけで魔理沙相手に「おねえちゃん」してるアリスで4杯イケます。
・ロストドールは語らない
三月精本編でも比良坂先生描かれるところのピースのかわいさは数多くの東方ファンを冥府に叩き込んできましたが、本作における人形を抱きしめるピースのかわいさはもはや犯罪の領域に踏み込んでいると言っても過言でも華厳でもないでしょう。
そして本作は「ファム・ファタールはかく語りき」の後日譚なんですが、「ファム・ファタール」ではアリスが魔理沙に対して「おねえちゃん」してたのに対し、こちらでは魔理沙がピースに対して「おねえちゃん」してて実にいい。
今日はここまで。