■■「きゃ~!遅刻するんですの~!」
あてくしの名前は■■■■。普通の中学1年生!
今、絶賛遅刻中!
あともうちょっとで学校につく.....!
その時、曲がり角の先から急に変な浮いてる小動物?がとびだしてきたんだけど!
「「きゃっ!」」
なんか小動物っぽいやつとぶつかった。
もうすぐ学校につくっていうのになんて私は不運なんだ.....
と自分を自虐(?)する
小動物(?)にキレようと前を見る
すると、私が前にいた。
「え、え、なんで私が前にいるヨーグルト.....?!」
___声がいつもより高い。しかもなんか語尾に「ヨーグルト」って、なんだよ?!
そう私が考えている間に目の前にいる私がにやりとこちらを見て笑い、自分の体をまじまじと観察する。
私もなんとなく手を見ると、小さくて丸っこい、犬や猫のような手になっていた。
私があっけにとられている時、前にいる私が優しく微笑み、私に向かって喋りかける
「今日から頑張ってくださいね。りりこん」
???「もうすぐ、もうすぐで私の理想の子が見つかる.....あとは、待つだけ__」
私の名前は池々 有彩!普通の中学2年生だよ!
今、教室の隅でぼっち飯してます!
明るく言うことじゃないけどね.....
ぼっちでも意外といける物さ。精神メンタル鋼じゃないと無理だけどね。
気楽でいいね。
「ねぇねぇ、あそこにいる有彩ってぼっちだよねw寂しくないのかなw」
「ね~w」
「うんうんw」
まあ、たまにこんなのがいるけど私の鍛えられたメンタルには効かないよ!
前は凹んだけどもう慣れたから全然平気!
学校なんてぽわーってしてればすぐ終わる。
ほら、もう帰る時間になった。
帰りもぼっち。ぼっち生活はつらいね。
頭の思考回路をできるかぎり止める。
じゃないと帰りはさすがに辛いからね。止めようとしても無駄なんだけどね。
.....ん?
ん??
ん???
ん????
なんか、なんか変な兎みたいな犬みたいなやつがなんか道路の真ん中に浮いて、ない?
耳?長いけど尻尾?も長い。なんだあいつは!
頭の霧が謎の生物の存在によって吹き飛ぶ。それくらい謎な生物だ。
謎の生物をよく見ようと近くによる。
すると急にこちらを振り向いてきた。
「わっ!」
「君が探してた魔法少女だヨーグルトね?!」
「ま、魔法少女?」
突然自分とは馴染みのない言葉を突然投げかけられる。
「私の名前はりりこんヨーグルト!君には、今から魔法少女になってもらうヨーグルト!」
「だから魔法少女って.....?」
「あ、ごめんごめんヨーグルト!魔法少女っていうのは、魔法を使って悪い怪物を倒す人のことだヨーグルト!」
「知ってる」
「それで、君には魔法少女になる素質があるんだヨーグルト!だから魔法少女、なってよ~」
いきなり言われても.....
困ったが、魔法少女になったら人気者になれるかも、?
そうだったらなるしかないよね!
「魔法少女なり、たい!」
「そう言うと思ってたヨーグルト!じゃあさっそく変身アイテムを渡すヨーグルト♪」
キラッキラの魔法少女になって人気者になれるってこと?
本当に?あの独りぼっちからついに解放されるってこと?!
私が色々と考えている隙にいつの間にかりりこんがステッキのような虹色の小さなキーホルダーを取り出していた。
「これが変身アイテム『マジカル☆ステッキ』だヨーグルト!君は虹色のステッキだヨーグルト」
「に、虹色?ピンクとかじゃなくて?」
「虹色だヨーグルト!君は虹色が似合うんだヨーグルト」
虹色か。こんな陰キャに虹色なんていうキラキラで可愛い色なんて持たせちゃっていいのかな?
「さ、とにかく受け取ってヨーグルト!」
「う、うん.....!」
りりこんからステッキを受け取る。本当にこんなので魔法少女になれるのかな。
「このステッキを持って、『マジカルチェンジピースピース☆レインボー』って唱えてみてほしいヨーグルト!」
「う、うん.....マジカルチェンジピースピース☆レインボー?」
とりあえず言うが、何も起こらない。
「もっと元気よく言わないとヨーグルト!」
「マジカルチェンジピースピース☆レインボー!!!!こう?」
キラリン
ステッキから軽い音がする。
すると急にステッキが私の身長くらいにまで伸びだした。
そして私の茶色くて地味な髪が薄いピンクの可愛い色になり、腰くらいまでに伸びだす。
そしていつもの学生服がカラフルでフリルがたくさんの可愛い服に瞬く間に変わる。
「すごいヨーグルト!これが君の魔法少女の姿だヨーグルト♪」
「へぇー、なんかすごい見た目だね。キラッキラで可愛い.....!」
「これが君の姿だヨーグルト!これから怪物討伐頑張ってヨーグルト」
怪物、か.....どんな見た目なんだろう
怪物と戦うのはちょっと怖いかもだけど人気者になれるのならそんなに重い代償ではないよね!
「戻るときは『トリックピース』って明るく言うと元の姿にもどれるヨーグルト」
「分かった!『トリックピース』!」
すると髪がさっきとは逆に茶色くなっていき、服がいつもの学生服に戻る。そしてステッキのサイズがだんだんさっきみたいな小さいキーホルダーくらいに縮んでいく。
そしてさっきみたいなキラッキラな見た目から地味ないつもの服に戻っていった。
「やっぱり君には魔法少女の素質があったんだヨーグルト♪」
「じゃ、じゃあ人気者になれるってこと?!」
「そうだヨーグルト!」
これで、私もぼっち生活じゃない生活が送れるってこと.....?!
やった、私は人気者だ~!
人気者♪人気者♪人気者♪
うわっしゃ~~~~~(?)
「じゃあ私はそのステッキについてるぬいぐるみのふりをするヨーグルト!」
「ステッキの中に入るんじゃないのね.....」
「そりゃ入れないヨーグルト。何でもかんでもできないヨーグルト」
「へ、へぇ.....妖精でもできないものはできないんだね」
「家に帰るの大丈夫ヨーグルト?」
あ、家に帰るの忘れてた.....
周り見たらもうすぐ夜じゃん。陽が沈みかけてる
母さんに怒られる.....
「ダッシュでゴーだヨーグルト♪」
「危機を楽しむんじゃない!」
陽が暮れる前に帰ろうと急いで走る。
りりこんがなんかいろいろ煽ってくるがこれ気にしなくてOKです。
なぜか走るのだけは早いんだよなーと思いながら家に帰る。
この日の選択は間違っていたなんて、思いもしなかった___