伊東とゆうぎりは互いに全くその気がないから意識もしてない分、喜一より気安く見えるときがある
食後、煙管を吹かす伊東
何気なく、この前変わった葉が手に入ったんだよ、あんたもどうだい、と軽い気持ちでゆうぎりにすすめたら、喜一が「お、俺吸ってみたい!」と割って入ってくる
酒もタバコもたいして好きじゃないはずなのになにをいきなり、と訝しがるけど、「ああ、花魁と自分が目の前で回しのみするのが嫌なのか」と気付く伊東
伊東は、ゆうぎりと喜一をくっ付けることで喜一の活動やめさせたい
だから、いっちょまえに自分に嫉妬するようになったのはいい傾向だ、と思うのだけど
心のどこかで面白くない、とも思ってる
喜一の口に煙管を突っ込んで吸わせるけど、案の定喜一はゲホゲホむせて、なんこれ、どこが美味かと?と涙目になる
お子ちゃまにはまだ早い、と伊東はその様子にひとしきり笑うと、煙管をゆうぎりに渡すのを止めて
「でもよく考えたら、天下のゆうぎり花魁に、わざわざ吸わせる程のもんじゃないな」と喜一の口から外した煙管を再びくわえてしまう
自分も、喜一が口をつけたものを花魁に渡すのは嫌だな、と思ってることに自嘲する
ゆ(?)←喜←伊
※喜一の嫉妬は、伊東をとられる的な意味なのか、ゆうぎりをとられる的な意味なのか、本人もあまりよく分かってない
喜一と伊東と姐さん、三角形にすると正三角形ではなく、伊東と姐さんが近くて、喜一が遠い二等辺三角形な感じする
どちらも恋愛感情はないが、考え方や生き方が近いから分かり合えてしまう部分もあり
(喜一は自分とは違うから、二人ともその生きざまに憧れたり惹かれたりする)
伊東に対し姐さんは「お前は密偵的なあれやろ?」の圧を無言でかけてるし、伊東は姐さんに「あんま余計な手出しするとあんたのためにならないぞ」の圧を無言でかけてたりする
たまに意味深に見つめ合ったりするので、それを見ていた喜一が(なんか……この二人って……俺の知らんところで……?)とモヤモヤしたりする
端から見たら文句ない美男美女だし、伊東はゆうぎり相手でも物怖じせずに余裕で口説いたりできそうだし、喜一よりも伊東の方が明らかに男前だし頼れるし比べられたら勝てる要素一個もないし……もしかして、二人が夫婦になる未来も……?そうなったら自分はもうのんきに伊東と飯食いにいったりもできなくなる……?とどっちにヤキモチやいてんのか分からなくなって、うーーんって頭を抱えたりする
ゆうぎりとの仲は杞憂でしかないんだけど、喜一が伊東を取られる的な意味でも嫉妬してるのが言葉尻からわかって、嬉しいような切ないような、って、気持ちになる伊東
伊東が離れると喜一が寂しがるのは、悪い気しないけど、喜一のなかで伊東が友達なのは変わらないから
「いいからお前はさっさと口説け」と焚き付けるしかない
切ないね
1Pラフ