あなたの小さなお題は特待生 昴流で
【言葉や単語】・家族
【台詞】・『デートしよ?』
【場所or天候or季節】・温泉
なんてどうでしょう?
「温泉、ですか?」
温泉旅館に出る怪異の調査に派遣されたホタルビの監査役として、一緒に温泉旅館に行く事になったのだ、ということを、しきりに照れながら昴流さんが説明してくれる
いつもなら伯玖さんが立板に水の説明をしてくれるのだけど、先に現地入りしたとかで、現在の同行者は昴流さんと私だけだ
「問題は、その」
えっと、とうつむき加減の昴流さんがくちごもる
「怪異の出現する場所、なんだけど……」
なんだろう?そんなに言い難いところなんだろうか?
あ、もしかして女湯にしか出ないとか、そういう?
それだと、私だけが遭遇しても対処出来るのか、全然自信がないし、助けを呼ぶにも、どうしたらいいのか悩ましいような
あー、怪異が出たからタオル巻いてとかで間に合うのかなぁ、あんまり自信ないけど、これも調査の一環だし
が、がんばりますと小さな声で言うと、昴流さんは、きょとんとした表情になって顔を上げた
「え、っと」
「はい、女湯に出てくる怪異、なんですよね?出来るだけ頑張って連絡しますね!」
「あ、いや、その、そうじゃなくて……」
違うんだろうか?よっぽど言い難いところ?条件に思いを巡らせる。調査書に事前の報告書は、昴流さんに渡されたまま、まだ私も封筒の中を読んではいない
なんだろう?男女で泊まらないと出てくる事がないとか
「あ、もしかして、デートのフリしてないとダメ、とかですか?」
「……ごめんなさい、うまく説明ができなくて、その」
ぼくも利用した事がなくて、どういうものなのかよくわからないのだけど、と小さな声で付け加えられた怪異な出没条件に、ひぇっと小さな悲鳴がこぼれそうになるのを、頑張って噛み殺す
怪異の出現する場所は
『家族風呂』
だった
えー、と
家族風呂ってなんだろ?
家族風呂、聞いた事はあるようなないような
利用したことは、もちろんないのは私も同じだ
ただ、名前からして家族で入るお風呂、という事はなんとなくわかる
つまり、その、なんていうか
「あの、もしかしたら、もしかするんですけど」 
「うん」
「私と昴流さんと、一緒に入る、って事なんでしょうか?」
家族専用混浴風呂に?私と?昴流さんと?
返事の代わりに耳まで真っ赤になった昴流さんが、はくはくと、くちびるを動かして、答えに詰まっている
「ごめんなさい、ぼくとなんて、その」
こんなに真っ赤になってむしろこちらがごめんなさいと謝らないといけないような気がしてしまう
「あの、怪異ってその条件じゃないとでないんですよね?」
念を押したら、これ以上赤くなるのかと思うくらいの赤さが、襟足まで拡大した
「あの!無理だったら、もちろん断ってください、なんとかします」
あれ?なんで私がなんとかする事になってるんだろう
なんとかって、ダメなんだろうから依頼が来たわけで
ああだとしたら、どうしたら
焦る頭の片隅で、これが
「デートしよ?」
なんてお願いだったら二つ返事で引き受けるのになぁと、現実から目を逸らしながら、ちょっと都合の良いことを考えてしまう私をよそに、温泉地までの銀河鉄道は、どんどんも進み続けていた
おわり……?
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ななし@4854ad
おー
17:32
ななし@4854ad
こんなに書いてる!
18:07
ななし@4854ad
早い!
18:41
ななし@4854ad
昴流さんとうふふ
19:24
ななし@4854ad
!なんと
20:42
ななし@4854ad
じーっ
20:55
ななし@4854ad
可愛い
21:59
ななし@4854ad
可愛い
27:34
ななし@4854ad
昴流さん…
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東ディバの夢小説を書いてみよー
初公開日: 2025年06月02日
最終更新日: 2025年06月02日
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色々な恋愛小説お題ったー
https://shindanmaker.com/1211567
のネタに沿って夢小説を書いてみる字書きのリハビリ企画です
御用とお急ぎのない方は、お気軽にお越しください
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しがない字書きが10年ぶりにSSとか書いてみたくなったのでリハビリがてら、書いているよ御用とお急ぎの…
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堕天した天使とそれに付き添われている主人公のお話の三十一話目を書きます。
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