もう3月も中盤に差し掛かりつつあり動悸が止まりません。これが恋?
馬鹿言っててもなにも解決しないので粛々と各種原稿を進めていきます。夏コミ原稿にも着手しなくてはならぬ。
・Beyond the Darkness(給食頭蛮)
毎回毎回さまざまな方向性のアレンジで驚かせてくれるぱらどっとさんの新譜は、これまた今まで聞いたことがないような、そして1枚のCDに収まっていることが信じられないような豊富な東方アレンジ全8曲。しかも今回もすべて異なったアレンジとなっています。
それでは収録曲ごとに感想を。
・Beyond the Darkness(原曲:妖魔夜行)
記念すべきwin第1作である紅魔郷の1ボス、ルーミアのテーマのアレンジにして東方LostWord収録曲。この曲はルーミアのイメージがそうであるように可愛い系にもかっこいい系にもアレンジされている印象がありますが、本作は思いっきりカッコいい方向に振ったアレンジ。尺が比較的短いのとフェードアウトする感じで終わっていくので、まさに「闇の向こう側へと飛んでいく」感があります。
・Eye of Ender(原曲:狂気の瞳~invisible Full Moon~)
これまたネタ曲から正統派までさまざまなアレンジがある鈴仙のテーマ。これに限らず永夜抄の原曲には近未来的なアレンジが似合う気がします。本作はハードコアかつドラムンベースというスピード感のあるアレンジで永夜抄の夜空を高速で飛んでいくイメージによく合っています。
・Colared garden(原曲:ルーネイトエルフ)
清涼感のあるアレンジが特徴的な大ちゃんこと大妖精のテーマ。
わたくし人形使いは音楽ジャンルにはそんなに詳しくないので、本作のアレンジである「カラーベース」「アートコア」というアレンジ名は初めて知りました。落ち着いた曲調からスタートしていきなりの転調で驚かされる一曲。
・appletea(LW.Mix)(原曲:柳の下のデュラハン)
ぱらどっとさんイチオシの東方キャラであるばんきちゃんのテーマ。
言うまでもなくぱらどっとさんはたくさんの東方アレンジを手掛けているわけですが、「クビナシリコレクション」のものも含めると「ぱらどっとさんが作った『柳の下のデュラハン』のアレンジ」の数は相当なものになりそう。しかもアレンジの方向性が全部違うという。今まさにこの曲を聞きながらこの文章を書いていますが、一見(一聴?)清涼感のあるピアノのメロディーがメインと見せて実はその裏にある重低音が縁の下の力持ち的な効果を発揮してる気がします。
・レミリア・スカーレットVSフランドール・スカーレット(原曲:亡き王女のためのセプテット/U.N.オーエンは彼女なのか)
twitter(頑なにXとは呼ばない)ですごい勢いで追いかけっこをするスカーレット姉妹のPVととも投稿されていたスカーレットさんちの愉快な姉妹喧嘩といった感じの一曲。この1曲に多様な曲調の変化で表現された姉妹喧嘩のドタバタ感が明確なストーリー性が感じられて好き。3分に満たない尺の曲の中にこれだけの変化とストーリーを詰め込んで破綻させずに一つの曲として成立させられるもんなんだなあ……と感心してしまいます。
・OIIA CHEN HOUSE(原曲:遠野幻想物語)
なんかtwitter(頑なにXとは呼ばない)でやたら頻繁に投稿される橙がすごい勢いで回転する動画の印象が強いこの曲。
タイトルの「OIIA」ってなにかと思ったらまさに上記の動画の元ネタの猫ミームのひとつでの猫の鳴き声のことなんですね。なんか聞いてるうちにあの変な鳴き声が脳にこびりついて離れなくなってしまった……。
・R E T R O(原曲:綿月のスペルカード)
原曲はコミック版東方儚月抄付属のCDの収録曲というかなりマイナーな曲。
今回の新譜の収録曲はおおむね激しめのアレンジですが、本作は落ち着いた感じのアレンジ。東方儚月抄は幻想郷を飛び出して月にまで行く物語ですが、それにふさわしい浮遊感が感じられる一曲です。またこれは意図的なものでしょうが、曲中に音飛びのようなノイズが入っているのも、タイトル通りのレコードのようなレトロ感を感じられて好きですね。
・素敵なお部屋で暮らしましょ(原曲:素敵な墓場で暮らしましょ)
最後を飾るアレンジはローファイアレンジ。これはyoutubeの作業用BGMなどでよく聞くので馴染み深いアレンジです。
原曲ものんびりした感じの曲調ですが、それがローファイアレンジになることで深夜の作業のお供にぴったりな落ち着く感じのアレンジになっています。
今日はここまで。