おはようございます。これから日課の「毎日フリーライティング」を始めます。どうぞよろしくお願いいたします。
猫が一匹。今日はモニターの右側に鎮座されている。この戦いが起こること、やむを得まい。
起きるときに「今日はよく眠れた!」と思うと、だいたい5時である。5時→6時→6時→8時みたいな起床時間のサイクルを繰り返している。目覚まし時計は特につけていないので、身体の要請した時間に起きている。時々この早起きがストレスによる早起きのこともあり、まだ自分では分からないことがある。そのときはフリーライティングのあとに少し時間を取って仮眠することもある。
昨日は、わたしが書いている作品『リーリー』について、とある方から「応援しています」と言葉をいただいた。
まだ書き切れていない作品について、応援してもらえるのはとても嬉しいことだ。書いていて、孤独なのだ。わたしがこの世界観を作る。わたしがこの文章を作る。これが面白いかどうかは、わたし次第。そう思いながら書いていると、だんだん自信がなくなってくることもある。だけれど、「モテないレズビアンがアダルトコンテンツを1万個書いて社会を変える話を書いています」と人に言えば、その概要とわたしのこれまでの生活のありようを想像して下さって、先に応援して下さることもある。そうか、そういうこともあるのだよな、という喜びがあった。
『リーリー』は、書きたいことを書くのには結構な文量が必要になりそうだ。いまは定番の3章立てで書いているが、もしかしたらもう少し短いスパンの話にして、登場人物自体にフォーカスして作っていった方がいいのかもしれない。そうなってくると話の密度が変わってくるので、すでに飛ばしているところをもっと緻密に書く必要がある。どこにフォーカスをあてるか、どこで引くか、ここの調整も非常に難しい。
例えば、連載漫画なら、ここで「伏線っぽい何か」を描いておいて、連載の様子次第ではあとで拾わないという手もあるだろう。作者は嫌がるかもしれないが―― でも、「読者が解釈することも漫画のひとつだ」と考えている方もいらっしゃるだろうし、そういうやり方も、かなりアリだ。読者がついていると仮定する場合は。
いっぽう、わたしが小説を書いていると、自分だけで世界観を担わなければならないというプレッシャーが時に押し寄せてくることがある。本当はそんなことはない。今の創作現場は、よほどのことがない限り、作者一人で書き上げられたものというのはまずないと思う。どの創作論を読んでも、互いに打ち込む気概のある創作仲間を適度に作ることはよしとされているし、それなりの書き手になればすぐにインターネットをパトロールしている編集さんに見つかって、ちょこちょこ話ができるようになってくる(らしい)。(わたしのところにはそういう編集さんが現れたことはないですが、万が一ためらっている編集の方がいれば、ぜひお声かけ下さい)自分の名前を背負って出すにしても、他人がまったく関わらずに世に出る作品というのは、今の時代は少ないんじゃないかと思う。ま、ネット公開されているものを「世」と呼びきっていいのであれば、別だろうけれども――
話がずれてきたが、とにかく、わたしは『リーリー』を一人で書いているつもりでいたから、その概要をちょっと書いたのを拾っていただいて、「応援しています」と声をかけてくださったのがとても嬉しかったのだ。ね、必要だよね、レズビアンがセクシャルなことを当事者として楽しんでいる話。この分野は「百合小説」「GL」に混ざってしまうことが多いようだ。わたしはそこに入れたくない。「レズビアンが主人公の小説」として書きたい。ウオー。頑張るぞー。なお、進捗率は6.1%の模様! まずは書いて書いて書いて書いて、書きまくることだ。
つくづく、タイピングの速さに救われてきた人生だと思う。わたしは7.0/秒くらいでキーボードを打つことができ、そのおかげで今の仕事ができている。学生時代はAI技術や音声認識技術が未だ発達しておらず、音声認識文字起こしを勝手にやってくれるようなものはなかったから、文字起こしのアルバイトでもかなり稼ぐことができた。あれは丸一日時間がとれたら10,000円くらい稼げたから、当時のわたしにとっては結構な収入源だったと思う。
ただ、タイピングが速いだけで就職ができるわけもなく(そりゃそうだ)、大学を卒業したあとに就職したのはほとんどパソコン作業をしない仕事。今思えばそこに入ったことでコミュニケーションの基礎的な部分をかなり鍛え上げられたと思うから、若いうちにそこに入っておいてよかったと思う。たまにわたしが報告書を作る場面になると、同僚や上司に「なぜそんなにタイピングが速いのか」と訊かれることがあり、ちょっと鼻高々な気分になったものだった(この人は、今、自慢しています。)その後管理職になり、パワーポイントで資料作りをすることが増えたり、会議資料を作成することが増えたのだけれど、あそこで直接的に役立った!と感じることは少なかった。あったのかもしれないが、実感としては「自分の仕事が増えただけ」という感覚だ。同じく、事務職をしていたときも、特にタイピングの速さで得することはなかった。むしろ、他の人よりも文字が打ててしまうと、多くの仕事をこなすはめになり、損をする。しかも「事務さん」は昇進の道がか細く作られているので、オーバーワークの低賃金労働者まっしぐらだ。悲しい😢。
つい、絵文字も使ってしまった。変換予測で出てきて可愛かったので。
結果的に「一人でやる仕事」を選んだのは、誰かと作業効率や作業時間を比べる必要がなくなったからかもしれない。自分ひとりであれば自分のキーストロークに合わせた仕事時間の調整ができる。そもそも、キーストロークが速いということは、疲れやすいということでもある。職場では、自分が高級キーボードを会社に持ち込んだりしない限り、パンタグラフ式の指に負荷のかかりやすいキーボードが置かれているはずで、それで人の何倍もの速さで仕事をし続けるのは大変疲れることだ。わたしは今の仕事をはじめてまだ2ヶ月ちょっとしか経っていないが、それで分かる範囲でも、わたしはかなりの休憩時間を要することが分かった。そりゃそうだ。今わたしは30分くらいかけて3,000字弱の文章をずっと書き続けているわけで、そんなことをしていたら疲れるに決まっている。だから人よりも休む時間が必要なのだ。人のことを気にしいなわたしは、休むことに罪悪感を覚えてしまいがちだ。だから一人でやる仕事を選ぶことができて、本当によかったと思う。そのうえ、ひとりで書き出したものを「応援しています」と言って下さる方がいるのは、とてもとても嬉しいことだ。やっていこう。ひとりだけれど、ひとりではない仕事だ。
白湯を飲む。
小休憩。
今日はダラダラ書いていこう。
コーヒーを淹れてくる。
コーヒーを淹れながら、次の話題について考えていた。
わたしは越境する世界史の本が好きだ。その話をしていこうと思う。
とはいえ、わたしは世界史専攻者だったわけではない。あくまで出身が"そのあたり"の、大学で聞きかじって、大人になっても興味を持っている程度の人間の知識だと思ってほしい。
これほど防衛ラインを張りたくなるくらい、難しい話なのである。
コーヒーを淹れつつ、本棚にあったもので近そうなものを持ってきた。
・『砂糖の世界史』
・『トウガラシの世界史』
・『毒と薬の世界史』
・『植民地共和国フランス』
・『博覧会の政治学』
・『綿の帝国』
最近だと『綿の帝国』が特にオススメ、というかこれが直近で読んでいるものだ。ウォーラーステインとか持ってこないんかい!という先生・先輩方の声が聞こえるようだ。ウハハ・・・ じゃあ、ここからは先輩たちに飲み会で話す感じで書こう。
いや、面白いんすよ。『綿の帝国』、2022年に出たやつですけど、読んでます?
紀伊國屋書店から出版されてるやつですから、先輩たちもちょっと読みたくなっちゃったでしょ。出版社の好き好き、ありますもんね。わたしは筑摩書房がイチオシで好きです。
話はすごくシンプルですよ。要は、戦争がソフトカルチャーの伝播の方法も変えたよ、って話だと思うんですけど。こう、自信がないのは、まだ読み切ってないからっす。こういう本は最後に著者のびっくりする主張が出てくることとかがままあるでしょ。まだ歴史事実の確認の段階なんで、「ほー、そうかあ」と思って読んでるんですけど、あとで評価がひっくり返らない本であることを願ってますよ、わたしは。そんなこと、ないと思いますけどね。
これがすごいのは! 先輩、ここ見てください。「はじめに」の部分。ね、ここに書いてあるってことは、相当言いたいことなんだなって分かるでしょう。
綿はこれまで女性労働者の仕事とされてきた。それを明るみに出す。そういうことが書いてありますよね。
これ読んで、率直に嬉しかったんです! 「フェミニズムの分野」、日本でいうと「女性棚」にしか書かれてなかったような内容が、今の時代はフツーに学生が・学者が・この世に生きる人が手に取れるところにあるんだなあって。いや、最後は言いすぎました。本の手に入れやすさは格差がありますからね。それを無視してはいけない。『ハンチバック』とかを引き合いに出さなくても分かること。
あとはもう、戦争と支配の話ですよ。みんなが今当たり前に身につけている綿製品は、いろんな人間の戦争と労働の歴史が織り込まれたものであるということ。それにより大きな社会的格差ができており、今も是正されていないこと。そういうことが書いてあります。
わたしも今コーヒー飲みながらこれ書いてますけど、コーヒーも奴隷制がなければまず手に入ることのなかったものでしょう。たまにネットで話題に上がる、「高級アパレルブランドの服はそこで働いている人には買えない」と同じような話題だって、みんな気づくと思うんす。楽しいよね、こういう勉強って。
じゃあ、先輩の最近読んだ本教えてください。ええ? また資本論の話っすか?・・・・・・・
ちょっと恥ずかしくなった。
うん、ダラダラ書いて、楽しかった。本の話はやっぱり楽しいね。
月末なんで、やることがめちゃくちゃいっぱいあるんですけど、今日ものんびりしながらやっていきたいと思います。日が昇る前に小説にも少し取り掛かれたらいいな。
それじゃあ、仕事に行ってきます。
お疲れ様でした。
今日もよい一日をお過ごしください。