苗字 桜山
名前 伊鶴
一人称 僕
ペットの蛇 ロクロ
Privatter+で投稿予定なので(するなら)、名前変換しやすい一人称にしてます
※おにいさんと被ってると見分けがしづらい
暗い話なので、そんなんリアルタイムでみたいか?という謎はありますが、やってみたかったのでやってみますね
まずはリアルのメモ帳に書き出してある台詞なんかを打ち込んでいきます。全部使うとは限らない&順不同
※さいっしょから喧嘩腰のゲーム主人公しかいねぇ!!!
追加設定:病弱主人公
枕元の携帯電話から通知音が鳴った。
怠くて動かしにくい腕を布団から出して確認する。
小野道逸
今日行きます
(台詞考えてねぇ。この辺はマジで後で考えときます)
そういえばそうだった。数日前にした約束を思い出す。あらためて連絡する律儀さがおにいさんになかったら、すっかり忘れたままだっただろう。
ごめん。風邪ひいたから、今日は無理になった
ぽちぽちと断りの返信を打ち込んで、それからまた画面も顔も伏せた。
うつすと悪いから、という本音混じりの建前を足そうとして……やめた。
ふっと意識が浮かび上がったのは、遠くでチャイムが鳴った気がしたからだった。ぼんやりとしていると、また鳴る。今度ははっきりと聞こえた。……明らかにここのだ。
這い出るみたいにして布団から立ち上がり、のたりのたりとインターホンの前まで行く。
「あぁ……マジか」
掠れた声で独り言がこぼれ落ちた。
おにいさんだ。
僕は頭を抱えて、壁にもたれかかった。そうしている内にもまたチャイムが鳴る。
……諦めないだろうな。前とあまり変わらないしつこさに、溜息の代わりに咳が出た。
「はい」
「あ、良かった。生きてた……」
「めっちゃ失礼な挨拶じゃない?」
「すみません。でも貴方って一人暮らしじゃないですか、心配にもなりますよ」
「……それで、結局来たんだね。でも、見ての通り――いや、聞いての通り゙」
咳が出そうになったのを堪えて、だけど堪えきれずに顔を背けて咳き込む。
「……大丈夫だからさ」
「全然大丈夫じゃないですよね」
画面越しに呆れた目線が突き刺さる。
「だとしても、うつると良くないし」
「いいから早く開けてください」
「来るなって言ったよね」
「行きますって言いました」
「話聞きなよ」
「中で聞きます」
だめだ、平行線だ。
同じことをおにいさんも考えたのか、ふっとやり取りが途絶える。それから、ガチャ……と開かないドアノブが回された音が聞こえた。
「いいんですか、開けますよ」
「オーケー、分かった。その筋肉/リーサルウェポン仕舞って」※この台詞好きだけどたぶん削りますねぇ
できるできないじゃなくて、やりかねないという微妙なラインの脅しに屈した。
追い返すにしたって、もうそこまで来ているわけだし。病人のところに長居はしないはずだ。……たぶん。
そう思いながら開けたドアの先で、おにいさんはこちらを脅してきた割に落ち着かない様子で立っていた。
「顔色、悪いですね」
僕の姿を目にした途端に、その表情を変える。もっと深刻そうな顔に。
……ああ、嫌いだ。だから嫌だったんだ。人のそんな顔、見たくない。そんな顔にさせる僕が嫌いになる。
「風邪、ひいてるからね。……でも、動けないほどじゃないってのは分かったでしょ」
ヂリヂリと痛む喉から声を絞り出したせいで、思わず顔が歪んだ。
「だとしても、何もできないでしょう。すごい辛いんじゃないですか? 無理しないほうが」
「うるさいな……」
僕の言葉で、おにいさんが硬直したのが分かった。
僕はひたりと、おにいさんのことを見据える。
「こんなの無理の内に入らないんだ。休んでれば治るんだから。……人と話すほうが、疲れる……」
「それは……すみません、とりあえず奥に」
「いいって言ってるのに……!」
伸ばされた手を払い除けて、その拍子にフラつく。
【途中の描写は後で書きます】
「……やっぱり、大丈夫じゃないですよね」
咳き込んでいる僕の背中をさすりながら、おにいさんはそう言う。
「すみません。でも、放っておけません」
「あ゙やまるくらいなら、やめときな゙よ……」
おにいさんは何かを言おうとして、でも何も言わなかった。
僕の背中をさすっていた手が止まり、そっと腕に回る。上から覆いかぶさるみたいに、でも苦しくないくらいに、その身体で包まれる。……あったかいな。拒絶していたはずなのに、そう思ってしまった。
「それじゃあ、これで最後にします。謝るの」
すぐ近くから、そう囁かれて。ふっと温もりが離れる。かと思えばまた身体に腕が回されて、今度は下から掬い上げるみたいにして抱えられてしまった。
「……やめませんから」
僕は軽々と運ばれてしまいながら、「何がこうも彼にそうさせるんだろうか」なんて考えた。
ぼんやりとして、一向に動かない頭じゃ、答えなんてでそうになかった。
手際よく甲斐甲斐しいおにいさんの手によって、僕は布団の中に寝かしつけられていた。もとより、彼が来なければそうだったわけだけど。そのことは彼自身も分かっていることだろうから、僕はもう何も言わなかった。
……それに、悲痛そうな顔されるより、今のほうがずっと良かった。なぜかは分からないけれど、彼の中で何かが変わったのは確かなんだろう。
【ここは後で描写追加】
「あのさ、逸」
「なんですか?」
だからかな。僕は自然と口を開いて、喋り出していた。
「昔からこうなんだ。不調じゃない時がない、とまでは言わないけどさ。学校を休んだら、その穴埋めをするには友達を頼るしかなかった」
相手は気にしないでいいよと快く言ってくれた。だとしても、それが何度も、何度も重ねればどうなる?
相手の言葉を、態度を信じるしかない。だけど、信じられなくなっていく。それは相手のせいじゃなくて、自分が悪いから。自分で自分を責めずにはいられないんだ。
「こっちは何も返せないんだよ」
彼が何かを言う前に、僕は言葉を重ねる。
「分かる? 友達に頼るしかない僕の気持ちが」
だから、いい機会だったんだ。大学進学を機に高校の頃の友達と離れたのは。
友達なんていらない。迷惑をかけてしまうだけの関係なんて。――いらないのは、僕だ。
「体が丈夫じゃないから、そのせいで親を泣かせる不甲斐なさ。それがずっとあったのに、今じゃ、その親だって――」
言葉の途中で咳き込んで、それ以上が出なくなる。
呼吸が乱れて苦しくて、それでも言葉にしないともっと苦しくなりそうで、吐き捨てるみたいに喋る。
「……惨めになるんだよ」
それを言ったことすらも、この惨めさを助長させるんだ。
頼るべき先がないのにこんな選択をしてしまう。そんな僕は情けなくって、脆く弱く、孤独だから。だから、あんなの/蛙之蜜に目を付けられる。
くそっ。
あたまが回らない、言葉を選べない。体がだるい。いうことをきかない、制御できない感情をそのまま相手にぶつけてしまった。
おにいさんは、僕の手を握って
「……話してくれて、ありがとうございます」
「返すとか、返せないとか。そんなこと言ったら、それこそ俺は貴方にいっぱい返さなきゃいけないんです」
「迷惑かけられたほうが嬉しい……って言ったら変ですよね」
「うん、変だよ……」
「でも、そうなんだから仕方ないじゃないですか」
「そうかなぁ……?」
「そうなんです。だから、俺にかける迷惑だとか、そういうの気にしないでください」
こっちのこと気遣ってとかじゃなく、本心からそう言っているんだろうな。
それが分かっても、僕は彼から目を逸らして、天井を見上げた。
「だとしても、僕が僕を嫌になるんだ。おにいさんがどう思ったかなんて関係ない……」
どこまでも自分の感情/コトで手一杯で、そんな自分の思考にも嫌気が差す。
ごめん。口に出しかけた言葉を呑んで、握り返せない手を振り解こうとする。
「分かったら帰ってよ。優しくできないからさ」
「え? 帰りませんよ」
「は、あ゙……?」
手を引き抜こうとしても外れない。
逃がさない/逃げるな というようにこちらの手を掴んだ手は離れてくれない。
「貴方は優しい人ですけど、俺はその優しさを目当てにして貴方と関わっているワケじゃないんで」
「だからって酷いことされても離れないのはよくないと思う」
「酷いことってなんですか?」
「……うるさいって言っちゃったし」
「なんだ、そんなことかぁ」
「そんなこと、って……」
唇を引き結んで彼のことを見れば、「俺が自分のことをないがしろにしてるって思いました? 違いますからね」と、聞き分けのない子供を窘めるみたいに言われる。
「今だって、貴方が怒るのは当然だ。だって、貴方はこうなってしまうと思ったから、俺と距離を取ろうとしたのに。〝来るな〟って言われたのに来た俺が悪いんです」
「なら、かえりなよ「帰りません」食い気味……」
訳が分からない。また咳がこみ上げてきて、数度繰り返す。
呼吸を整えていれば、滲んできた涙を指先で拭われた。
「今は気にならないだろうけど、今後も似たようなことは起きる。こっちが頼るばっかりになって、対等/フェアじゃなくなっていくんだ」
恩がどうとかだって擦り切れるくらいに。それこそ彼がこちらに返し終わったら、それ以上を要求してしまうことになる。そんなこと、僕が嫌なんだ。
「それが許されるのって、家族くらいだよ」
僕にはもうそんな存在はいないんだから。
そんな考えを引っ繰り返すみたいに、
「じゃあ、その家族であるロクロくんのことを考えたらどうですか。貴方が世話できなかったらそれまでなんですよ」
僕という存在/家族に頼りきりになるしかない存在を引き合いに出される。
「どう思われようとも、どう考えたって、俺に迷惑をかける理由としては十分でしょう」
……僕は言い返そうとして。何も思い浮かばなくて。負け惜しみがこぼれ落ちた。
「これだから、生き物なんて飼いたくなかったんだ」
生きなきゃいけない理由になるから。それでも、これも家族が遺してくれたもので、一緒に残されたものだから。どうしても手放せないんだ。
「でも、ロクロくんと接している時の貴方は、すごく幸せそうだ」
そう言うおにいさんのことを横目で見て、また天を仰いだ。
「はぁ。おにいさんってほんと……熱が上がりそうだよ」
「えっ!?」
慌てた様子のおにいさんに、少しだけ溜飲が下がる。
「……もっと酷くなったらさ、おにいさんのせいにするからね」
「いいですよ。俺のせいですから」
きゅっと目を細めて笑って、
「俺の恩人だってこと、もっと笠に着てください」
「はは……何それ……」
あの時の彼と同じ言葉だと言ってから気がつく。
ああ、あの時の逸も、今の僕と同じ気持ちだったのかな。なんて……そんなことを思いながら、握り返した手のぬくもりに誘われて、目を閉じた。
「筋トレより、日光浴びましょう、日光。まずは散歩からじゃないですか? 貴方に必要なのは筋力じゃなくて体力です」
「ロクロくんもそうだそうだって言ってます」
「そんなわけ」
カット
Latest / 308:59
カットモードOFF
135:10
ななし@8165c3
こんばんは!お疲れ様です。
137:28
MN*B
こんばんは~。こんなド深夜にいらっしゃいませ~!!
160:09
ななし@8165c3
😭
174:30
ななし@8165c3
😂👍
175:56
ななし@8165c3
どっちも良いですね......
176:17
ななし@8165c3
ナイスです!
183:19
ななし@8165c3
了解です。お気遣いありがとうございます!
216:31
ななし@8165c3
了解です!ごゆっくり!
258:59
ななし@8165c3
すみません、眠いのでそろそろ落ちます。すごく楽しかったです!ありがとうございました!
259:19
MN*B
こちらこそありがとうございました~!おやすみなさい!!
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向き
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看病しようと押し掛けるおにいさんvs拒否するゲーム主人公【宗おに二次創作】
初公開日: 2026年07月11日
最終更新日: 2026年07月12日
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コメント
タイトルは仮というか、分かりやすいメモみたいなもんです。
書き上がるかは不定。
フリーゲーム『恐怖!マッチョ宗教勧誘おにいさん』の二次創作です。
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MN*B
ゆう喜現パロネタメモ
壁打ちしてたら割とまとまってきたゆうぎり喜一の現パロいちゃいちゃ世界線のメモ
篠畑