⚠︎🌈🕒 rf mc以外の年齢操作⚠
【Happy Halloween!】
10月31日、火曜日。世の中では多くの人が仮装し、子供は大人にお菓子をねだる、そんな日。国内某所の楽屋ではそんな世間とは真逆なことが行われていた____
「もちさーん!ほら、トリック・オア・トリートは?」
「いや、言わないけど??」
「やらかい本音は??」
「甲斐田くん?」
「ヒェ」
「ほらほらもちさぁん?」
「まじで2人してどうしたの??何、企画???」
ろふまおの収録前、加賀美が居ない楽屋でじゃれ合う3人。お菓子をあげたい、もとい貰って欲しい大人。そしてそれを拒む子供。そんな中、驚く情報が舞い込む。
ー加賀美ハヤトの身にバグがかかってしまいましたー
「え?あの雷ゴリラに??」
「そんなこと言っちゃダメっすよもちさん」
「え、D、そのバグって」
「……えと、おはようございます、?」
情報とともに部屋に落ちるひとつの小さな影。不安げに揺れる琥珀色の瞳には困惑と気まずさが見え隠れし、こちらの返答を待っている。どういう訳かとある楽屋辺り一帯にバグが発生しているらしく、ちょうど通り掛かった彼もバグの餌食になってしまったらしい。恐るべしバグ。
「えと、社長…?」
「はい……?社長、?」
「あ これ記憶ごと持ってかれてるやつぅ?!」
「うるさいぞ甲斐田ぁ」
そして記憶無しときた。今日はハロウィンだからライバーの見た目だけでも子供にしようとしたらしいが、記憶まで持ってくとは思わなかったろうに。なんならバグになっちゃってるし。
お互いの自己紹介を済ませ状況を把握したところで、隣から“ボフッ”と音が。
「あぇアニキぃ?!」
「甲斐田うるさぁ」
「あれ、不破くん記憶あるんだ」
「んぇ〜、なんで俺もなん?」
「不破、さん?」
「お!ちっさくなったから社長と同じ身長やな!」
「ちょっ、D〜?!」
「これどういうことだ…?」
まさかの不破くんにもバグが。見た目は小さくなっているものの記憶はあるからまた別のバグなんだろうか。そんなことを考える僕を後目に、社長と不破くんは部屋を隅から隅まで歩いたかと思えば何かで遊び始めた。
…………遊び始めた??
「剣だ…!!」
「ちょ、僕の竹刀」
「おぉ〜社長かっけぇ!」
「お、重い……わっ、」
「イデッ」
「社長ストップ!!」
「剣持さ、…………?!」
竹刀から手を離した社長の視線を辿ると、うずくまった子供が1人。辺りを見回すも背の高い彼の姿が見えず、まさかとは思うが確認をする。
「……甲斐田くん…?」
「縺医?√↑繧薙※險?縺」縺ヲ繧九??」
「あぇ甲斐田ぁ?なんて言うとるん??」
「……?甲斐田さん、?」
「縺医?∝セ?▲縺ヲ縺ゥ縺?@繧」
「嘘だろおい……」
不破くんが小さくなった時に薄々感じてはいたけど、やっぱり彼も小さくなってしまったか。ただ、不破くんと明確に違う点は言語バグだ。彼は桜魔皇国出身の異世界人ということもあって翻訳が機能していないらしい。彼の顔が青ざめていく様子を見、言語の壁の高さを思い知る。英語なら良かったのに。
「紙に書いた文字なら読めるかな…」
「甲斐田さん、なんて言ってるんですか…?」
「異世界って大変そうやなぁ、翻訳さまさまやね」
声が通じないなら文字で。そう思い鞄から紙とペンを取り出す。これでどうにかなってくれればいいけど……そんなに都合よくはいかないか。
ー甲斐田くん、これ読めます?ー
ー縺ェ繧薙※譖ク縺?※縺ゅj縺セ縺呻シー
「ダメだ!どうしよう」
「やばいなぁ、今日の収録どうするんやろ」
「収録、?」
「あー、どっちにしろバグの回復待ちか……」
「まぁ、バグ治るまでは俺ら子供なんでね、今日は。」
「僕も子供なんだけど」
「そっか、今日ってハロウィンでしたね」
「縺ゥ縺?☆繧九s縺ァ縺吶°?滂シ」
「ということは……トリック・オア・トリート?」
「せやな!もちさん!!」
「なんで僕」
さっきまで僕にお菓子押し付けてなかったか??子供になった瞬間手のひら返しやがって。子供であることを武器にするんじゃないまったく。甲斐田くんなんてまだ状況飲み込めてなくてウロウロしてるぞ。
「あー、あ、あー…?」
「甲斐田くん言語…」
「あぇ、戻ってます…?」
「おぉ!甲斐田が日本語喋っとる!!」
「不破さん??」
わかるよ不破くん、ちゃんと日本語が聴けることへのありがたみがいま湧いてきてるよ。異世界への興味と別世界から来た甲斐田くんへのリスペクトが生まれ……いや、あんま変わんないかも。
「え、何話してたんですか??」
「私たちの見た目が子供だから…剣持さんにお菓子をもらおうって……」
「え!くれるんですかもちさん!」
「いやあげねぇよ」
「くれないんですか…剣持さん……」
「……飴くらいなら持ってるけど、」
「よっしゃ!」
「てか僕らが持ってきてるのも食べません?」
「せやなぁ!………で、いつ治るん?」
「いや知らないけど」
10月31日、火曜日。まだ明るい光が差し込む中お菓子を喰らう小さな獣たち。数時間後には姿が元に戻ったことで、今度は甘やかす側に回る未来を、彼らはまだ知らない。
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