しまった、と内心呟きながらちらちらと視線を送る。丈の短いショートパンツから出た素足が目に毒なほど眩しい。それが恋人ともなれば眩しさに目を焼かれてしまいそうだ。
「基弦さん、どうかしましたか?」
不思議そうに首を傾げる希佐から慌てて目を背ける。やましいことを考えているせいで後ろめたい。
「基弦さん?」
じりじりとにじり寄ってくる希佐の胸元にも目が行ってしまう。なんでそんなに襟ぐりの空いたパジャマなんだよ。膨らみが見えそうで見えないのに思わず唾を飲み込んだ。
「どこを見てるんですか」
じっと見つめてくる金の眼と俺の眼が見つめ合う。責めるようなことを言いながら希佐の口は嬉しそうに笑っている。
「教えて下さい」
あどけない顔をしながら俺の手に手を重ねてくるなんてどこで覚えたんだ。このままじゃ俺が持たないってわかってるのに目をそらせない。
「基弦さんのえっち。……わっ!?」
ふふ、と愉しそうに笑う希佐を引き寄せて抱きしめる。やられっぱなしだと思うなよ?