「いつまで先輩って呼ぶつもりなんだ?」
 少し拗ねた声で御法川先輩はそう言った。私の左手を取って薬指の指輪をゆっくりと撫でてじっと見つめてくる。
「もうすぐお前も御法川になるのに」
 ねだるような声色になって名前を呼ぶよう促してくる先輩からは逃げられそうにない。指輪を撫でていた指が手の甲をくすぐり始め、それから指先を取って持ち上げた。
「希佐、俺の名前呼んでくれよ」
 緑色の目に覗き込まれると落ち着くはずなのに今は心臓が早鐘を打って止まらない。そんな目で見ないで。嫌なんて言えなくなる。
「きいと、さん」
「ん、いい子だな」
 とろりと目を甘くして微笑んだ基絃さんがご褒美だと指先に口付けてきた。名前を呼ぶだけのことがこんなにも照れくさくて胸が高鳴るなんて知らなかった。
「もっと呼んで。お前の声で俺の名前聴きたい」
 幸せだと全身から感じる姿でそう言われて断れる人なんているわけない。私はこくりと頷いて大好きな人の名前を口に乗せた。
「基絃さん、基絃さん」
 たった数文字がこんなに甘いなんて。名前を呼ぶだけでハチミツ飴をなめているみたい。
「希佐に呼ばれるだけで特別な気がするよ」
「特別です。私の特別な人なんですから」
 基絃さん、と私の思いを詰め込んだ声でさえずる。目を瞬かせて、それから基絃さんは花が綻ぶようにとても幸せそうに笑った。
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まじまじJJ垢
こんばんは!
10:16
窓香ゆん
こんばんは~
14:10
まじまじJJ垢
いきなり甘い……っっ もだえしぬ しんでしまいます
18:52
まじまじJJ垢
くああ まぶしい 私も自分のやつ書きます 頑張ってください 糖分補給したから頑張れる ありがとうございました
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