オリンピックでいのりさんが狼嵜選手に競り勝ったとき、貴方が、貴方にとっての光を失ったのが分かった。
 夜鷹純の指導のもとで同じ道を辿る人間は、これで世界にひとりもいなくなった。
 表彰式で狼嵜選手と笑い合ういのりさんの姿に、俺は泣いた。涙が溢れて止まらなかった。フィギュアスケートを巡って関わったありとあらゆる人びとが、彼らと共にしてきた時間が、この一瞬の光景に凝縮されているように感じられた。14歳から今までこの競技にかけてきたすべてのことに意味があった。そう思って、同時に、貴方の孤独を想った。
 すべてが決着したその日に、だから俺は言った。
「俺は二十歳のころに戻ることはできません」
 俺は35歳になっていた。貴方は41歳。互いの生徒を通じて出会ってから、9年の月日が経っていた。
 目元がぴくりと引きつる。ふしぎなほど老いの色の見えない人だった。まるで運命に呪われているみたいに若々しいままだった。
「8年前に言った通り、俺がアイスショーのキャストになることも、アイスダンスの選手になることもありません。そうしたい、やり直したいと、後悔したことはありません。今日までずっと、俺はいのりさんのコーチを務められたことを、心の底から誇りに思ってきたから」
「君は僕よりも優れたコーチだ。今日、君はそのことを証明した」
 歯切れのいい言葉でありながら、長い長い旅路を行った果てに、目的地を見失ったような、疲れの色濃い声音だった。
 触れていいのならば、両肩を支えたい衝動に駆られた。そうするための資格がほしかった。
 体の底から湧き上がって止まらない震えに、名港杯のはじめて啖呵を切ったあの日を思い出した。俺は言葉を振り絞った。
「……今日に至るまでの、このフィギュアスケートにまつわる喜びと苦しみのすべてを、この人生を、俺にくれたのは貴方だ」
 何も見えていないような目が、かすかにこちらを映したような気がした。
「俺は貴方に何ができるんだろう、何を返せるんだろうって、考えていました」
「……それで?」
「俺の未来をあげることならできます。……俺の残りの人生ならあげられます。二十歳だった頃の貴方にあげられるスケートはもう存在していないから、貴方が本当に欲しかったものではないとは分かっていますけれど、貴方が俺について何か必要としてくれるものがあるなら、俺はそれを差し上げたい」
 最後の方は自分でも消え入りそうになっているのが分かった。それでも面を上げて、貴方の目を見ていた。口約束にしないと、信用されるようにと、力を込めて見つめていた。
「受け取ってくれますか」
 今でもそのことが信じられなくなるのだけど、貴方はそのとき確かにそれを受け取ったのだった。
 それから今まで、俺は夜鷹純の隣にいる。
 互いの生徒のコーチが一段落すると、俺たちは同居の準備をはじめた。
 貴方は当時から連絡機器の類を持たないことをずっと徹底していたから、転居を終えるまでは、互いの予定をやりくりして鴗鳥先生の家で会っていた。俺と貴方の関係はすでに鴗鳥先生から切り離されたものになりつつあったし、この計画がうっかり理凰さんの耳に入ろうものなら彼の感情を刺激してしまうのが明らかだったから、はじめは断っていたのだけど、
「理凰には黙っておきます。それに純くんが彼の家族以外の誰かと住むなんて、私が知る限り初めてのことですから、どうかお手伝いさせてください」
 とあのお辞儀を見せられてしまえば最後、俺が強く出られるわけもなかった。鴗鳥先生が貴方に複雑な感情を抱いてきたことを俺はもう知っていたから。
 そこで鴗鳥先生が淹れた蜂蜜入りのミルクティーを飲みながら、お誕生日席で腕を組んで「ほら言ったでしょ」と言ってのけた貴方の姿に胃痛が悪化したのは言うまでもない。いくら気心が知れているとはいえ4歳年下が取っていい態度ではないんじゃないか。それなのに鴗鳥先生ときたら「純くん、家具の梱包は大丈夫?」と相変わらず物腰柔らかに世話を焼いたりしていて、最後まで俺はこの人たちの妙な距離感についていけなかったなあと思った。
「現役を引退したときから住んでいる部屋を引き払うから手伝いに来て」
 写真を撮ったわけでもないのに、忘れることができずに、俺の記憶にずっとこびりついている貴方の部屋。
 大量の紙袋と箱。グランドピアノ。観葉植物。ヘッドホン。賞状。
 火を見ていた。
 荘重な造りのライターと、持ち主のまとう雰囲気はよく似ていた。その火気には何者をも喰らいつくそうとする威圧感がある。だから貴方の名前は燃える。賛辞もまた燃える。床の白さに吸いこまれていく賞状の燃殻は、叩き割られたトロフィーの破片とあいまって、黒と金の雲母を散りばめるように場を綾なした。
 僕には君がいてくれればいいんだ。灰の闇にまもられたちいさな足場から、声は茫漠と響いた。だからこんなものはもう不要だと見せたかった。気が触れた者のたたずまいには見えなかった。その静謐さに、かえって俺は慄いた。おそろしいと感じた。背筋に悪寒が走り、どうしようもなく、こみ上げてくるものがあった。こんなことは望んでいないと言うことはできなかった。
 貴方に惹きこまれ、いとおしさをおぼえたじぶんに、素直であることしかできなかった。俺は。振り絞った声はかすれていた。俺は、あなたのことが好きです。
 貴方は腕の中で笑っていた。
 あのクソジジイとなにかありましたよね。理凰さんにそう声をかけられたのは、
 ものすごい機嫌悪いんですよ。
 アイツ、親父と光と明浦路先生の言うことくらいしかまともに聞かないし。あなたといっしょの大会出たあと。
夜鷹ほど鮮烈な経歴ではないにしても、ノービス時代の挫折をバネに世界大会で台乗りを繰り返し二十歳になって以降も(ここが重要)現役を続けている理凰さんが、クソジジイに「お前が親父や光に寄生してでも未練がましく思ってた場所、大したことないね」って笑って煽るところ見たすぎて気が狂う
「いい年こいて俺が今いる場所が羨ましくて忘れられなくて、選手としては無理だからコーチとしてどうにかここにいたくて、光を連れて厚かましく人の家の敷居跨いだんだ 気持ち悪……」くらいの精神攻撃をかます資格、理凰さんにはあると思うぞ
 幸福な顔ができないんですよ。親父にも光にもあれだけのことをして、俺の居場所なんてなんにも知らないみたい。
 好き勝手してまわりに許してもらってるのに、じぶんは不幸だって顔してた。笑顔ひとつ見せなかった。ずっと。俺はアイツのああいうところが嫌いです。コーチだって満足にすることができない。じぶんでじぶんが幸福でいようとできない。
 明浦路先生がアイツに振り回されているのを俺は見てられないです。親父みたいな人を見るの、俺はもういやだ。俺と会ったとき、もっと楽しそうだったじゃないですか。優しい側がなんでこんな損ばっかしなきゃいけないの。だから、俺は先生に、しあわせになってほしいんです。
 理凰さん、ありがとう。
 だから、
 それとね。俺といるとき、彼は笑うよ。
 は。
 でも、明浦路先生は。
 放っておいてほしかった。理凰さんにはほかの人間がいるだろう。けれど俺にこの物語を与えたのは夜鷹純しかいない。彼を真っ向から負かしたのは俺しかいない。
 だからどれだけおかしかろうと、同じものを見るのだ。同じことをするのだ。彼があの世界にいるあいだに、同じ場所に行けなかったぶん、これからはずっと。
 俺が氷の上に立つことを、家族に望まれないのがなによりも辛かった。加護さんの家にお世話になって、芽衣子さんが亡くなって、よその家に負担をかけた。
 それが今、なにも思わなくなっていた。
 申しわけないとは思う。俺のせいで苦労はさせたと思う。
 けれども俺は望まれていた。いのりさんに。貴方に。
 あつい。重い。
 朦朧としながら目を開けると、僕の左肩に君の頭が載っている。君は体温が高い。起きぬけには眩しすぎる髪色をしている。目を瞬かせているうちに、そういえばセックスの後の君はいつも僕より先に目を覚ましていたのか、と悟る。
 面を上げて車窓を眺める。ソチを出立したときから吹雪は変わることのない、夜を永遠に吹き抜けんばかりの勢いだ。どれほどの時が巡ろうとも、永遠にここにありつづけると確信させる景色が、異様な速さで走馬灯のように流れていく。
 氷上に裏があるとすればきっとこんな風だろう、と思って、つい先程まで見ていた夢がまぶたの裏に甦った。もう二度とここに上がるまいと決心して氷から降りた、二十歳のときの夢だった。この二十年間、一時たりとも意識に上らなかったことのない、見なかったことのない夢だった。
 立ち上がり叫び出したい衝動に圧倒される。息が苦しい。逸り出し、過呼吸になりかかりつつある呼吸を、意識してコントロールする。こめかみの痛みが強くなる。
 だが、君を起こしたくない。絶対に起こしたくない。
 僕も君も、朝、二度と目を覚まさなければいい。
 目覚めたときに狂ったように叫ぶ朝を、僕がひとりで何度繰り返してきたか、君は知らない。その孤独な過程にどれだけの時間をかけて慣れてきたか知らない。ようやく瘡蓋になった時間を爪で剥がされる痛みを知らない。
 起こしてしまえば君が何をするか、僕は知っていた。君は僕を抱きしめる。そうしてしばらくは口をつぐんで、自分の優しさを証明するために一言二言口にする。どれだけ僕のことを愛しているのか、心配していて大切に思っているのか、見せつけるように言葉を吐く。君は自分の人生を愛したいがために、僕を愛していると信じることに執心しているから、いつも怯えている。一度僕が抱擁を振り払ったときなど、憎悪さえ目に過ぎっていた。そういうときの君を、僕はひどく好きだと思う。
 眠っている間の僕は呼吸が浅く、息をしているように見えないという。だから君は僕の寝息に耳を澄ませるのだという。一度、君の涙で目が覚めたことがある。熱いものが頬に垂れた。すみません、不安になってしまって、と笑ってごまかそうとしていた。貴方が俺の見ていないうちに死んでいたらどうしようって。子どもの頃の俺が貴方のスケートに出会ったとき、貴方はもうリンクの上にいないって知ったときのことを思い出して、悲しくなるんですよ。
 思い出しているうちに、胸が冷えこんでいく。気分が悪い。もたれかかってくる君の頭が鬱陶しい。見たものを忠実にコピーして再現できる頭。希少で優れた才能の詰まった、僕のスケートを細やかに分析する頭。
 叩きつけたくなる。壊してしまいたくなる。
 明浦路司は僕への罰だ。
 君といる限り、僕はフィギュアスケートを放棄したことを忘れないでいられる。
 煙草は僕が手に取らなくてはならないから億劫だった。けれども君は自分から進んで僕の手のなかにやってくる。それが楽だった。二十歳の頃からずっとそうであるように、僕は楽な方に流れていて、君の余生を受け取った。結果的に吸う本数は増えた。
 僕達以外に、車内には誰もいない。駅名を確かめる。目的地にはまだまだ遠い。このままふたりでいても、君はなにも知らないだろう。それでいい。僕を生かしたいのだと言い、僕を笑わせようとして笑い、僕が乱暴な行いをすると止める。
 君は気づかなくとも、慎一郎くんは目ざとい。きっとなにかを告げ口したのだろう。あの後は本当に骨が折れた。涸れた欲を無理やりあるかのように装って振る舞わなければならなかった。君の手が僕の火傷を抓ったから何とかなったようなものだ。
 どうして君のあこがれに付き合わされなければならないのだろう。
 君が僕を見てスケートをはじめたことを後悔すればいいと思う。
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05:02
しをに
傍から見ればノービスAに出場できる実力があった狼嵜光さんを、自分と同じ道を辿らせたいからノービスBに出させた夜鷹純の執着に司はどう感じるのだろう……
08:17
しをに
「同じ世界に行きたかった」と自分ばかり思っていると考えてるだろう司が、「だれかに同じ世界にきてほしかった」とゆ~夜鷹の気持ちに触れたときのことをさあ……
26:10
しをに
コーチとしてメディアに露出して光さんのオリンピックに堂々と同行することになった夜鷹純がいるかどうかめちゃめちゃ悩んでしまう、書きたくない部分だ……
38:29
しをに
夜鷹純は司や光さん(たぶん)の「見て覚える力」に依存しなくても、自分と同じ技術を持った人材を作れるようになった方が彼の心の安定のためにいいのかなあとおもうので、やっぱスポーツ科学系の研究者やって論文書いて一般向けにメソッド共有するのが向いてる気がしてきた
47:28
しをに
本誌で夜鷹の台詞、「運命が交錯するオリンピックで~」が「運・不運が~」に修正されてたの、「運による結果に左右される生など生きるに値しない」って夜鷹も言ってくれそうでいいな……とフランクルの夜と霧を読み返してておもいました。
60:31
しをに
司はたぶんスケートをすることを実家では望まれなくて、加護家には望まれて、彼らのもとに行ったら「なにも返せなくてごめんなさい」とゆ~結末に終わってしまった経緯のある人だから、夜鷹が鴗鳥家に世話になっていることについて自分の身に置きかえられるし、同情できるんだろうな……
62:04
しをに
他人の人生を犠牲にしてしまってもどうしてもほしいものがあるふたり
78:58
しをに
「誰か教えてほしい、俺には才能があるのか?」→「君は自分に希少な能力があることを自覚している」、12年越しのアンサーでほんとうに美しい
80:06
しをに
夜鷹純、明浦路司にくださいって言われてなくても、出会ったときから今まで司が欲しい言葉全部あげまくっててすごい
83:14
しをに
ポンポンあげていくから明←夜に見えるが、実際相手にかけている時間労力でいえば完全に明→→→→→夜くらいの偏りがあり、夜鷹がそのへんをなにも分かってないのがすごい構図だ 明夜
92:03
しをに
「俺夜鷹純の大ファンだったので」さえ本人聞いてないんだよな……
105:32
しをに
不惑を迎えた夜鷹純が社会人大学院生になるの、わたしのなかでは筋が通っているのだが、読んでくださるひとにとっては「???」だとおもうのでちゃんと書きたい……
110:15
しをに
号泣してて気が狂ってるから飲みもの……
112:21
如麻績
こんばんは 最新話に狂っていたらツイートをお見かけしまして、お邪魔します
115:44
しをに
あっ如麻績さんこんばんは、夜鷹純の言葉なにも司に響いてないぞという旨のツイートお見かけして笑ってました。。。どうもです!
116:39
如麻績
司の救いになったのは確実にいのりで、なんだか夜鷹純が哀れなような滑稽なような
116:55
如麻績
それがあの性格最悪なツイートでした笑
119:33
しをに
いや~司にデレがうまく伝わってなさすぎて哀れで滑稽で……かわいいな……とわたしもおもいます。
119:42
しをに
作品書きながらチャットコメントで「司と夜鷹、どうなんだ???」って言い出すと思うので、お好きに流したり反応したりしていただけるとさいわいです!
121:02
如麻績
今書かれた分拝見しましたが、夜鷹純が最高に可愛くてにっこりしちゃいました。そっと見守らせていただきます〜!
121:54
しをに
夜鷹自身も自分がデレているという自覚がなさそうなのが「明浦路司と夜鷹純がコミュニケーションする日は遠いな……」という感じ……
123:21
しをに
わーっありがとうございます励みになります🌟
125:07
しをに
原作が限りなくディスコミュニケーションなのに冒頭から本編完結させてふたりを付き合わせてしまってすまねえ……
126:25
如麻績
わかります。私としてもこいつらは確実に付き合うんですけど、そうなるまでに夜鷹純が自分のデレに自覚することはほとんどの確率でなさそうなので、ここは一つ司に頑張っていただいて……
126:37
しをに
爆笑してしまった
128:48
如麻績
思春期の司はテレビの中の夜鷹純に一目惚れをしたわけで、それを原作軸で自覚してるかどうかはさておき、どこかのタイミングで自覚し得るだけの自己分析力を持ち合わせていますが、夜鷹純はそれを分析することもないので自覚なしで行くんだろうなと
130:44
しをに
夜鷹純が明浦路司への執着って、おそらく自分とそっくりのスケートをすること(二十歳以降の時分を生きる可能性があること)からきているとおもうんですけど、そういう執着ってものすごく自己愛的だとおもうので、自分で執着の理由に気づいたときに舌を噛み切りたくならないのか今から彼を心配してます……(性格が悪いオタク)
131:16
如麻績
ア〜〜〜最高〜〜〜〜〜!
132:12
しをに
なんか本当はものすごく恥ずかしいデレをしてますよね、彼……ほんとうにあどけない……
132:26
如麻績
全くおっしゃる通りで、夜鷹純は明浦路司に”夜鷹純”を見ていますもんね……となればどこかで明浦路司には”明浦路司”をみろというアプローチに出てもらわなければ
133:26
しをに
司が夜鷹に憧憬を抱いている理由についてはこれから夜鷹とコミュニケーションを重ねるなかで、本人が自分で語り出してくれそうですよねえ……。おっしゃるとおりだとおもいます。
134:08
如麻績
夜鷹純の本質って幼さだと最近は思っています 氷の上以外で生きられないのも、それ以外の世界や選択を知らないことに同義ですし それは決して幼さとイコールではないにしろ、依存先を増やせるということ自体が比較的成熟が必要な行為のようにも感じるんですよね
134:45
如麻績
こんな偉そうに言っていて、私はかつて夜鷹純を完全に見誤った過去があるんですが
135:56
如麻績
司のその思慕がリンクへのそれなのか、夜鷹へのものなのか、はたまたどちらにもなのか……
137:06
しをに
夜鷹純、きっと幸福になるために狼嵜光や明浦路司に「自分と同じスケートを滑ること」「同じ道を辿ること」とゆ~自分との同一化を求める愛情を持ってしまっていて、でもそんなの他人だから結局無理なんですよね 彼がどうすれば幸福になるんだろうなってことをずっと考えてます 本人も分かってないんだろうし、そもそも二十歳で辞めた自分を許して幸福に余生を生きようなんておもってなさそうですし……
138:28
しをに
幼さだし純粋さですよね……いやわたしももう「夜鷹純、なんなんだろう……」って常に想像をつるま先生に裏切られてます……
139:03
如麻績
自分との同一化を求める愛情を持っているのであれば、彼の育った環境が少し窺い知れるというか……そのあたりも夜鷹純劇場で何卒……
140:05
しをに
司から夜鷹への思慕の具体的な中身、見えてこないですよねえ。夜鷹純のスケートだけを愛している、だと(それはそれで興奮するのですが)さすがに夜鷹に救いがないのでこんな明夜を書いてしまう……
140:18
如麻績
氷の上で生きることがポジティブな話であればいいですけれど、ネガティブな気がしてならないのが夜鷹純
142:27
しをに
「氷の外で生きようとしたけど閉じ込められた」なので基本的にネガティブですよね~。近い技量を持つ慎一郎はそんなことになっていないし、全部の大会で金メダル獲って引退するなんて強迫観念じみたことふつうしないだろうしで、精神構造はいびつなひとだとおもってますね……
142:39
如麻績
好感度曲線が現物()と知り合ったあたりからx軸方向に減少してそうですもんね 光といのりが決着をつけたらそこで和解(?)もされそうですけど
143:35
如麻績
強迫観念 それですねまさしく ほとんど怯えなんですよねこの人 だからこそリンクを降りてからの喫煙描写が映えますよね〜
145:16
しをに
公式で「犬猿の仲」呼ばわりされてるから互いに好感度……てなりますね。ファンの心理としては一般的には自分のスターとよい関係を築きたかっただろうに、司はファーストコンタクトがあれだったのでかわいそうだとおもいます。
147:16
しをに
「徹底した自己管理」とかも強迫的だとおもいますし、あと6巻単行本修正で部屋のテレビを叩き割った痕跡が描き加えられてて(超笑いました)、十代の時点からメンタルは悪かったのだろうなあ……と。
147:54
如麻績
司には理由があるとして、夜鷹はほとんど駄々みたいなもんですしね……正直自分の憧れの選手があんな感じだったら私も萎える自信があります
149:23
しをに
笑ってます。ス、スケートがいい分多少の性格の欠点は許していただいて……(消え入りそうな声)
150:51
如麻績
まだ単行本をポチれていない……テレビ叩き割った描写増えてるんですね!?夜鷹の場合、鴗鳥慎一郎以外と会話が成立しなさそうなのもありますし、関係構築は苦手そうですから自然と孤独だったんだろうな 孤独だから精神衛生が良くない、というわけでは決してないんですけど、夜鷹の場合はそれが十分すぎる要因な気がして
151:42
如麻績
性格がわるいスケート選手、ネットで不仲説が囁かれてそうで容易に想像できますね……ファンだったらすごい気持ちで見るやつ
151:49
しをに
ワワーッネタバレを失礼しました……! 6巻単行本ほんとうにすごかった(語彙力)のでぜひ……!
153:18
如麻績
いえいえ、ポチってない私が悪いので気にしないでください!それにメダリストは何度口に含んでも美味しい味がするので(私の中で)有名ですから…… エッジ処理のシーンの加筆があるときいてずっとワクワクしています!
155:15
しをに
鴗鳥慎一郎は勝利への執着が強すぎる分が、謙虚さや腰の低さで補われてまわりの人も寄ってくるんだろうとおもいますね~。夜鷹が慎一郎に気を許しているのは、自分と同程度の熱量をスケートに対して持っていることを期待できるからだと勝手におもってるんですけど、彼はそういうことをいっさい……しなさそうなので……
156:16
しをに
いやもう如麻績さまのペースでごゆっくり……ほんとうに……エッジ処理関連も含めてすごいので……ぜひ……
156:57
しをに
score22の司が夜鷹と慎一郎が親しげに話しているのを見るに、鴗鳥慎一郎との不仲説すごかったんだろうなあと……
158:02
如麻績
そうですね……鴗鳥慎一郎は社会性のある獣って感じがしますが、夜鷹はずっと死の淵にいる獣って感じで……四六時中近くにいればあてられるでしょうしね……
159:09
如麻績
絶対不仲説ありましたよね〜!もしくは鴗鳥のファンが夜鷹が鴗鳥に依存しているってアンチしてたかのどちらかだと思います(性格の悪いオタク)
159:22
しをに
爆笑しています
159:58
如麻績
どうせ夜鷹はインスタもないんだ……他の選手から写真に誘われることもないからストーリーとかに露出しないし、それが原因で不仲だって言われるんだ……
160:31
しをに
「慎一郎があんなに気遣ってるのに分かんないの!? 後から出てきた後輩のくせに先輩へのリスペクトとかないの!?」って慎一郎ファンが夜鷹純アンチスレで叩いているのが目に浮かぶ。
160:44
如麻績
鴗鳥は取材で絶対夜鷹のことを聞かれるから最高に好意的な回答をするんだけど、普段の交流がなさすぎてみんなお世辞だと思うんだ……
161:13
如麻績
最近はスレじゃなくてツイかブログですw(本当に性格の悪いオタク)
161:42
しをに
そうなんですね!? いやもうわたしスケオタまじめにやってたのが10年前くらいなので……情報提供ありがたい……
162:02
如麻績
「夜鷹のジャンプがすごいっていうけど、エッジ処理の甘さもジャンプの高さも一目瞭然じゃん。贔屓してない?」
162:14
しをに
笑いが止まらねえ
162:56
しをに
仲良くなろうと思って好意的に夜鷹に話しかけてきたスケーターもいるにはいるが、だいたい夜鷹が相手のスケートに関して容赦のない指摘をして関係が切れる
163:12
如麻績
そうなんですね!私は現在進行形でちょくちょく覗いておりまして……推しが推しなのでけちょんけちょんにアンチしてるアカウントをブロックして回ってました
163:34
如麻績
絶対歯に衣を着せずに指摘をする夜鷹はいる
164:53
しをに
なるほど……10年前も戦争だな~とおもって見ていたんですけど、媒体を変えてアンチは続いているんだなあ……お疲れさまです……
164:53
如麻績
夜鷹はロシアのリンクで現役時代いたんですかね?ロシアに光を連れて行ったあたりロシア国内で活躍するコレオグラファーとのパイプがありそうですし、そういう方ってなんとなく北米での活躍は少ない気がして……
165:53
如麻績
いや本当に最近のアンチは露骨にブログとかだしてて、びっくりしましたね……
166:13
しをに
いますよね~。score22の「…そうかもね」でエキシビジョンが嫌いなイメージを勝手に持っているのですが、アイスショーでも技術的なこととかをいろいろ言っていそうですね。悪気なく。
167:40
しをに
夜鷹純がロシアのリンクにいてくれるとわたしが勝手にニジンスキー概念とよだかの星概念をくっつけて大喜びしますね……。
168:15
如麻績
アマチュアを退いたあとにアイスショーに出てるような描写もないですし、そういった自己表現の演技は苦手かもしれないですね 点数という物差しがないと氷を謳歌できない
169:10
しをに
夜鷹純のアンチ概念をいつか絶対二次創作で書きたいので(最悪)、解像度を上げるために見ておこうかな……とおもいました>ブログ
170:02
如麻績
ニジンスキーはもう絶対に演ってほしいやつじゃないですか……よだかの星も素敵ですよね!特に最後がよく似合っている気がします 個人的には夜鷹にはロシア文学概念が恐ろしく似合いそうで、ずっとニコニコしてます
171:08
しをに
夜鷹純、よくも悪くもそこにいるだけで独特な存在感がありそれが魅力になってしまうし、それで自己表現をしているようにおもわれてしまうので、観客を意識して喜ばせるとか、サービスをするということがなさそうですね……。
171:19
如麻績
しをにさんのアンチ概念、とても高度に感情を理詰めしてそうで少し興味がありますね……
172:19
如麻績
夜鷹純であること自体が表現になってしまう男、なんと恐ろしい……でも多分現役時代にチケット取れたら試合見に行きますね……
173:41
しをに
「ははっ」の微笑で薔薇の精の狂気の笑みが絶対に似合う人だなあ、というのはおもってました。ニジンスキー自身もバレエに没頭しすぎてまわりの同級生に疎外されまくってたひとなので、よだかとすごく被るなあという……。露文詳しくないのでぜひそのへんお伺いしたいです、どのへん夜鷹に似合いそうですか?
175:30
しをに
夜鷹純見ると奇妙ないとおしさと憎しみが交互にやってくるので、一回アンチはほんと書きたいですね……。でもアンチでも(だからこそ)夜鷹純みたいな生きもの一度はチケットとって観に行ってしまうとおもいます。
177:12
しをに
吉原幸子の詩がすごく夜鷹純って言ってたんだけどなんだっけ 自分のツイートをさかのぼろう……
177:13
如麻績
私も誇れるほど詳しいわけではない素人なので話半分に聞いていただければ……個人的にはロシア文学しぐさみたいなものは近づく戦火や革命などの動乱への怯えを各自確実に腹にもちつつ、それを出さないように去勢を張りながらコミュニティを構成しているところにあるのかなと思っておりまして 貴族の描写や振る舞いはフランスのそれととても似たようにも感じられるんですけど、ロシアはレイヤーの一番下に泥のような色が入っていて、メッキを剥ぐとそれがすぐに見えてしまう、みたいな
178:18
如麻績
ある種デカダンなのかなとも思うのですが、根本的にもつ臆病さゆえに狂いきれないようなものも感じております
178:44
しをに
「生きる痛さに つぶれて/ゆるしたとき/うなづいたとき/うけとったとき/おまへは おまへでなくなった」だった
179:06
如麻績
多分自分は反転アンチしてると思いますね この世界線だと
181:53
しをに
ああー。なんか如麻績さまのそのお話をうかがって、ドストの賭博者をおもいだしました。コミュニティのなかに生きながら博打と恋愛を臆病ながらやって全部がぶっ壊れる……。フィギュアスケートはギャンブルってメで描いてるのと相まってなんか興奮しました……。ありがとうございます。
182:23
しをに
反転アンチわたしもそうなってる気がします……。
188:49
しをに
仕事やってないことに気づいた 仕事やりながら書くか……
191:10
しをに
ロシアで思い出したけどずっとthe cabsの二月の兵隊を聴きながらこれ書いてるし、ラストシーンロシアで宿泊してセックスして終わります
191:35
如麻績
さ、さいこーーーーーー!?
191:45
しをに
草です。
192:11
如麻績
そんな最高なことあります?びっくりしちゃいました
194:47
しをに
いやなんかロシアのなんちゃら鉄道を舞台にして、夜鷹と司に銀河鉄道の夜パロはずっとやってもらいたくて。そのあとに性的ポルノではない濡れ場は書こうと思ってますね……
195:49
しをに
https://www.youtube.com/watch?reload=9&v=soLFVWKc5B4 二月の兵隊です
196:51
如麻績
本当の幸いを探しに出てほしい…… おいしい……
197:16
如麻績
語彙溶けましたすみません
197:36
しをに
ノルニルがすごい夜鷹だな~とおもってて 以前如麻績さまがピンドラの話してたの見て「やっぱり? わたしだけじゃなかったわ……」ってうれしくなってたのですけど……
198:54
如麻績
わかります、わかりますよ 変な話ピンドラが刺さるオタクには一律で刺さる作品だと思っています
199:38
しをに
「終点からずっと見てるんだ 禁断の果実齧って 退屈してたんだずっと ずっと」「どうして僕はここにいるんだろう なにひとつもう動かないけど もうすぐ君が会いに来るような気がして僕は目を閉じるよ」ですよね。つるま先生のふぁぼ欄にひまりさんの絵があったので「ああー」ってなりました。
200:58
如麻績
因果だ……納得がすごいですね
201:54
しをに
司が夜鷹に「どうにもならないことがあっても幸福な君を守ってあげる 誰でもいいけどわたしだけが唯一のナイトでありますように」になってほしい……
210:01
しをに
現役引退後の悪夢を見て起きたときに言葉になってない叫びをあげるPTSDの夜鷹純より書きたいものがない
210:20
如麻績
すみません お先に失礼します!またお邪魔させていただきますね~
211:02
如麻績
それ永遠に待ってます私がミイラになるまでにください(強欲)
211:07
しをに
こちらこそほんとお付き合いいただきありがとうございました! 好きだとおっしゃっていただけたものを書き上げられるようにがんばります……!
216:26
しをに
悪夢を見てひとりで叫んできて、そこにはだれもいないという日々を何度も繰り返して、十数年かけてそのさびしさに慣れていたのに、司といっしょにいるようになってからまたPTSDが出はじめる夜鷹純さあ……
219:06
しをに
孤独でいたから、現役引退にまつわる感情を自分のなかで処理し自閉することに慣れきっていた夜鷹純が明浦路司という他者を得て、後悔や苦痛や過去に投げかけられたひどい言葉に悲痛な叫びをあげてケアさせてしまうところ 俺は見たいよ
223:16
しをに
明夜精神科デート……
233:21
しをに
score25をふまえて書くっ夜鷹から司への「あつい」という言葉、書いてて楽しいよ
241:31
しをに
トイレ行ったら酒抜けてくれないかな……
249:30
しをに
これに乗らせるつもりでいる 今日図書館行って資料借りようと思ったが忘れたhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9A%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E9%89%84%E9%81%93
249:46
しをに
モスクワ・サンクトペテルブルク鉄道
253:01
しをに
score25の「…俺もあなたを「スケートをやるために生まれてきた」って世界中で言われる選手にするからね」、夜鷹純はたぶん世界中で言われた選手だけどその果てにああなっていることを考えると残酷だな
253:17
しをに
司は夜鷹のことぜんぜんわかってないし夜鷹も司のことぜんぜんわかってない
254:09
しをに
今の司にとって「スケートを遣るために生まれてきた」選手になることはただただきらきらした希望にすぎないのが絶望感深いな
255:35
しをに
「スケートをやるために生まれてきた」と言われてきた、それで苦しい思いをしてきたひとの気持ちまで想像できてないのだとおもう 4巻で「どれだけの勇気がいるのだろう」と夜鷹の内面に思いを馳せていてもそこまでは分かっていないのだと思う
257:38
しをに
スケートをやるために生まれてきたって言われて、天才と呼ばれて、それでなんになるんだってわたしはずっとおもってるよ 夜鷹純はそういうところを突きつけてくるキャラクターだとおもうし、いやマジでいつかズリアとバズーカパロ書きたいな
258:12
しをに
最近書いた文章ブログに載せるか……
259:54
しをに
この世でどれだけの栄光をつかんだとしても灰を金の杯におさめるだけでなにも残らないよ
270:40
しをに
ブログに記事上げたい
270:51
しをに
席立つか
279:33
しをに
書き直しに時間かかりそうでいやだな 今度
285:49
しをに
夜鷹とコンタクト取るの連絡手段なくないか? どうせ大して使わないしムカつくサイト見たくないだろうしスマホよりお子さまケータイ持たせた方がいい
288:27
しをに
鴗鳥家が明夜の話し合いの舞台にされて一番かわいそうなの 理凰さん……
296:10
しをに
明夜を見守る鴗鳥慎一郎の白髪の増え方……
304:34
しをに
二十歳過ぎた理凰さん光さんどっちも一人暮らししてて鴗鳥家にいないのワンチャンあるな……
308:03
しをに
この話だと鴗鳥慎一郎45歳以上なんだけど大病してないだろうか。
319:20
しをに
司に礼儀や年功序列の概念を説教される夜鷹純……
321:17
しをに
夜鷹純に引越しができるのか……?
324:29
しをに
引越し手続きをする夜鷹純はギャグになってしまうので、さらっといかないとまずい……
326:20
しをに
「住民票ひとりで取ってこれる? 市役所の人と喋れる?」はうっかり書きたくなるけどさすがにさ……
329:39
しをに
さすがに41歳児……
330:56
しをに
マイナンバーカードの期限切れで有効な身分証明書が足りなくてほしい書類をもらえず、市役所の職員と口論になる夜鷹純、想像がたやすいけどいてほしくはないな……
347:59
しをに
いっしょに観葉植物育てる明夜かわいいな~
355:16
しをに
あの観葉植物名前何?
357:35
しをに
明夜にいっしょに観葉植物育ててほしい 小学生のとき一番上手にアサガオ育ててた司と一瞬で枯らした夜鷹の組み合わせっぽいから……
376:44
しをに
二人称で司→夜鷹で語り手交代させて、お互いの見ているものがなにも重なり合わない(司が夜鷹が「笑った」と喜んだら夜鷹からすれば司への嘲笑や諦めだったり)世界を書きたい、それで最後は三人称にしたい
380:29
しをに
司、劣等感が深いがゆえに、いのりさん理凰さんをはじめとして「自分でなければならない」他人に強く必要とされるのが好き(依存的な関係を好む)だとおもうから、憧れの人がじぶんの存在から過去のトラウマ(現役引退)に向き合わざるをえなくなり精神的に不安定になったらズブズブにはまってくれるし、生きてきたなかで味わったことのないほのぐらい愉悦と満足に足をとられてくれそうだな
382:43
しをに
芽衣子さんが火葬されるとことを見た司が、夜鷹の煙草の吸殻を見て彼女の遺灰をおもいだして、自分の命を軽んじないでくれ、死なないでくれって号泣するシーン入れような 夜鷹は冷えた気持ちで聞いてる
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明夜
初公開日: 2022年07月22日
最終更新日: 2024年07月06日
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コメント
20歳の結束いのりさんが狼嵜光さんに五輪で勝利、金メダル獲得後の捏造しかない明浦路司(35)×夜鷹純(41)
フルーツバスケット
夜鷹と光の存在によって変質していくまわりについていけず椅子を失う理凰
しをに
ひとり
遅れてきた司誕つるま先生の誕生日イラストに触発された、司が夜鷹のスケートを見つけたその日の、真夜中か…
しをに
【二次】SS書いてく【初めてのテキストライブ】
桃鬼のむきょまゆめSSを書いて行こうと思います。書きあがったものはXにて投稿予定。
渚紗