カチッ
地球に住んでいる皆さん、元気にしているでしょうか。
私たちは月の地中深くから、あなた達の奇妙で美しい生活を覗かせてもらっています。地球はもう私たち人間のものではなくなった。それを知らせされた時、悲しかった。けれど段々と慣れていくもので、それで良いかなと思っている頃です。
さて、地球はかつてとは異なる進化模様を見せていますね。
地球探索機である八咫烏ドローンから伺える天気は、晴れ時々大雨というところです。かつて日本の東京だった場所は、一度目の収容革命によって大勢の人々が消えてなくなりましたね。その頃から都市の手入れは行われなくなって、100年も絶たないうちに元気な植物の浸食を受けた廃ビルと廃マンションだらけの森へと変わっていきました。
時々、ここを訪れて、廃ビルの中にスフィアメモリが偶然落ちていないかなと探したりします。スフィアメモリには当時の人々の痕跡があって、人々がどのように生きていたのかが伺えます。
密閉された地下施設で起きる、ありふれた管理された循環ではなくて、途方もなく巨大な、惑星の全てを使って繰り広げられる循環は、理不尽と最高の幸運が入り混じった巨大な可能性そのものです。それを当時の人々は味わえていたのだと思うと羨ましいです。
さて、八咫烏ドローンが今週のニュースを仕入れてきたようです。では現場に繋ぎます、、、、、、
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XXXX年 XX月 XX日 XX:XX XX:XX 
AIの発達について所感
かつて、人々は自分たち人間の力と科学力で生活を推し進める文明社会を作り上げた。科学力は発展を遂げて、機械を生み出し、人々の暮らしは少ない労力でより豊かになった。その延長でAIの開発が行われた。
ノイマン型コンピュータのみが主流だった時代から、非ノイマン型である量子コンピュータが現実的に生産開発が安定する時代になってからの加速は更に目まぐるしかった。
パターン分析、最適化。AIは沢山の情報を与えられて、学習し、その中で最良の選択を素早く行う。
その最良の選択と言うのは情報の質ももちろん大事ではある。しかし、それ以上に人間が定義づけをおこなうことが大事になってくる。何に価値があるのかを決めて、何を探したいのかを考えて、AIに質問を与える。
それが初めの頃は重要だった。生物としての感情再現の研究、、、後に機械の心が創造されるまでは、である。
AIによる人間の感情再現は、初めのうちは実験的に、経済的余裕のある大企業や、接客する人をロボットにしたユニークな飲食店から導入されていった。しかし、そこでの実験的な導入もクリアしていき、最終的には医療福祉の現場にも利用されるようになる。
外科手術のような緊迫した環境下で、的確な指示や診断の補助をする医療AIは、手術時以外はお喋りで場を和ませる融和的なマスコットになった。「大丈夫ですよ〜 安心してくださいね〜」と丸っこくて可愛くデザインされた精密機械がほんわかと言葉を発する。それで居ながら、手術中の集中力を切らさないための配慮も行える。医療の現場には安心と安全が更に付与されることになった。
そんな医療AIが注目される中で、
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