頭に浮かんだことばをひたすら書いていく。自由連想文ってやつをやります。目安の時間は10分。
今回のはじめのキーワードは「無駄」。
無駄なことばかりしている。私の人生とは無駄そのものかもしれない。そもそも無駄じゃないことってなんなんだろうね。諸行無常。あらゆるものが最後は塵になるのなら、今だけ無駄ではないことにどれだけ価値があるのか? すべて移り変わっていくというのに。
こうしてテキストを打ち込むことは、今の僕にとっては決して無駄なことではない。はずだ。だけど、他のほとんどの人にとっては何の意味もない。一年後の僕にとっても、今を思い返すことで得られるものなど何もないだろう。参考書でも読んでいた方がまだましかもしれない。
この自由連想文に限らず、極端な話、僕がやっている文字書きなんてものも、何かの役に立つわけではないのだ。ある意味無駄と言える。無駄ではないと証明することは、今の僕にはできそうにもない。
が、それでいいのだ。無駄なことができる、無駄なことに、時間を使える。限りある時間を! ああ、なんて素晴らしいことだろうか。無駄を謳歌できること、それこそが幸せなのではないか。
時間は有限だ。誰だっていつかは死ぬ。それまでに使える時間には限りがある。そのあいだに消化できるコンテンツなんて、たかがしれている。その貴重な時間を、他人から見ればくだらない、僕自身から見ても非効率極まりなく、もっと他にできることがあるだろ! としか思えない無駄なことに使う。……最高じゃないか!
思うに、無駄こそが人生なんじゃないだろうか。最速RTAのような、効率だけを考えた人生なんて、たぶん今よりもずっと味気ない。と、思う。思いたい。いや今の自分の人生に満足しているかっつーと……微妙なところだな。わりと満足してるぞ。いや最善な人生ではないことは自分でもわかっているのだけれど、わりと嫌いじゃない。ダメなところもたくさんある。あった。だけど、正直なところ、今の自分をそんなに嫌いになれない。不思議なもんだ。たぶん、どちらかといえば今の俺は、人生失敗している側の人間だと思うのだけど。
それでも自己肯定。できるよ。俺は今の俺でいい。今の俺だから、今がある。たぶん、もっとスペックの高い俺や、クオリティの高い人生を歩める俺もいたのだろうけれど、今のゴミみたいな俺が俺は好きだ。
一期一会。たぶん、俺は失敗している。いろいろと間違ってしまって、一度きりの人生を、半分くらいドブに捨ててしまっている。けれど、それが俺だから。今しかない俺だから。
ダメなところも含めて、今の自分だ。正直なところ、過去に戻ってなんとかやり直したいと思うことは、いくらでもある。本当にたくさんある。数えきれないくらいある。でも、そういったダメだったことも全部ひっくるめて、今の俺があるから。
その、今ここにいる自分のことも、心の底から嫌いになってしまえれば、いっそ楽だったのだろうけど。
俺は好きだよ。俺の感性。
どうしようもなく下らなくて、学もないもんだからしょーもないし。でも、たぶん、今の俺にしかできないことができる、そんな俺だから。
自分は自分でいいのだと、おれはきっと、胸を張って言える。
……と、いいなぁ。