再生すると実況が見れます。見なくてもいいです。ご自由に。
1.私のお姉ちゃん
 私にはお姉ちゃんがいる。4歳上で、とてもかっこよくて、強いお姉ちゃん。私が森でモンスターに会ってしまった時も、お姉ちゃんは追い払ってくれた。魔法は苦手だと言っていたのに、炎の魔法を使っていたよね。それ以外にも、いろいろ。
 今、私の目の前にはお姉ちゃんがいる。お姉ちゃんのお友達の男の人もいる。お姉ちゃんの装備と剣は、お姉ちゃんが『女剣士』だという証拠。男の人の背中には、矢筒。
 私の手には、杖。
「冒険者デビュー、おめでとう!」
「今日からは『仲間』だな!」
今日から私も、冒険者。憧れのひとは、仲間になりました。
 私たち3人で旅をすることはずっと前から決まっていた。今日がその、始まりの日。
2.剣の魔法
『ジェイク……ジェイク!』
誰かが、僕を呼んでいる。
『よく見て、聞いて、私のことを』
知らない女の人の声がする。
 ゆっくりと、目を開ける。僕がいるのは、見慣れた家の庭。声はするけど、人はいない。
『ここに、剣が埋まっているの』
ここって、どこ?
『ここよ、ここ。光っているでしょう?』
庭のすみっこが、光り始めた。光って、消えて、光って。地面が光っていた。全てが光っていた。
『ジェイク、ジェイク!』
誰かが、僕を呼んでいる。
「ジェイク、起きなさい!ご飯ができてるわよ!」
もう一度、目を開ける。ここは……ベッドの上?目の前にいるのは、お母さん?
「夢……」
「いいからご飯食べちゃいなさい!」
「うん……」
お母さんに急かされて、ベッドから降りる。段々と頭がスッキリしてきて、今のが夢だったことに気がついた。そして僕は急ぐ。今日は魔法学校に……行かない日じゃないか。
「お母さん、今日は休みだよ?」
「ええそうよ」
「じゃあ何でこんな早くに起こされたの?」
「休みの日に早起きしたっていいじゃない」
だまされた。休みだと覚えていたら、何も気にしないでぐっすり寝てたのに。
 早く起きすぎてもやることがないから、庭に向かう。……そういえば、今朝の夢では剣が埋まっているとか言ってたな。この辺りかな。
 言われたあたりを掘ってみる。すると、本当にあった。金の持ち手に鋭い刃。頭が悪くて、伝説の剣とかはあまり分からない僕だけど、この剣がかなり凄いのは分かった。
 さて、これをどうしようか。自分のものにするかどうかはさておき……
持ってみても、いいよね。
 僕はそれを握ってみる。どこかの伝説の剣士を思い浮かべながら。
 その瞬間、手にした剣から紫色の霧のようなオーラが出てきて、僕を囲った。あっという間に、僕の周りは紫に染まってしまった。叫ぼうと思っても声が出ない。な、何これ!?
『この武器は 呪われています
   外すことは できません』
この剣との出会いが、僕の人生を大きく変えてしまった。僕のこれからの、冒険の始まりだった。
ーーーーー
それでは、実況を消しまして……完成です。
カット
Latest / 86:44
カットモードOFF
文字サイズ
向き
チャットコメント通知
お試しとか色々兼ねて。
企画
初公開日: 2021年05月05日
最終更新日: 2021年05月05日
ブックマーク
スキ!
コメント
企画 開催終了
運営によるワンライ企画!
GW企画第3弾として開催!
今回はいつもと少し違って単語1つのテーマではなく、
決められた設定を守るようにして物語を執筆してみようという企画です。
いつものテーマがいくつもある感じ。
文量は「1文」以上。
最初の書き出しのみでOKです!
書く人が変われば書き出しが変わるはず。
いろんな書き出しを読みたいです!
制限時間は2時間と長くとってみました。
なので、制限時間内なら続けて書いていただいてもOK!
今回の設定内容はこちら
・剣と魔法の世界
・物語の始まり部分
・主人公は10代前半
・性別自由
・モンスターが存在
・その他は自由

開催期間

2021年04月27日 00:00 ~ 2021年05月07日 00:00

制限時間

2時間
企画お試しも兼ねて、ワンライに挑戦。時間が余ったけれど、限界でした。
クエスト受注
面白そうなので参加してみた。以前に書いた短いやつの続きです。
企画
ミナ
ある日の夢
あまりにも強烈だった夢をノベライズ。公開のお試しも兼ねて。所詮夢なので意味が分からないかも。あの文学…
ミナ
【紘と臣と善】夏の隙間で食べ比べ ★
臣しかいないMANKAI寮に紘がやってきて唐揚げを食べる話。善も来るよ。
のーべる