かいたりかかなかったりしてるんで。
あ、だれかいらっしゃってる〜はーとありがとうございます〜
シリアス疲れたー楽しいやつ書きたいーなんでシリアスになんのー???おもろ
呼び鈴を鳴らし、しかし返事を待たずにがらりと引き戸を開ける。ブーツを足だけで脱ごうとしたを向いて躍起になっているととすとすと、武家の娘らしいすり足の音が近づいた。
「・・・・あら、かくれ鬼はお止めになったんです?」
そう銀時に告げたお妙は、街をあげて追いかけ回した割にあっけからんとした表情だった。
「・・・ちょうどいいわ。さっきそこの道で眼鏡が落ちてたんだ。さっさと受け取ってくんない?」
そう見上げると、お妙は腕の中に収まる新八に手をのばした。少し青ざめた頬をそっと慈しむようになぞる。
「あら、立派な男が女に運ばせるつもりです?」
そう言うとこちらと目を合わせる。
「お布団敷きますから。そこまで新ちゃんをお願いします」
 ヒュー、ひゅーと軽い喘鳴。本調子に戻っていおらず、抵抗力も低いまま動いたせいで体が付いてきていないのだろう。
「心外ね。銀さん、」
 「志村家の人間を舐めないでくださいね」
 「魂の芯をもって、その一振りは重く、鋭くあれ。一刀に己の全てをこめよ」 
流れるように説く。
「志村の人間は恩を忘れない。借りは返します」
 
「新ちゃん、あれでも弟なの。知ってます?」
「あなたや神楽ちゃんの前ではしっかりしようとするんでしょうね。だからあんまりそう思われないのだけれど、忘れちゃだめですよ銀さん。」 
 「下の子って人をつかまえるのがとっても上手なんですよ」 
「なーにが悲しくてヤローのおいわいケーキなんぞ作らにゃいけねえんだよ・・」
「はっはっは!!いろいろ手間かけさせてしもうてほんますんまそん坂田塾頭!でも新坊から聞いとるぞ。お主相当の甘いもん好きとな。
「どうじゃ、今度一手試合でも」
「俺は一試合より一杯がいいけどねえ」
「汗を書いた後の一杯が最高なんじゃろうが」
「僕も見てみたいです!銀さんとはじめ兄の試合!」
「新坊は昔はほんによー泣きよって、後ろから驚かすたんびに泣きよる。夜のトイレでも一人で行けんとお妙ちゃんがいない時はわしが泊まって寝かせてくれんし、師匠のげんこつを食らたんびに・・」
「はー兄貴ヅラですか〜?おめーが新ちゃんのちん◯に毛も生えてない頃を知ってるっつーなら、俺はニッ◯イのカタログでシコる新ちゃんを知ってるからね。身も心も立派な道程に育った新ちゃんしってるかーーーぶべらっ!!」
「意気地無しはお前ネ!!私たちが信じなくて誰が銀ちゃんが帰ってくるって信じるアルカ!!」
「信じるとかそういう問題じゃない!!!銀さんがふらっと出ていくのなんか日常茶飯事だったけど、離れるならあの人はちゃんとケジメつけていく人だ。それも無くて、あんな遺書まがいのもの、置いてったんなら察しろよ!」
「お前こそ何を察してるアルか!!それこそ銀ちゃんなら口で伝えるか態度で伝えるネ!!遺書なんてまどろっこしいことするぐらいなら何も言わないか真正面突っ立って言ってくるに決まってるアル!」
「それができなかったんだろうが!」
えーん、えーん。
瓦礫の下から小さな声が聞こえた。
廃墟と化したこの歌舞伎町では久しく聞いていなかった幼い赤ん坊のような声。
明かりもとうに灯らなくなった建物の中を進み、奥に進むと声がよりはっきりと聞こえるようになった。
今にも崩れそうな天井の下、それでも雨風はしのげるであろう空間の隅の方で声は上がっていた。
かつりと、己のブーツの音が響く。
えーん、えーん。
隅の空間、そこには赤ん坊が泣いていた。
隣では、真っ白な頭髪の女性が横たわっている。そっとその首筋に触れると生きているものなら当然ある温度も、帰ってはこなかった。
「感染らなかったのか・・・」
まだ、首も座っていないような子供、母親であろう女性にずっと抱きかかえられて生きていたはずだ。
確かに白祖は感染経路すら曖昧な未知の病なのでどれほど距離が近くても感染らないこともわからなくはないが、それでも全くの健康体というのも不思議な話だった。
「どこも怪我もしていないし・・・」
かろうじて巻かれている布の心許なさにコートを脱いで、包んでやる。
「どうするかな・・・・」
母親を無くした今、力のない赤ん坊は白祖にかかる以前に餓死してしまうだろう。
「とりあえず、家か・・」
もうすでにこの赤ん坊も感染している可能性も高いが、それでもきっと姉上も受け入れてくれるだろう。
そういえば、いつぞやどこかの銀髪も己と似たような赤ん坊を抱えた時があったけ。
普段ちゃらんぽらんなくせに、やけに手慣れた手つきと存外楽しそうな様子はその時の新八には新鮮に映った。
まるで、過去に同じように世話をしたことがあるかのように。
今思えば、後から知ることとなった幼少期の村塾の中での記憶なのだろうと思える。
慣れていた銀時と違って、新八に赤ん坊を世話した経験など無きに等しいが
「おいで、慣れないから辛抱してもらうかもしれないが・・・って、まだわからないか・・・」
気づくと泣き止んでいた赤ん坊に苦笑する。
「辛抱なんか、していられるか」
突如ドスの効いた声が目の前から発せられた。
「・・・・は?」
しゃん、と場違いなほど澄んだ音がなった。
猫が鳴らすような、可憐な音じゃない。
まるで、神社の巫女がふるう神楽鈴のよう。
神社の祭りでしゃんしゃんと鳴らす巫女をさして何アルか?と聞いた神楽にだるそうにしながらも同じ名を持つ鈴のことを教える銀髪がどうしてか鮮やかに思い出された。
「誰だ、おまえ」
返事はない、ビルの中を吹く隙間風にひらひらと君の悪い呪符がはためく。
「趣味の悪いコスプレだが、
ごっ!!!
頬すれすれを空気ごと切り裂くような突きだ、ギリギリで避けた体重の動きをそのままに体を流して横に転がる。
起き上がり様に足を薙ぎはらう、寸前で飛び上がり浮かんだ体がのしかかってきた。
「ぐ、っう」
振り上げられた錫杖がゆらりと揺れた。
「ああああああ!!」
ざしゅ!と渾身でついた突きが初めて相手の顔をかすった。
摩擦で切れた真言の書かれた包帯がぱらりとおちる。
覗いた瞳に
時がとまった。
「ぎ・・んさん・・・?」
5年前の話だ。
「おい、」
ゆるりと振り返った顔はこちらに気づくと少しだけ目を見張った。
「めずらしい、攘夷浪士のあんたらがこんな真昼間にこんなところにいていいのか」
「こんな状況で取り締まる警察もほとんど機能してねえんだ。問題ないな」
「元警察の台詞とは思えないな」
「お生憎、もとバラガキでもあるんでね」
「こっちも情報収集には一手」
「山崎さんですか」
「今のおまえだったら山崎だろうがただの一般人だろうがつけるのは簡単だろうな」
「おまえ、ここ1年ずっとここを出入りしてたな。かつての江戸の極秘機関。大江戸病院の地下・・・再生医療センター、地球人から天人まで、ありとあらゆる生命体についての調査研究がされていた特務機関だ」
「さすが、真選組の頭脳と謳われた土方十四郎」
「しばらっくれんな、おまえ、」
なにするつもりだ。
そう言うと、黒ぶちの眼鏡は笑った。
「なにも、俺が・・・僕がやりたいことはかわってませんよ」
「あの人の意思をつぐ。白祖は、僕が終わらせる」
「神楽ちゃん、君は待っててあげて」
「銀さんが帰るのを、君が信じてるから俺は、ぼく、は..」
星吐きが対侵食ウイルスを撒いた。
本来なら10年はかかる生成スピードを3年に縮めたため心臓付近では細胞壊死が始まっている。
それでももう構わなかった。今、この瞬間の為ならば。
新八の残された仕事は、白祖の根源が星吐きに気づき新たな進化をする前に元凶を叩くこと。
つまり、えんみを見つけたこの瞬間。
今、殺す。
「あんたを、殺す」
切っ先を構える。しゃん、と錫杖がなった。
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だらだらかいたりかかなかったりしてるだけ
初公開日: 2021年04月14日
最終更新日: 2021年04月14日
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だらだらぎん新してます