T
x
T Live
ログイン
新規登録
夜を煮詰めたようなしっぽに、私は目を眩まされた。大人達は、彼女らの脚から鱗を剥がすのに必死だった。
私が生きている浜辺の町には、時々人魚姫が打ち上げられる。温暖化で寄生虫に犯される姫たちが多いのだそうだ。海の底へ底へと潜りたいのに、目や耳が病んでしまったからうまく行かず、陸に寄せられてしまうのだ。
彼女らの脚には、性格には尾には、鮮やかな濃紺の鱗が蔓延っている。
これはね。お金になるの。私たちね。貧しいの。人魚姫はね。鱗を剥がされるといたいの。おかまいなしさ。
私たちは、金が欲しさに人魚姫の鱗を剥ぐ。遠い町の金持ちによく売れるんだ。よく焼き締めたカミソリで、鱗が傷つかないように剥いでいく。人魚姫は、切りきり、泣いて、やがて黙る。私たちは、終始だまったまま、こと。終える。
あれは死んで、私は生きるのだ。でも
なぜ?
その意味が、大人になると分かると思っていた。私は、大人にならなかった。
カット
Latest
/
08:49
x1
x4
x8
x16
10s
30s
1m
5m
10m
カットモードOFF
チャット非表示 + 縮める
チャット非表示 + 広げる
チャットコメント
チャットコメント表示
広げる
文字サイズ
小
中
大
向き
チャットコメント
通知
森本湧水
人魚姫の鱗
初公開日:
2020年11月25日
最終更新日:
2020年11月25日
ブックマーク
スキ!
コメント
即興小説家森本湧水
チャンネル登録
即興で書きます
他のテキストライブ
コメント
あなたに好かれる努力はもうしない
憎悪を糧に生きていく。誰かが不愉快におもうことは、ない、私は居ない。あなただって、どこにも居ない
即興小説家森本湧水
森本湧水
私の憎悪の使い、
これから文章は憎悪の、はけ、に使うのだ
即興小説
即興小説家森本湧水
森本湧水
日記20260625
おおくら
リハビリ
SSをぼんやり書きます。見直しは一旦度外視です。
宮古遠
【紘と臣と善】夏の隙間で食べ比べ ★
臣しかいないMANKAI寮に紘がやってきて唐揚げを食べる話。善も来るよ。
A3
のーべる
はじめ方
執筆(配信)のはじめ方
TOP
TOP
NEW
新着テキストライブ
検索
テキストライブ検索
タグ検索
テキストライブ タグ検索
CH
チャンネル一覧
企画
企画一覧
はじめ方
執筆(配信)のはじめ方
NEWS
お知らせ
FAQ
よくある質問
HELP
ヘルプ
お問合せ
お問い合わせ・ご要望
新着チャンネル
鋏定規
『ファーストステップ』
歌みた
あ
ありまの執筆ライブ(だらだら書くチャンネル)
TOP
ログイン
新規登録
利用規約
プライバシーポリシー
ライセンス情報
お知らせ
よくある質問
ヘルプ
お問い合わせ・ご要望
運営情報
公式Twitter
ダークモード