朝。日の昇り始める前から目を覚ましていた中央通りの市場は既に喧騒に包まれていた。馬車が通る横をすり抜けるように駆けて行く商人、携行食を選ぶ冒険者などでごった返すその通りのど真ん中で、明らかに通行の邪魔になっている者達がいた。
「いやだー! 死ぬ! 絶対死ぬ!」
「死にませんー! 猪狩り程度じゃ死にませんー!」
「死ぬときは死ぬんだよ! お前魔猪って知らねえの!?」
 若い──というには、まだ子供の領域を出ていない、むしろ幼いとでも言った方が適切であろう──少年と、それよりは幾許か年上の少女だ。
 少年は半べそをかきながら通りの真ん中に立つ石像にしがみつき、少女はそれを引っ張るという状況。無謀な冒険に出ようとする少年を少女が力尽くで止めようとする光景をよく目にしていた人びとは、物珍しそうに足を止める。
「こんな人里に魔猪なんか出ませんってば! ほら、早く戦いに慣れないと借金返し終わりませんよ!? 石固めにされて海に沈められますよ!? そんな死に方したいんですか!?」
「どっちも嫌だ! オレのせいじゃないもん!」
「はぁ、仕方ないですねえ……」
 ちょっとした肩慣らしのつもりで連れ出そうにも頑として動かない少年を前に、少女は溜息をついた。手を離されたことに気を緩めた少年は石像から離れ、少女に向かい合う。その眼前には光が既に満ちていた。
「へっ」
 間抜けな声を最後に少年の姿が消える。少女の姿もだ。心の準備も荷物の準備もできていないままに、少年は凶暴化した野獣の群れの真ん中に放り出されることとなった。
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即興小説15分
お題:楽観的な女の子
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【書く前】
昨日はガールだったし今日は女の子か~。今回はファンタジーでいきたいな~
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【書いた後】
楽観的な女の子のお題からは遠くなっちゃったけど、たぶん女の子のほうはそこそこ強くて、借金抱えた少年のお手伝いしてくれる。少年がなんで借金抱えたかはわからないけど、たぶん誰かの借金押し付けられたりとか、人違いでヤミ金の取り立てにあってるのを肩代わりしたとかそんな理不尽やつっぽい。下手すると、新しくアパート借りたら前の住人が借金こさえてて、人違いで取り立てにあってるとかそんな。
そして、自分誤字すっげえ多い。打ち間違えもなんだけど、そもそも手書きでもdg、nm、tkあたり間違えるからなんかあんのかな
???
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【即興】冒険不可避 2020-11-20
初公開日: 2020年11月19日
最終更新日: 2020年11月19日
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