使役する者される者。人類よりも遙かに強い個体を前にしても、その関係性が変わることはない。使役される者のほうが武に優れていたとしても、その関係性は。
「どうしてユウさんはボクのことを戦闘時以外にも側に置くのですか?」
 幼い声がそう問う。膝丈程度の上背しかない妖精種と呼ばれるその人類によく似た可愛らしい個体。傾げた首には例に漏れず、厳つい首輪と霊的な鎖がはまっている。少しばかり珍しいところがあるとすれば、その服は襤褸切れではなく、ちゃんと身体の大きさに合ったふわふわとゆれる簡素なワンピースであるところくらいか。
 その愛らしい姿には似つかわしくない、今し方魔法によってバラバラにされた魔獣の血やら胆で汚れていたが。
「私は古い人間だからね。戦の時だけ手を結ぶ道具には命を預けられないと思うだけさ。同じ釜の飯を食った仲間ならまだしもね」
 古い人間だと自称する割には若々しいその姿。かつて数多の敵を裂いたであろう剣の輝きはいまだ鈍らず、妖精と同様、白魚の指は血に濡れていた。
 妖精は不可解そうに彼女の凜とした横顔を見つめ続ける。
「それに、貴方が手を汚すことはないはずです。どのみちトドメを刺すのは僕たちですし、いままでのご主人のように後ろでふんぞり返っていればよいのではないです?」
「仲間をひとり戦わせるというのも私の信条に反する。その力を引き出すために、服従の契約は結んではいるものの、私はお前のことを仲間だと思っているよ。かつて、いたように」
 わずかに彼女は笑んだ。つられるようにして、血みどろの妖精も顔を緩める。
「仲間というのはいまひとつわかりませんが、ボクも、いままでの中では一番やりやすいなと思ってますよ。疑問はたくさんありますけどね」
「そうか。それはよかった」
「だからしばらくはまだこうしてみます」
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即興小説15分
お題:愛という絆(お題.com→https://xn--t8jz542a.com/
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【書く前】
Twitterサーバー内部エラーで即興小説できないや~~。15分はかって、適当にお題見つけられればできるのでは??
「愛という絆」ってお題としてちゃんとしすぎててぱっと浮かばんな。絆ってもはや愛ではというかそれってお題が愛では?
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【書いた後】
人類には倒せない強敵を倒すために似たような生き物を使役して戦うみたいなやつ。
昔、勇者として戦っていたけど、のっぴきならない事情により、妖精っぽいものを買って戦う剣士っぽいあれ。勇者のユウちゃん
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