21時に開け、22時までに終わらせる予定です。
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本日のテーマ「炭酸」
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こんばんは。
パンイチです。
一応タンクトップは着たぞ
お茶もいれた 髪はびちょびちょ ネタ ネタねぇ これまたさわやかな
炭酸かぁ。エーデュースじゃん うーん
うううーん 炭酸 炭酸 ハート綺麗だね。 凄いね、ありがとうございます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%88%E7%82%AD%E9%85%B8
ja.wikipedia.org
多分これなんだろうけど
本文中にリンクって貼れるんですってね。実はこれこっちからは表示されないのよ。
リンクになってるって聞いて。
◆
アズールが煮詰まっている事などよくあることで、だから眉間にしわを刻みながらイデアの所に来たということも、特に珍しいことではない。
まぁ特に聞き出すこともなく、本日もいつも通りにボードゲーム。
部活の先輩後輩をしたあと、イデアさん。とアズールは渋い顔と唸り声で呼んできた。
「ちょっと部屋に行っても良いですか」
「え、あ、うん、良いけど……」
こういう時は断っても仕方ないというか、断るとあの手この手で乗り込んでくるので、断るだけ無駄なのだ。
良いなんてことはないけれど良いというしかない。
普通なら恋人が『この後部屋に行っていいか?』と聞いてくるという事は当然甘い展開を期待するわけで、やった―大歓迎ーというはずなのだが、イデアの恋人は普通ではないので、毎度大歓迎というわけにはいかない。
怒っているわけではないのだが煮詰まっている、ということは、下手に手を出したりしたらそのあと当分口をきいてもらえなくなるレベルで怒る可能性すらある。
取扱注意、だが、放っておくとそれはそれで……なので、今日はアズールの言うとおりにしてやらねばならない。うっかり機嫌を損ねたらしぶとくしつこく、それはもう、面倒なことになるので。
なのであまりウキウキではない『お持ち帰り』をすると、アズールはイデアのデスクの端に置きっぱなしの缶を手に取った。
「あ、ごめん」
出しっぱなし、ごみぐらい捨てて、と言われると思ったのだ。
「……そう言えば結構……」
ぶつぶつ呟いて、アズールはその空き缶を手に取る。
ちらりとイデアを見上げた。
「炭酸飲料、結構お飲みになりますよね」
「え……いや、そんなこと……あるの?」
「よく飲んでらっしゃるイメージはありますが」
「拙者、エナドリしかわからんのだが」
勿論ただの『炭酸飲料』も飲んでいるけれど、詳しいかと言われると……いや。
(あーでも……)
確かに、お取り寄せ的な感じで適当な、ネットで噂になったジュース、みたいなのはそこそこ……なので、詳しくないとも言いづらい。微妙なライン、というやつだ。
「いいです、最近はやりのものなど、お話を聞かせてください」
言いながらスマホを取り出されたので、あー、いい、いい、と、それを閉じさせた。
自分のパソコンを開きながら、これがこうでああで、と一通り話す。
話してから、この情報こうまとめて送ればいい? よろしくお願いします。の、果て。
「なに、新しいドリンクの開発?」
「ありていに言えばそういうことですね。人気のドリンクがあったのでモストロラウンジにソーダメーカーを入れたのですが、もう少し使えないかと」
「把握」
頷いて、それで頭がいっぱいだったのか……と思い、そんな状況でまぁ部活に出てきてくれただけよかった、のか? と思っていたら、突然ぎゅうっと頭を抱え込むようにして抱きしめられた。
「ファッ!?」
イデアはパソコン操作の為に椅子に座っていて、アズールは立っていたので別に不思議ではないのだけれど、どうした。急に。だ。
「あ、アズール氏ぃ……?」
こわ……と思っていると、覗き込まれてキスまでされた。
「なに、え、どしたの……?」
「いえ、頭の中の問題が解決したので、あとしたいことが一つしかなく」
「ああ、ゲームはしたし、ね……ちょ、えっ」
問題は解決しまして、部活してるからお話はしました、ゲームもして遊びました、だったら残る事は『あと一つ』って。
と思っていると、そのままぐいぐい舌を入れて来られる。
ファスナーを下されて、うわ、ちょっと、と慌てた。
「イデアさん」
今更かわい子ぶって顔を覗き込んで来られても、と言ってやりたい気持ちと、実際可愛いと思っている気持ちとが喧嘩して、えーい! とイデアはそのままアズールをベッドに放り投げるようにして押し倒した。
◆
頭の中がもやがかっているようだったのに、すっきりとしている。
まぁ、ため込んでいたものも、滞っていた思考も流れたのだから当たり前なのかもしれない。
(今何時……)
アズールは身を起こし、デスクの上にあるパソコンの時刻表示を見る。
イデアは隣で丸くなって眠っていた。大きな体なのに小さくなって眠る。
「……」
無意識にその二の腕を撫でて、ベッドから起き上がる。
ちょっと悪いことをしてしまった。部活後そのまま押しかけて、問題解決したら欲望のままに求めてしまって。イデアは空腹だろうし、行為が終わった疲労感からかそのまま眠っている。
まだ早い時間だ。
モストロラウンジも開いている。
制服を着て、廊下に出たところで、オルトと鉢合わせた。
「あ。アズール・アーシェングロットさん! こんにちは!」
「こんにちは」
「兄さんといたの?」
「部屋で眠っていらっしゃいますから、起こさないようにしてあげてください」
全裸ですし。と脳内で付け加え、微笑む。
はーい、とオルトが良い返事をするのに微笑み返し、どの程度二人の関係を『認識しているのか』と思う。
(イデアさんのことなので『知らせないように』しているでしょうが)
と、言ってやるつもりはない。イデアが学習させないようにしていることなのだから。
『弟』を美しいままにしておきたいのだろう。
自分は欲望に流されたとしても。
アズールから誘いかけたとしても、結局イデアも拒否はしない。
(オルト……ね……)
どういうつもりの名前なのか、聞くつもりはない。
こんな儚い響きをつけて、などという事もない。
元々の、という風に言うのだからきっとオリジナルになった『弟』も『同じ名前』だったのだろう。
「……」
薄っぺらな、それでもアズールより長く伸びた身体で、アズールの身体を抱きながら、何を儚く生きるつもりだというのだろう。
生物としての証拠をゴミ箱に始末しておいて。
アズールは寮へ……モストロラウンジへの道を急ぐ。
たどり着いて、いそぎで食事を用意させた。ついでに、自分が思いついたソーダも作って、イグニハイドにとって返す。
イデアの部屋のドアを開けた。
ノックしなかったため、起きていたイデアが驚いてビクつく。
「あ、あ、あず、」
「おはようございます。目が覚めましたか」
「ハイ……え、ど、どしたの?」
「僕の都合で付き合ってもらいましたからね。夕食も食べそこなっているでしょう」
サンドイッチをデスクに置いて促すと、イデアは上半身裸で下は下着、という格好でベッドからもそもそ出てきた。部屋着を着て、椅子に掛ける。
「え……ありがと……」
「はい。試作品なので、それをきちんと味わってください」
「はい」
もごもごながら謝礼の言葉を口にしたのを『進歩だな』と内心で思いつつ、アズールはイデアがサンドイッチを口にして、ティーソーダでそれを流すのを見る。
「うん、美味しい」
「良かったです」
「こうしたほうが良いとか、言った方が良いよね」
「勿論」
「じゃあ後で言うね……」
アズールも、と言われて出されたカップを受け取る。
二人分で持ってきたからそのつもりだったが、渡されると今更空腹を思い出した。自分も何も食べていないし、飲んでいない。
乾いた身体にティーソーダのほのかな甘みが染み渡る。
「エナドリばっか飲んでないでこういうの飲めっていいます?」
「自覚があるなら別にいいですよ」
「フヒヒ、サーセン」
(元気になったな)
現金な男だ。
アズールを味わって、お腹も膨れて。
こんなに『生きる事』に執着しておいて。
「僕はあなたのいったいどういう所が好きなんでしょうね……」
「え、なに、なにいきなり、何の問題?」
「いえ……しみじみと思っただけです」
本当に謎だ。
けれど、じわじわと幸福感が押し寄せる。
欲望としても彼が欲しいし、こうやって嬉しそうにしていると、可愛い、とすら思ってしまう。
この謎がとけるまで、彼の前から儚く消えてやったりしない。
人魚に伝わる話のように、恋に破れて泡になるなんてことは絶対にしてやらない。
ぱちぱちと口で消えていく儚い泡。
アズールに飲み込まれる。そんな儚いものには、ならない。
◆おわっちゃう
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おっし