せいおす!!!!交流する座布団です。
くりんばを書きたいと思っている綿がネタがないのでうだうだしています。
そのうちピンと来たら書き始めると思われる。
思春期の時に生えて来なくて倶利伽羅くんにこっそり相談するまんばちゃんはいるのかな……
歳とっておじさんになったくりんばもいいなあ……
あっこれふたつをくっつけたら楽しい話になるんじゃないかなどうかな……
三点リーダ多いぞww
どうかな~~~~~悩む
小学校高学年になると生えてくるやつもいるという。ちなみに俺はまだだ。
そろそろプール開きで水泳が始まる。クラスメイトに見られるのは論外だが、万が一見られて、見た者が生えていた場合からかいの的になってしまう。
しかも俺は色素が薄いので髪が金髪だ。クラスメイトが思っているほど面白いことはないのだが、生えてくる色は何色なんだ、と面白がってくるやつもいるのだ。俺にもわからないのに。
クラスのカーストで底辺をうろうろしている俺にも友達がいる。今年の冬から転入してきた大倶利伽羅だ。暑くなっても長袖を脱ぐことはない。本人曰く秘密らしい。
大倶利伽羅はクラスメイトが一度は聞いてくる、それは地毛なのか、という問いはせず、一度だけ髪に触れていいかと聞いて頭を撫でてきただけだった。
俺の中でかなり好感度が高かった。からかうでも髪を引っ張るでもなく、一言断りを入れて動物を愛でるように頭を優しく撫でた。兄弟以外にそんなことをされたのは初めてで俺は大倶利伽羅に懐いた。
大倶利伽羅は周りをうろうろされたり、騒がしくされるのが苦手のようだった。だから俺は直球で友達になろうと言ったのだ。
慣れ合うつもりはない。大倶利伽羅はそう言ったが、慣れ合うの意味がわからなかった俺は、二人でいる時のメリットを話した。
二人でいれば、教師が友達だと判断してくれて何をするにも同じ班にしてくれる。そうして問題を起こさないようにしていれば通知表の評価に一人で塞ぎこんでいます、とか書かれない。すると家族に心配をかけずにすむことを説明する。他にも、授業でわからないところを教え合うこともできるし、休んだりしてプリントが回ってこない時にどちらかが持っていればコピーできる。
そうつけたし、色々必死に説明すると、大倶利伽羅は納得した。
慣れ合うつもりはないが、あんたと協力関係は結ぼう。大倶利伽羅と握手して、俺たちは友達になった。
友達の大倶利伽羅は生えているのだろうか。相談を持ち掛けるのは慣れ合いに含まれるのだろうか。そんなことを考えながら毎日を過ごしていたら、具合が悪くなった。人間一つの事を悩み続けると病気になってしまうらしいのだ。兄弟が言っていた、知恵熱というらしい。何か悩みがあるのかと聞かれたが、もう大人の体をしている兄貴たちに話すことはできなかった。
学校を休むと大倶利伽羅が家まで今日のプリントを持ってきてくれる。だから、午後になると大倶利伽羅が部屋までやってきた。
相変わらず黒の長袖で、手には兄弟から渡されたのだろう麦茶の入った御盆を持っている。
ベットに座った大倶利伽羅が俺にも麦茶を渡してくれて互いに一口飲んだ。
「体調は大丈夫なのか」
「考え過ぎて脳みそがお疲れらしい」
「またあいつらに何か言われたか」
あいつらとは、大倶利伽羅が転入してくる前まで俺をからかって遊んでいた連中のことだ。今は大倶利伽羅がにらみを利かせてくれているので、何も言ってこないから大丈夫なことを伝える。
「じゃああんたの兄弟にも言えない悩みが?」
「ああ、そうなんだ」
「……言葉にできるなら話せばいい。俺はここにいるだけだ」
秘密は守ろう。大倶利伽羅は真面目な顔で言った。
「も、もうすぐプール開きだろう。大倶利伽羅は、その、水泳の授業受けるのか?」
「俺は冬のマラソンを人の二倍やると教師と話しがついていて、水泳の授業は受けないが……」
そうかやっぱり。そんなつもりはないのに、これみよがしにため息が出てしまう。
「水泳が嫌なのか? 兄弟と海に行った話しを聞かせてくれただろう。泳げないわけじゃないよな」
「泳ぐのは得意なほうなんだが、その……大倶利伽羅って生えているか?」
からん。麦茶の氷が溶けだし、グラスと音を立てた。
「は……え、生えているかってもしかして陰毛のことか」
俺は恥ずかしくなって顔から火を吹きそうだった。思わず布団にもぐろうとするとそれよりも早かった大倶利伽羅に布団を捲られる。
「あのな、」
「ああすまない大倶利伽羅こんなこと聞いてほんとに」
「聞け国広。陰毛は誰しもが生えてくる。それが遅いか早いかは人によるが、それを指摘して人を羞恥に追い込むのはいじめだ。いじめられるのを想像して頭が一杯になったんだな?」
「そう、だ」
「泣くな、男だろ国広。俺だってまだ一本も生えてない」
だけどな、もう少し大きくなったら生えてくるんだ。だから大丈夫。そう背中を優しく撫でられて、俺は涙が溢れた。
「大倶利伽羅まで、大倶利伽羅に置いて行かれていたらどうしようかと、思って……」
「プールにはタオル巻いて着替えればいいだろう何も心配ない。更衣室の掃除もしろと教師に言われているからその時にお前が着替えてもいい」
「じゃ、じゃあ、手伝う」
「ああ」
だから泣くな。
親指で目尻を拭った大倶利伽羅が額にキスをした。
「ありがとう大倶利伽羅」
「明日は学校来るか」
「熱が下がれば行く」
こうして俺の悩みは解決したのだった。
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ななし@5c44f2
思春期からおじさんになるまでいっしょのくりんばですと!?な、なんというご馳走。
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向き
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くりんば書くマン
初公開日: 2020年05月17日
最終更新日: 2020年05月17日
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くりんばを書きたいと思ってパソコンに向かっている綿の図。