3月末、華の金曜日。カブキ町はいつにも増して盛り上がっていた。
今日も一二三、もといジゴロは馴染みの子猫ちゃんに愛をささやく。
「ひふみ、そういえばね!あたし、結婚することにしたの!」
酔っぱらって呂律の怪しくなった子猫ちゃんからの突然の報告を受けた。
「へえ、そうなのかい!それはおめでとう!祝福するよ。」
「なぁんてね、ちょっと早めのエイプリルフールよ!!あたしはひふみ一筋だから!心配しないで!今月も私が一二三をナンバーワンにするからね!」
「はは、もうそんな時期だったね。いつもありがとう My Kitten」
「でもほんと ひふみって、もしホストじゃなかったら誰かと結婚したかった?」
「うーん…そうだな…」
この子猫ちゃんには女性恐怖症のことは話してなかったな、と思いつつ考えを巡らせる。
「僕がこの職業についていなかったら、子猫ちゃんに出会うこともなかっただろうから、後悔していないよ」
子猫ちゃんはこの回答でご満足いただけたようで、その日これ以上結婚に関する話題が出ることはな月かった。
1部営業を終え、タクシーで岐路につく。タクシーの中でジャケットを脱いでから、ふとさっきの子猫ちゃんの話が蘇った。
そういえば、どっぽちんはどうなんだろう。どっぽちんはオレっちと違って女性恐怖症でもないし、女性とお付き合いすることも、結婚することもできるはずだ。結婚願望とかあるのかな。社畜を極めすぎてデートの時間が取れないかもしれないのは横に置いておく。
実は残業じゃなくて女性とデートに行っていて帰りが遅い可能性も…いや、どっぽちんに限ってそれはないか。
あれこれと考え始めたところで、着きましたよ、と声をかけられた。
家に帰れば、リビングの明かりがついていて、あぁ、どっぽちん今日は帰ってこれたんだな。と安心した。
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年度末。年末も決算の期末も大変だが、年度末に比べればなんてことはない。
なぜこの国は年度という制度を採用してるんだ!!!とシャウトしたくなるくらい、観音坂独歩は忙しかった。
新年度から入社してくる新入社員用の研修資料の作成から、年度末で異動が決まっている後輩のバックアップ、さらには取引先の契約更新やら新規契約やら担当者が変わるだのなんだの、まあ要は、観音坂独歩には仕事が多かった。
昼休みを返上してデスクワークを片付けていると、同じ部署のベテラン女性社員が近づいてきた。
「観音坂さん聞きました?営業3課のモブ本さん、大企業のご令嬢と結婚するんですって!」
「は、はぁ…そうですか…それは…おめでとうございます…。」
つか モブ本ってどんな名前だよ…まあでもたしかに、この女尊男卑のご時世に大企業のご令嬢って、まあ要は玉の輿なんだろうな。
「観音坂さんはいい人いないの?」
んんん???
「いないですね…あいにくですが…」
「早くいい人見つけなさいよ~?もうすぐ30でしょ~?」
「はは…そうですね……」
うるせええええええええ!!!!こちとら毎日会社と家の往復で、色恋沙汰に現を抜かす暇なんてないんじゃあああああああ
あああああああこれも俺がパッとしない陰湿な雰囲気のせい…
俺が俺が俺が俺が俺が…
ふと顔を上げると、思いのほか時計の針は進んでいて、慌ててパソコンに向き合う。
そういえば、一二三はどうなんだろう。今は女性恐怖症でも、いつかは女性恐怖症を治したいから、と言ってホストまでしているくらいだし、原因となった子ともまた話したいって言ってたしな…
やっぱり、いつかは女性と恋とか、結婚とか、したいんだろうか。
いやいや、今は一二三のことより、目の前の書類と向き合うのが先だ。今度こそ観音坂はパソコンに向き合った。
結局帰宅できたのは終電だった。帰れるだけ今日はマシか…。まあ結局家でも持ち帰りの仕事するんだけどな!
いつもなら玄関先で息絶える。が、昼休みに一二三は女性と結婚したいんだろうか、とか考えてしまってからずっと心に靄がかかっている。少しでもその靄を晴らしたくて、風呂に直行した。風呂をすませ、どうにかソファで会社のノートパソコンを立ち上げたところで、一二三が帰ってきた。
「お、今日はどっぽちん帰ってこれたんだ!」
「まあな…今からパソコンで仕事するんだけどな…!」
「ひゃ~!無理すんなよー。あ、そうだ、オレっち今から飯食うけど、どっぽちん夜ごはん食べた?」
「あ、そういえば忘れてた…」
「え、それはやばいって…お昼ご飯はちゃんと食べた?」
「ああ…(カロリーメイトだったけど)食べたぞ…」
「そかそか!おっけ!オムライスでいい?」
「おう…助かる…」
一緒に暮らしているのでそれなりに見慣れているはずのエプロン姿の一二三を見て、お嫁さんみたいだな…とか思ってしまって、あわててかき消した。
俺の好みに合わせてあるオムライスを食べ、腹が満たされたことで気が緩んでしまっていたんだろう。昼間に思ったことを口に出してしまっていた。
「一二三、お前、女性と恋したいとか、結婚したいとか思ってるか?」
「え?え?なに、どしたのどっぽちん」
一二三は驚いた顔を見せ、ちょっと考えるような表情を浮かべて、照れたような、恥ずかしがっているような、そう、まるで誰か心に決めた人がいるような表情をした。
「まあ…オレっちも、いつかは…スーツを脱いで愛し合えるようになればいいかな、とは思うこともあるよ?ってか いきなりそんなこと聞くって、独歩どしたん?」
「あ、いや、なんでもない」
そうか、いつかは、か。いつかはスーツを脱いで…か。
一二三に動揺しているのを悟られたくなくて、俺は慌てて書類に向き合った。
次の日。
世間は土曜日だが、年度末の忙しさに黙殺されている俺は休日出勤。出勤するとき一二三まだ寝ていた。そしてそのまま会社に泊まり込み。
あーーーーーーーーくそくそくそ!!!!!
なにが悲しゅうて 休日出勤に加えて泊まり込みまでしなくちゃいけないんだよ!!!!
ついでに日曜日もそのまま休日出勤になった。泊りからの休日出勤(2日目)。我ながら社畜極めすぎだろ、俺。いくら休日手当が出るとはいえ、我が社ブラックどころか漆黒すぎないか…?
まあでも今は家に帰りたくないっていうのが正直なところかもしれないな…一二三と会いたくない。
金曜日の夜に一二三のあんな表情を見てしまってから、心にかかった靄は晴れるどころか、重く暗い鉛のように俺の体にまとわりついて離れない。スーツを脱いで愛し合いたいってなんだよ。
どうして俺は一二三にあんな直接的に聞いてしまったんだ… 
そうだよな…一二三だって、女性恐怖症治したいよな…治ったらもう俺のと同居している必要なんてないし、俺の部屋を掃除する必要もないし、わざわざ生活力のない俺のために家事をする必要だってないんだもんな。一二三には幸せになってほしい。それは紛れもない事実のはずだ。スーツを脱ぐってことはやっぱり、いつかは女性と恋愛とかしたいんだろうな。俺じゃないんだな…。そりゃそうか、シンジュクNo.1ともあろう一二三が、なにも好き好んでアラサー社畜の俺を好いてくれるわけないよな。一二三ならきっと女性も選びたい放題だろう。いい人を見つけろよ。
それでも、せめて、恋人にはなれなくても友人ではいて欲しい、と思うのは俺のわがままだろう。
どうにか日曜日の夕方に仕事のめどをつけ、岐路に着く。
はぁ…今日も灰になるまで働いた。
家に帰って早く休みたい俺と、家に帰れば一二三がいるから会いたくない俺がいる。
ネットカフェで一晩を過ごすことも考えたが、前日が会社泊では30手前のオッサンの体には堪える。
仕方なく家へと歩をすすめた。俺の心も体もどんどん重たくなり、足は足枷がはまっているように重く、心は一二三と会いたくないと叫ぶ。
牛歩ながらどうにか自宅へ辿り着き、自室に籠ることに成功した。
スーツも脱がずにベットに寝転がると、先生に処方して頂いた睡眠薬が目に入る。
そうか
これがあったじゃないか。
電気をつけていない薄暗い部屋に、薬が光って見える。
なんだっけ、雲の切れ目から光が筋状に差し込むやつ、天使の梯子だっけ。いいネーミングセンスしてるよな。あれみたいだ。まあ、俺はきっと地獄行きだけどな。
たまらず光る錠剤を2錠そのまま飲み込む。
同封されていた処方箋に 先生の名前が書いてあって、相談もなしにチームを抜けることになってしまう非礼を心の中で詫びた。
光る錠剤をさらに3錠同時にそのまま飲み込もうとして、喉に引っかかってしまう。吐きそうになりながら、カバンに入れていたペットボトル飲料で流し込む。
緑茶じゃないし麦茶でもないし、なんだろう。と思ってラベルを見れば、一二三が持たせてくれたルイボスティー。
途端 一二三の顔や俺を呼ぶ声、料理している姿、そして先日のいつかはスーツを脱いで愛し合いたい。という一言が蘇る。
声にならないうめき声をあげながら、ルイボスティーを煽る。横になっている状態のまま飲み物を飲んでいる上、一気に飲み込もうとしているせいでむせる。咳き込みながら、規則正しく並んだ光る錠剤を押し出す。中味がなくなった薬のゴミを握りつぶしながら、さらに咳き込みそうになるのを錠剤とルイボスティーで飲み込んだ。
肺が苦しい。あぁ、さっきむせたお茶がまだ残っているのか。一二三が持たせてくれたペットボトルのルイボスティー。一二三も今まで付き合わせてすまなかったな。これからは俺に構わず自由に生きてくれ。一二三なら一人でも生活できるだろ。俺の墓はいらないからな。
心とは反対に身体は生命を維持しようとしているのか、必死に酸素を取り込もうとして呼吸が早くなる。もういいよ。頑張らないでくれ。
意識が朦朧としてきた。
あぁ、それでも、最期に思い出すのが一二三のこととは、我ながら往生際が悪い。
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日曜日の深夜。日付的には月曜日。
1部営業を終え、玄関ドアを開ければどっぽちんのちょっとくたびれた革靴が転がっている。お、今日は帰ってこれたんだな。一昨日、子猫ちゃんに結婚話を振られたちょうどその日、なんの脈絡もなく独歩から「女性と恋したいのか?結婚したいのか?」とか聞かれた。なんでそんなこと聞くのかとか、どこからその話題が降ってわいたのかとか、独歩h」はどうなんだ、とか、色々聞きたいことはあったけど、無限残業のどっぽちんは昨日は帰って来れなかった。今日こそは聞いてやるぞ。
リビングにも風呂場にも姿が見当たらない。もう寝ちったか…連勤だったもんな…。
でもでも、明日は月曜日。どっぽちんは会社があるだろうし、オレっちは可燃ごみを出さなきゃいけない。
どっぽちんの部屋はお世辞にも綺麗とはいいがたいので、今のうちにゴミだけも集めて、明日の朝すぐゴミ捨てできるようにしておきたい。どっぽちんの部屋のドアをノックするが、反応がない。
「オジャマシマース…」
やっぱりどっぽちんはスーツも脱がずに寝ていた。起こさないようにゴミだけ回収させてもらおう。それにしても相変わらず すごい部屋だな…なんでエナジードリンクの空き缶の横に靴下(片方)(使用済み)が転がってて平気なんだ…
幼馴染で、同居人で、親友の寝顔を見る。
ベッドの足元に転がっているエナジードリンクの缶を拾って、枕元に置き去りにされた薬の袋も回収。飲みかけのペットボトルが横倒しになっていて、ルイボスティーがこぼれているのを踏んでしまい、思わず顔をしかめた。どっぽぉぉ…飲みかけのは台所に置くか、せめてキャップしろってぇぇ。
枕元に薬があるのはいつものことだ。寂雷先生に処方してもらった睡眠薬。どっぽちんはこれがないと眠れないらしい。麻天狼を組んでからは比較的 服用量が減っていたはずなんだけどな…また最近 量が増えていたみたいだ。
独歩が握りしめていた、中身のない薬のPTP包装シートも回収。
いや、待てよ、
独歩ついこの間 薬もらいに行ってたはずだよな、いつも14日分もらっているはずだよな。まだ薬もらってから4日間しかたってないよな。
1日1錠だから本当は10錠残ってるはずだよな。
冷や汗が背中を伝う。
どうしてまた1錠も残ってないの?
オーバードーズ……
「どっぽぉぉぉぉ…」
なんでだよぉぉぉぉ…
それから寂雷先生に電話したのは脊髄反射。
先生の手配で救急車がすぐに来て、独歩は先生の病院に搬送されていった。
静かな呼吸にあわせて、独歩の薄い胸が上下している。病室は急患だったにも関わらず個室で、きっと先生が気をつかってくれたのだろう。独歩の心拍に合わせて音が鳴る機械の音が響いてうるさいけれど、この音が止まったら独歩は死んでしまう。そう思うと、単調な機械音ですらオレを安心させた。
独歩がオーバードーズ(過剰摂取)をするのはこれが初めてではない。先生によると、独歩が薬をオーバードーズするのは精神的なものからきているのではないかとのこと。独歩忙しそうにしてたもんなぁ…。せっかく一緒に生活しているのに。まあ生活リズムは反対だけどさ。
「独歩…」
オレら夜の業界で働いている人間の中には、ごく稀に’消えて’しまう人間がいる。先輩に聞いた話だと、裏社会の人と繋がっていたり、心に闇を抱えていたりするのが’消える’理由なんだって。今まで数は多くはないけれど、オレの周りでも’消えた’人はいる。
でも、いくらオレっちでもこの歳で親友を失うのは悲しい。
「目を覚ませよ…独歩…お願いだからさ、またオムライス作るから…またブリトー作ろうよ…先生とまた釣り行こうよ…」
病院に搬送されてからすでに6時間が経つ。そろそろシンジュクの街は朝日に照らされている頃だろうが、この病室は東向きではないのだろう。外に面した窓から、まだ日の光は入ってきておらず、薄暗いままだ。廊下に面した窓からわずかに差し込む蛍光灯の光が、独歩の生気のない顔を照らしていた。
未だに目を覚まさない幼馴染に苛立ってくる。腹いせに、独歩のさび色とも赤茶色とも言えない髪の毛をむんずと掴み、ゆっくりと離した。そのまま独歩の頬を指でなでる。
「どっぽぉ…起きろよ…いつまで寝てるだよ…早く起きないと会社に遅れるぞ…ほら…お望み通り同居人をいたわった起こし方をしてやってるんだから…」
それから、どれくらいの時間が経っただろうか。ゆっくりと、窓から病室に日の光が差し込んでくる。量は多くないはずだが、それでも病室の中を照らすには十分で、オレっちは眩しさに目を細めた。時間が進むにつれて、差し込む光量が増えてくる。寒々とした病室がほんのりと温められていくようだった。やっぱり夜の職業をしてるオレっちと違って、独歩には太陽の光が似合う。
#(この辺一二三視点どうしようかな)(要検討)
まあ好きに書けばええか
あくまで親友としての思考回路で。残念ながらひ→どはこの時点では少ない。
がんばれ観音坂。幸せになれよ観音坂。
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#どっぽ沼にしずむシーン
#うーーーんどうやって書こうかな
前後も上下も分からない真っ暗闇の中。無音で無臭。だがまるでぬるま湯に浸かっているような感覚で快適。ちょっと、いやだいぶ不気味だが、このままここに居てもいいのかもしれない。周囲と俺の境界線があやふやになってくる。そのまま闇に溶けてしまうのもいいかもしれない。ははっ、闇に溶けるなんて陰気な俺にはお似合いじゃないか。このまま溶けてしまおう。ここには一二三も、まだ見ぬ一二三の相手の女性もいないんだ。何も気にすることはない。
痛っ。
鈍い痛みを感じる。この暗闇の中でも痛覚は生きてるのか…音も匂いも光も感じないから、おそらく聴覚・嗅覚・視覚はないな。腹減ってないし、おそらく味覚もないだろう。それでも痛覚…というより触覚は生きているんだな。今まで温かく俺を包んでいた目の前の暗闇が、急に温度を下げたようにひんやりとする。痛覚だけ生きているって、よく考えると寒気がしてきた。心なしか闇も深くなったような気がする。背筋が少しずつ凍ってきた。呼吸が苦しい。いや、この期に及んで呼吸の苦しさとか分かるのかよ。本当に苦しいベクトルの感覚しか残ってないのか。一度感じてしまった感覚は鈍ってくれなくて、全身が痛みを訴え始める。寒い。おまけに腹も減ってきた。
もしかして
ここが地獄か?
そりゃたしかに俺は天国じゃなくて地獄へ行くのが似合う人間だろうとは思うけど…
せめて最後に一二三の作ったオムライスが食べたい。あぁ、でも味覚はないんだったな。ははっ、ここでも一二三が出てくるのか…もう吹っ切れたと思っていたのにな…自分で自分を嘲笑う。
「どっぽぉ…起き…よ…」
いやいや、こんな都合よく一二三の声がするわけないな。俺は自分の部屋で寝ているはずなんだ。それに、一二三には自由に生きてほしいんだ。俺のことには構わず。本当に。
あぁ、本当に…呼吸が苦しい。死ぬときってこんなに苦しいのか。そうか、ここは地獄だもんな。一二三にはこんな苦しみは味わってほしくない。お前は天国に行けよ…キラキラと煌めく天使の梯子を昇って、天国に行く一二三の姿が容易に想像できた。天使の羽が生えた一二三はきっと神々しくて、綺麗だろうな。今も綺麗だけど。俺が地獄へ行くのはまあ構わないんだけど、天使姿の一二三が拝めないのはちょっと、いや、かなり残念だ。せめて地獄にも天国の様子をライブ中継してほしい。
ん?視界の隅が明るくなってきたような気がする。それにしてもちょっと眩しすぎないか。おいおい、俺の目を労わってくれ。今まで暗闇にいたからんだから、視覚も敏感になっているんだ。
#ふてぶてしい観音坂をかきたい。どうせ俺は俺はって言いながら結構観音坂さんふてぶてしい人間だと思っています。
#なんだかんだ言って この世という地獄ツアーに一二三を付き合わせている独歩なんだけど、付き合わせている という概念がなくて、一二三が勝手についてくる(そして俺はその一二三を手放したくない って思ってるけど気づいてない)っていうふてぶてしさ。そういうところだぞ観音坂ーーー☆
#深層心理の中での生きることへの執着は多分シンジュクの中で一番あるのが観音坂独歩氏(29)
#でも今回は暗いお話なので暗いテンションでいきましょう
「…まぶしい……」
「っ!!!どっぽおぉぉぉ!!!!目ぇ覚めた?!?!?!」
目を開ければ、遅いよおお…と言いながら抱きついてくる一二三。
「…地獄なのになんで一二三がいるんだ?お前は天使になるんだろ?」
「どっぽちん大丈夫?!息してる?痛いところない?!天使ってなに?!」
「……うるさい…」
やっぱり俺は一二三から逃れられないみたいだ。
どんなに俺が一二三を開放しようとしても、なんの因縁か、この世という地獄ツアーについてくる。お前は天国で天使にならないといけないんだ。早く一二三を開放してやりたい俺としては、本当に一二三が俺と一緒に地獄に来そうでひやひやする。
残念なことに、もう少しこのツアーは続くみたいだ。一二三はまたついてくるんだろう。
それでまた俺は頭を抱えることになるんだ。
だが、暗闇の地獄に比べれば、一二三がいる分ここの地獄は大したことないのかもしれない。
#えーーここでエンドでいいですか??
#もう分からなくなってきた、とりあえずどぽくん目覚ましたし、一二三の気持ちの描写ないけどもともと ど→ひだけの関係のつもりだからさああ
#ちょっとだけ明るい感じになって終わるでいいかなーいいかなーー
#まって、明日観音坂さんの誕生日では??
#せっかくの誕生日に暗い報われない観音坂の話を投稿するのもどうなんだって感じだけど、そのうちどひふどイチャイチャ話書くから許して。ほんっとがんばれ観音坂。ハピバだぞ。
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ヒ腐マイ 一部ドラパネタありどひふ
初公開日: 2020年05月01日
最終更新日: 2020年05月15日
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どひふ全年齢
ヒ腐マイ
腐注意
あんまりハッピーじゃない
薬物乱用ダメ絶対。
勝手にワンライ(幻帝)
勝手にワンライします.テーマは七夕.
そらまめ
のんびり理銃 (腐注意)
二次創作ヒ腐マイ理銃 花吐き 苦手な方はご自衛ください。 花吐きだけどしんみりはしない とても…
そらまめ
筋トレ
リチャードさんはリンデンバウムの葉が茂るころ、かつての母校で動物になってしまいたかった話をしてくださ…
瀬をはやみ
2026/07/08
お試してきすとらいぶ。へしあた。
兎喜(とき)