初めて出会った時に抱いた感想は「同類か」と、たったそれだけだった。似て非なるものだと中王区のやつらは説明していたが、正直そんなことどうだってよかった。問題なのは、今目の前で転がっている自分よりも背丈の小さい女の形をした何かの世話をすれと言われていることだ。
「…どうしてボクが?」
「貴様に拒否権はない」
「説明くらいしてもらわないとボクだって困っちゃうな〜!」
「そいつはいずれ用済みとなるものだ。だが今はまだ必要である」
「オネーサン、質問に全っ然答えてないよ?」
「貴様の監視も含めている。精々そいつと仲良くするが良い」
ばたりと閉じられた扉。偉いオネーサンはどこかへ行ってしまい、名前も知らないような下っ端にシブヤまで送られる。