意識を取り戻し、コードを外してもらい話をした後、部屋に戻って影宮の帰りを待った。
影宮なら既に気がついているだろうが、紫藤の呼吸器についてと月光院の行方についてがどうしても知りたかったからだ。
待っている間に自分の家から持ってきた食料で、軽い食事を作り食べた。
いんたーねっとで、調べて情報を得ることも出来るが偽の情報に踊らされ感情を乱してしまうのが嫌であえてしなかった。
しばらくして扉が開く音がして、隣の部屋へと向かった。
二回扉を叩いたところ簡単に鍵を開けて招き入れてくれた。影宮はかなり疲弊しているようにみえる。それほどまでに大変な仕事なのだろうやむを得ない。
「その…紫藤の呼吸器の弱さと月光院が今どうしているかを知りたくてな。」
「……晶の呼吸器は僕が幼稚舎で出会った時から弱かったと思います。たまに通院していましたが、ほとんどが土曜の朝等でダンキラの試合に影響が出ないようにしていた事は知っています。」