次の日俺は一度自分の家に帰ると紫藤が亡くなってから一度も袖を通してない制服に着替え、警察手帳を持ち最低限の身支度を整えたら自分の職場である警察署に向かった。
地域課の巡査部長をしているが今はそれまでに溜めた有給を使い休んでいる為仕事は特にはない。
部下から相談で電話が来れば出るくらいだ。
巡査部長とはいえ、地域課で仕事をしているので刑事課の管轄である資料室に入るのは容易ではない。
しかも俺は有給休暇中であり余程の事がない限りあの部屋には入れない。
どうしたものかと考えながら歩いていれば、二つ下の朝日と矢野が警察署の近くで話をしている姿が目についた。
「朝日に矢野。どうしたんだ?」
「源さん。実はソラが……」
「あー!俺が説明するから零士は待ってくれ!」
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