steamにて開催中の弾幕フェス、東方原作が軒並み割引になってたり新約・怒首領蜂大復活の体験版がさっそく配信されたりと忙しい昨今、シューターの皆さん如何お過ごしでしょうか。
 わたくし人形使いは中途半端にしか攻略してないSTGを大量に抱えて積みゲー地獄の賽の河原です。
 そんな中、製品版だけでなく体験版もたくさん出てるのでいくつかプレイしてみました。今回ご紹介する「赫夜-カグヤ-」もそのひとつ。
 本作は、合同会社Flypot様が制作中のやさしめ弾幕横画面縦スクロールSTG。難易度控えめの全6面構成で、体験版では2面までプレイ可能。
 さて本作の感想ですが、満々軒ーーーーーっ!!!
 勝ちです。ここでがっちりキャッチ・ザ・ハートされました。
 本作では主人公アカリとサポート役のアカネのふたりの掛け合いがフルボイスで収録されています。STGというジャンルではキャラやその会話パート、ボイスは人によってはかえってSTG部分のノイズになると感じる場合も少なくないでしょう。また、正直キャラや会話パート自体はあっていいけど、そのノリがイマイチ……ということも少なくありません。
 しかし、本作でのこのふたりの掛け合いはフルボイスなのでいちいち字幕を見る必要もなく、また会話内容もゆるーい感じでSTGプレイの邪魔にならず楽しめました。また、オプションで「シンプルモード」をONにすると会話と顔グラフィックをOFFにできるので、STGパートのみを楽しむこともできます。こういうふうに、搭載された機能をプレイヤーが自由にON/OFFすることで自分に最適な環境を整えたうえでプレイできるのはいいことだと思います。
 そして本作では、フルボイスでの賑やかな会話で作品の全体的な雰囲気や世界観設定を感じることができたのでこれは大きなプラス。それが端的に現れているのが前述の満々軒でしょう。あのシーンとても好き。
 もちろんSTG部分もよくできています。
 横画面縦シューでよくあるストレス要因として、「フィールドが横長なのに自機の攻撃が直線的なので雑魚集団の撃ち漏らしが多く出たり、敵にショットを当てられない時間が長くなったりする」がると思うんですが、本作では前・横・後ろにそれぞれ撃ち分け可能なショットでそれに対応しています。なので、横画面の広いフィールドの全方向から出現する雑魚敵をバンバンなぎ倒していくという爽快感が味わえる構成になっているわけですね。
 また、「画面の全方向から敵が出現する」はともすれば「画面端での敵との衝突が頻発する」につながることが多いものですが、本作はちゃんと敵の出現警告があるのでそうした事故も抑えられておりストレスフリー。
 また本作は「やさしめ弾幕STG」を標榜しているだけに、弾幕系STGではあるものの細かい弾避けを強いられる場面はほぼありません。でもじゃあ適当に弾を撒いてるだけかというとそうでもなくて、さらに言うなら避け方がわかりやすい弾幕なので「避け感」はしっかり味わえます。
 あと個人的に本作の難易度をうまいこと下げてると思われる要因がふたつあります。
 ひとつはショットの威力。複数の武装があるSTGはそれぞれの武装の威力が違うのが当たり前ですが、おそらく本作のショットはどれも同じ威力なんじゃないでしょうかね。なので、「ショットの威力が弱いので雑魚敵の編隊に押し負ける」という状況がありません。感覚的には前方ショットは威力が高くそれ以外の方向のショットは威力が低いというイメージがありますが、本作はどのショットでも問題なく戦えるのでこれまたストレスフリー。
 もうひとつは中型機の耐久力ですね。高難易度STGはしばしばやたら硬い中型機が出てきて、撃ち漏らしが続いて追い詰められてジリ貧に……という展開があるもの。
 その点本作は中型機の耐久力がちょうどいい感じに落としてあって、STGの爽快感の源泉のひとつである「デカい敵をバンバン倒す」がしっかり味わえます。この辺、難易度を落とすことだけが目的化せずにちゃんと「プレイヤーがSTGの楽しさを味わえるようにすること」にしっかり焦点が合ってる証拠だと思いますね。
 また、ちょっとSEの迫力が物足りない、ゲーム中の自機グラが立ち絵に比べて等身が高めでやや違和感があるなどの気になるポイントもありましたので、製品版で修正されるといいなと思います。
 全体的には「易しい弾幕系STG」というコンセプトは現段階で十分に達成されていると思うしキャラも立っているので、製品版では作品背景やストーリー部分が強化されているといい感じです。製品版に期待!
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「赫夜-カグヤ-」体験版プレイしました!
初公開日: 2026年06月09日
最終更新日: 2026年06月09日
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