※この日記は3月2日に書かれていますが気にしてはいけない。刻が未来に進むと誰が決めたんだ。ターンAターン。
というわけで花粉の気配にズビズビになりながらも同人誌感想ですよ。今手元にデスノートがあったら全ページ「スギ花粉」って書く。
・イブキスイカ-対極ノ処-(葉庭の出店)
あるいみ「巫女みこ萃香」シリーズの集大成にして長編バトルシリーズ「イブキスイカ」シリーズも今回でいよいよ完結! 別世界から呼び寄せられた5人の萃香と陰の気の集合体である「禍萃」との戦いはどうなるのか!
禍萃を倒すためには5人の萃香の力を合わせる必要がある。そしてその中心になるべきは、みんなおなじみ巫女みこ萃香。なぜならこの萃香はずーっと巫女の格好をしてるので鬼なのに巫女に近い性質を持つようになってて神霊の力を無効化できるから! それ伏線にするんかーーーーーい!!
と盛大なツッコミをぶちかましてしまいました。なんという長い伏線なんだ……。作中で説明されてるように、確かに初期の巫女みこ萃香には御札が効いてたなそういや……。まさかこれまで葉庭さんの絵柄でノーマルフォーム萃香を見るとえらく違和感を覚えるようになるレベルで巫女みこ萃香が馴染んでいるのがここにきて伏線として機能するとは見抜けなかった、この海のリハクの目を持ってしても。
そして今回はラストバトルということでページの大部分がバトルシーンに割かれておりシリアスめな雰囲気ではあるものの、合間合間に紫さまのすっとぼけ劇場が挟まれておりシリアスになりすぎない感じで読めました。というかこんかいの紫さま、全体的に場当たり的というかちいかわでいうところの「なんとかなれーッ」感が強くて笑えます。
そして合体萃香vs禍萃なんですが、これが非常にうまく構成されていたと思います。萃香の能力である「密と疎を操る程度の能力」をそれぞれ分けて、陰の気が「集まって」できた集合体である禍萃を合体萃香が「散らす」ことで無力化を図るという構図が、単なる力押しのバトルではないのと同時に本シリーズの最大の目玉である「萃香vs萃香」という点を最大限に活かしててイカします。そして合体萃香の覚醒バージョンのデザインがまた神秘性マシマシでいいんだ……。
あとがきによれば全3巻の大ボリュームでも圧縮したほうとのことなので、いっそのこと来年くらいに全500ページの完全版総集編を出してくれてもいいのよ?
今日はここまで。