昨日の久しぶりの稽古の筋肉痛が下半身を責め苛んでおります。ふとももとかもうピッキピキですよ。でも運動は定期的にしなくては。オタクは体が資本だから。
・ペンギンは火星で眠る(図科乃カズ氏)
 ダンディなコウテイペンギンと人間の女の子の交流を描いた一編。
 本作から感じるペンギンイメージは「紳士」。
 そもそもペンギンはそのツートンカラーの装いから、キュートなだけではなくダンディなイメージも持たれます。本作に登場するコウテイは、そのダンディな魅力に全振りしたキャラクター像となっています。「お嬢さん(マドモアゼル)」呼びはダンディキャラの基本。
 まず世界観がいいです。というか世界観を構築するワードがいいです。「中央制御センター」と書いて「セントラル」と読ませる。「全自動調理器」と書いて「オートクッカー」と読ませる。そういうワードが好きな人にはこれだけでもうほっこり顔ですよ。
 そしてストーリーの構成もまたいい。主人公の少女が16年間生活していた環境が実は……というのは王道で面白いですし、そこから少女を助け出す救い手となるのが、次元すらも自由に泳ぐ宇宙ペンギンというのもいい。不自由な「飛べない鳥」であるはずのペンギンが人間の少女を自由な世界に連れ出すというこの逆転構図が効きます。
 そしてラストの一文が実に爽やかな読後感を与えてくれます。
 今日はここまで。
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