狐火白狐
 銀時がるんるんで指を振る。
 とんがった耳やふさふさ揺れる尻尾を仕舞うことのできない、幼くてあどけない銀時では、小さな狐火をひとつだけ灯せる程度だ。しかも眼前に湧いた狐火は、すぐにぽとりと落ちて消えてしまう。
 以前の、炎帝と恐れられていた銀時だったら違った。銀時を囲むように狐火が円形に現れ、ゆらゆら揺れて隊列を成し、太陽と同じぐらいの明るさで燃え、夜を照らしただろう。……暗く、静かな夜を望む妖
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狐火白狐
初公開日: 2025年07月03日
最終更新日: 2025年07月03日
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コメント
蛟九が流行っていると聞いて。
拙宅は九尾×幼狐ですが、書きたかった狐火の練習を書いてみようと思います。