気がつけばもう10月も半分を過ぎようとしています。10月過ぎたらもう冬コミはすぐそこなので感想はどんどん書いていきますよ。
・セラギネラ 閑話~夏の小品~(マムドルチァ丘陵)
紅楼夢でお隣になったサークルさんから新刊交換で頂いた一冊。図書館の絵本コーナーにありそうな朴訥な絵柄の表紙と、おなじく朴訥な語り口で夏のひとときを描いた作品です。
「キャラに深みを与えるためには食事をさせろ」というのはしばしば聞く話ですが、本作はさまざまなグループ、さまざまなキャラによる幻想郷の食糧事情が描かれています。
二次創作の楽しみはたくさんありますが、その中のひとつに「原作では描かれていない世界観の詳細描写」というのがあります。
幻想郷には人里があり、さまざまなコミュニティが存在します。となるとそこには当然食料の流通や取引が発生するわけであり、本作では幻想郷で食べられているさまざまな食品、今回は特に夏場の食べ物にフィーチャーして描かれています。
ところどころに蘊蓄を入れつつ語られる幻想郷の夏場の食べ物事情はどこか懐かしく、むかーしむかしそのまたむかしにばーちゃんちで食べた寒天やらなにやらを思い出しました。
薬売りのうどんげと妖怪の中でも特に人間の商売に深く関係しているイメージのあるマミゾウさんとのやりとりはいかにも商売人同志のやりあいといった感じで好き。
今日はここまで。