実は例大祭新刊レビュー以外にもプレイしたゲームの感想が残っているという。もうすぐ夏コミなので溜まってる感想は熱込み原稿とともにやっていきましょう。
本作は「コスモドリーマー」「ライクドリーマー」を開発したサークル「あうとさいど」さんのSTG第3弾。
特徴的なのは本作の構成。いわゆる道中をばっさりカットしてボスラッシュのみという思い切った構成になっています。ボスラッシュモードがあるSTGはたくさんありますが、ボスラッシュモードのみというSTGはなかなかありません。
そしてキャラ系STGでボスラッシュモードのみということは、大量のキャラクターが登場するということ。本作にはたくさんの個性豊かなボスキャラクターが登場する上に自機キャラもどんどん増えていくので総キャラクター数は相当な数になります。
しかもそれらのキャラクターはどのキャラもそれぞれに合わせた攻撃パターンを持っており、キャラクターとしての個性だけではなくSTGのボスとしての個性もしっかり確立しているのがすごいところ。
そしてこの攻撃パターンの数についての調整も非常に上手い。本作は1プレイで10体以上のボスキャラクターと戦うことになるんですが、各ボスの攻撃パターンはラスボスを除いて2パターンに限定されています。プレイしてみるとこの2パターンというのが実に最適解だということが分かります。
これがもし3パターンだったら1プレイの時間が間延びしたり長すぎて集中力が保てなくなってたりしたでしょうし、逆に1パターンしかなかったらプレイが物足りなくなってたりキャラクターを十分に印象付けられなかったりしたでしょう。
また、背景やキャラクター、弾幕が非常にカラフルなのに視認性がしっかりしているのは前2作と同じ。特に敵弾の視認性が良好だとなんでミスしたかがわかりやすい→ミスしたときの納得いかなさや理不尽感がない→ミス時のストレスがない→繰り返しプレイが苦にならないという好循環が生まれています。また、このことにより「敵弾を避ける」という弾幕STGの基本的な楽しみが邪魔されないというのもいいところだと言えるでしょう。