まるで、ルールもよくわからない状態で知らないスポーツをやっている(傍点)かのような不自由さを、魔理沙は感じていました。
対してルーミアは、まるでダンスを踊るように――いいえ、実際にダンスを踊っているのです。リズムに乗ってステップを踏んで、それに合わせて弾幕を避け、撃ってきているのです。
くるん、くるんと細く白い足が際どいところまで見えてしまうのにも構わず黒いスカートをひるがえし、魔理沙の放ったレーザーをすれすれでかわしたルーミアは、ふわりと空中に飛び上がりました。その姿を、魔理沙は思わず目で追ってしまいます。
夕焼けのオレンジ色に染まった空にふわりと飛び上がったルーミアは、そのまま上下逆さまの姿勢から両手を広げてレーザーを撃ってきました。ルーミアの得意とするスペルカード「ムーンライトレイ」です。
左右から挟み込みように、レーザーが迫ってきます。このまま次の行動を迷っていては、数秒後には逃げ場を失ってしまうでしょう。考えている時間はありません。
魔理沙が次の行動を決めるのと体を動かすのはほぼ同時でした。左右から迫ってくるレーザーに対して、魔理沙は