今日は久しぶりにTOHOシネマズに行ってきました。
 見てきたのはこれ!
 映画好きの中にはイヤ~な気分になりたくて映画を見るという特殊な癖(へき)を持っている一がいます。わたしです。
 かの「ミッドサマー」「ヘレディタリー」で最高にイヤ~な気分になれるA24の作品ということで、以前予告を見たときから目を着けてました。
 もうトレーラーの段階で最高にイヤ~な気分になれる予感でワクワク。
 夫の投身自殺を目撃したことから人里離れた屋敷に療養に来た主人公、ハーパー。自然に囲まれた歴史ある屋敷で心の傷を癒そうとする彼女の前に、屋敷の管理人であるジェフリーと同じ顔をした不審な男たちが次々と現れ……。
 はっきり言って本作は難解です。作中で起こる不可思議な現象にはまったく説明がありませんし、全編通して現実とも幻覚ともつかないシーンが多いタイプの作品でした。
 こういう作品は解釈するためにパンフレットは必須なんですが、レイトショーで見に行ったので終わったときには売店が閉まってて買えませんでした。
 なのでこの日記を描いている段階では、作品を解釈するためのヒントがあんまりない!な状態で書いています。
 というかですね、わたくしなんだか映画とかで同一人物がちょっと髪型とか体型が変わっただけで見分けがつかなくなるんですが、今さっきwikiを見て登場する不審人物がジェフリーと同じだということを知った……。
 ハーパーが遭遇するこれらの同じ顔をした男たちは、彼女の罪悪感の具現化なんでしょうかね。基本的にジェフリーを除いて全員が非協力的だし、神父なんかは完全にハーパーの罪悪感を反映した言動をしてると感じました。あるいは夫であったジェームズから受けてきた仕打ちの具現化かも。
 また冒頭でハーパーがトンネルの中で自分の声を反響させるシーンなんかも、自分の声が何重にも反響して聞こえる→すでに彼女が分裂症的な状態になっているとも言えるでしょう。
 作中の出来事は基本的に彼女の主観で、彼女と不審人物の目撃するという経験を共有している人物はいません。それもあって、作中でハーパーは自身の崩壊した認識の中で一人芝居をしてたんじゃないですかね。
 あとは教会にあった淫祠邪教丸出しのアレですが、アレはどういう意味なのか。
 風が吹いて一気に落ちたリンゴなどなど、全編に意味深なモチーフが散りばめられているので、相当深く考察できる作品だと思うんですが、序盤で唐突に出てきたアレのせいで全裸中年男性のネットミームが頭から離れなくなったのでもうだめです。
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