※この日記は6/23に書かれていますが気にしてはいけない。刻が未来に進むと誰が決めたんだ。ターンAターン。
 ようやくメロンブックスで予約してた例大祭新刊が全部届いたので、どんどん感想を書いていきたいと思います。でも今回は総集編が4冊もあるので時間がかかるかも。夏コミまでには終わるといいなあ。(願望)
・アングラな一日(ニセキノコモドキ)
 目の下のクマがとってもキュートなさとり様が表紙の今回の新刊は、表紙に反して地霊殿のナンバー2であるお燐のお話。
 あとがきにもある通り、今作は前作「アングラな夜宴」と対になる形の作品です。
 「夜宴」の方が対外的なお仕事マンガだったのに対し、今回は総務事務の話って感じでしょうかね。
 なので基本的に全編会話劇で、本当に事務仕事のやり取りをしてるだけ。特に大きな事件も無ければ派手なバトルシーンもありません。しかしこれがまらた面白い。
 本サークルさん描かれるところの地霊殿のお話は、基本的に組織と集団のお仕事マンガという印象があるんですが、今回みたいな文字通りの事務的なやり取りだけでマンガを1本もたせるのって実はすごいことなのでは。
 そもそも二次創作の楽しみのひとつは「原作で描写されてない部分の想像」なんですが、そういった意味では本作は文字取り原作の舞台裏を描いた作品と言えるでしょう。こいし捜索班なんかいかにもありそうな仕事ですし、病欠でシフト組み直したり新人教育のカリキュラム組んだりという仕事をお燐がやってたり、さまざまな種族が大量にいる地霊殿という組織内では上意下達のラインよりもフラットな連携のほうが有効というのも説得力があります。
 そしてなにより地霊殿のトップであるさとり様がワーカホリック気味で過労気味なのに油断するとあらゆる部署に首突っ込んでくる(しかも有能)ので、実質的にいちばんの障害となっているのが……。
 で、ここまで集団・組織の話をやっておいてラストページでさとり様が「個人」に対して対応を行うシーンで〆るのがお仕事マンガのオチとしてうまいなと思いました。やはりさとり様は偉大なリーダーなんだ……。
 今日はここまで。
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