ブレーメンの音楽隊
昔々あるところにロバがいました。
ロバはおじいさんなので、仕事が出来ず、毎日怒られてばかり。
「もう、こんな生活は嫌だ。ブレーメンに向かおう」
ロバは家を出ました。
てくてく てくてく
ロバが歩いていると、犬と出会いました。
犬は言いました。
「オレ年でも仕事が出来なくなっちまった。一緒に旅をしようかな」
そうして、ロバと犬は一緒にブレーメンへ向かいました。
てくてく てくてく
今度はネコに出会いました。
ネコは言いました。
「わたしも、この年では仕事ができない。一緒に行こう」
そうしてロバ、いぬ、ネコの3匹はブレーメンへと向かいました。
てくてく てくてく
今度はニワトリに出会います。
ニワトリは言いました。
「オレはまだまだ声は出るけれど、仕事ができなくなるのも時間の問題。一緒にブレーメンへ行くよ」
そうして4匹はブレーメンへと向かいました。
てくてく てくてく
夜もふけた森の中、4匹は明かりのついた家を見つけます。
「一晩泊めてもらえないかな?」
と犬が言います。
窓から中を覗くと、ゲラゲラと笑い声が聞こえ、ご馳走と金貨、宝石がのったテーブルがみえました。
なんと、ここは泥棒の家でした。
「お腹が空いたなー」
と猫が言います。
「そうだ!彼らを驚かしてご馳走をもらおう」
とロバが思いつきました。
他の3匹も賛成し、泥棒を驚かすことにしました。
ロバの背中にイヌが乗り、その上に、ネコが乗り、そのまた上にニワトリが乗って窓の前で叫びます。
ヒヒーン
ワオンワオン
にゃーーーー
コッケー
突然の音に泥棒は驚いて、家を出て行きました。
「やったー」
とニワトリが言いました。
そのあと、4匹はご馳走を食べて、そのまま寝てしまいました。
そろりそろり
4匹が寝ていると泥棒の1人が家に戻ってきました。
暖炉の火を入れようとした時、間違ってネコをつかみます
ニャーーーーっ
「うわー」
泥棒はそのまま犬の尻尾を踏みました。
ワオンワオン
「ぎゃー」
泥棒が倒れ込んだ先にいたのはニワトリ。
ケッケー
「あーーー」
そのまま泥棒はロバの足元に倒れます。
ヒヒーン
「助けてくれー」
泥棒は慌てて家を出ていきました。
夜が明けて4匹はかんがえました。
「ブレーメンへ行かずにここで暮らそう」
ロバがいえば他の3匹も賛成し、4匹は仲良く暮らしました
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ブレーメンの音楽隊
初公開日: 2022年10月12日
最終更新日: 2022年10月12日
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