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2048(ゲーム)
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人は【1】日に
【2】ℓ強いの水を必要とする。
世界には飲み水が足りない。科学者たちは水の生成技術を編み出した。
【4】nmのフィルターが、水からあらゆる不純物を取り除く。
まずは海の近い【8】ヵ国で試験されたが、取り除かれた水溶性不純物は、
予想の【16】㎡/ℓをはるかに下回っていて、飲料水不足は解消に向かった。
それから【32】か月後、
【64】億人の人口を潤す水は、
燃え続ける【128】haの熱帯雨林の消火にも使われて、
【256】兆ドルの被害を食い止めた。
ところで、水の出どころはどこか。それは海である。
温暖化の影響で、海面が【512】インチ上がると予想されてはいたが、
平均採取量が【1024】ガロンであったため、溶けた氷は水になった計算となる。
ついに【2048】年、人類は水不足を解消させた。
次の問題は食べ物だ。
世界には食料が足りない。科学者たちは食料の生産方法を編み出した。
必要なエネルギーを、【1】種類で摂取できる完全食を目指した。
【2】倍体の豆を基礎にして、
一般的な【4】例の代替肉を作った。
【8】パックのブロック肉は、
絶滅した【16】系統の魚介類と、
絶滅危惧種の【32】分野の家畜を再現している。
【64】科目の必須栄養素を含むこの完全食は、
国連で【128】票の満場一致の採択を得て、安全な食料として認可された。
これに係る特許は【256】件であったが、技術は基本的にパブリックドメインとなる。
ある国では基本ロットを【512】円で購入でき、
注)食品プリンター用エスニック料理【1024】大全のデータ込み
最大で【2048】㎉を得ることが出来る。
ようやく全ての人々に水と食料が配給される。
ついに人類は飢えと渇きを克服したのだ。
かつて大きな水たまりだった大地の上に、人々は等しく住んだ。
平たく同等の砂の上にいて、争いが起きるはずもない。
事件はもっぱら安眠を求めて、ちょっとしたいざこざが起きた話で、
【2048】品目の代替肉が申請された時、誰も何も気が付かなかった。
【1024】PFLOPSのスパコンが、致命的な大豆アレルゲン、
error【1】を即時発見したが、同時に加工済みは世界中へ配布されていた。
識者は食べずとも【32】日生き残れると言った。それまでに解決方法が見つかるだろうと。
【8】頭の愛玩動物を飼っていた富豪が、それを食べようとしてアナフィラキシーショックで死んだ。動物の餌は何で出来ている? 大豆だ。それか、もう、人類に肉を消化する能力が無かったか、どちらかだ。
人類は、大豆の【4】塩基をひたすら入れ替えて、
【64】の性差を持ち、
【4】足歩行する、人工生物を作った。
それは【2】時間で成体になり、
可食部は【512】gある。
それは専用の、貴重な緑地の【2048】haの農場に放たれて、
人類のたった【1】つの希望になった。
【128】分後、その農場には何も居なくなった。
そこにはフラミンゴ色の自立した肉塊があるだけだった。
動物には違いない。もはやそれを食す他なかった。かつて人間が食べていた大豆の食品は、その肉塊に全て投入された。
肉の塊は増えて、大豆の代わりに、供給ラインへ搬送された。
十分に細かくして、これまで通り、再現された食品が食卓に届く。
【2】本の脂ののったスペアリブの焼肉。
新しい食事を摂った人々は、翌日、肉の塊になって死んだか、肉の塊になっていく自分を見た。
フラミンゴ色の人工生物は、どのような形になっても、まだ生き物だった。
もう手立ては見つからない。
【32】日後、ただの水の噴水の近くに誰かが座っていた。
破裂したパイプからフラミンゴ色の液体があふれ出てくるのを見た。
人影も見たが、それが近寄ってくると、どれもフラミンゴ色をしていた。
水だけで奇跡を待つか、肉塊を食べるか、食べられるか。
その誰かは、フラミンゴ色の人影がやってくる前に、地面に自生していた大豆をむしって口に入れた。
無情な事に、それの正体もフラミンゴの肉塊だった。
こうして、久しく満腹になりながら、人間は【1】人もいなくなった。
ー完ー
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