あらすじ
誰かが慌ただしくしていると、つい「こうしたらいいのに」と俯瞰する。そんな冷静な大学生の小原は親友の歩に誘われてやってきた緑地で、ゾンビが一人の人間を喰っていたのに遭遇。近くの家に立て篭もり、歩が慌ただしく泣き喚く中小原はゾンビの足がかなり遅いことや、噛まれた人間に感染が広まっていないことなどに気づき歩に冷静さを促すが空を切る。外界と連絡を取り脱出を試みる最中、小原と歩は口論になってしまう。二人の背後には、ゾンビが迫っていたとも知らず。
キャラ
小原
服装 半袖がいい 
服装 
ゾンビの性質まとめ
・living dead 生きる屍→死んではいない
・食欲のみ残っている
↓時間軸順番だが、映像浮かんだ順番で書いてます6/4
0歩の車内(もしできたら)
歩が小さな音で舌打ちをすると、小原は運転席の方に目をやる。小綺麗な車内。歩、右手の人差し指でハンドルの頂点をコツコツと叩きイライラしている様子であり、小原はそれをじっと見つめている。歩が強めにアクセルと踏むと、小原はスピードに身を任せてもたれる。
1緑地
歩、車の運転席でブレーキを踏む。
小原のため息の後、ドアを開けて外に出る。
ここから映像化
○緑地
タイトル「」
ゾンビが足を引きずりながら歩いている。下手から上手へ、足首アップ。
小原の顔、ゾンビが歩いていた方向(下手からスクリーンを見るように顔を傾けて)向き、そっちをマジマジと見ている。
歩、上手向きでスマートフォンを無心でいじっている。少しにやける。
歩、小原の方を向く。
歩「な、なんだよ」
小原「彼女か」
歩「なんだよ」
歩、つい首の後ろあたりをかいてしまう。
小原「……わかりやすいな…そういうやつを側から見ると、相当、異質なものだぜ」
歩、少しめんどくさそうな表情をした後、立ち上がり座っているところから近場にあった木の小枝にスマホを引っ掛ける。
小原はその合間で立ち上がり、前方へ歩き始める。
歩「ほら、もうしまったぞ。あんまりかつかつするんじゃないよ(おちゃらけた口調で)」
小原、陰りから日の差す草原の方へ颯爽と歩く。歩はそれにのしのしと着いていく。
あたりには佇んでいる一般人が1、2人いて佇んでいる(座り、運動の2パターン)。
緑地の奥からゾンビの足のみカメラインし、足の隙間から奥の小原と歩、近くの座って佇んでいる女性が見える。
歩「小原……心配してたんだ。お前、明日には死にそうな顔をしていた」
○石原邸(写真カット)
 小原の正面からの顔写真。遠くの方を見つめている、魂の抜けたような顔。
○緑地
小原「過ぎたことだろ。やめてくれよ」
意も介さず歩き続ける。
歩「なあ、そう不貞腐れるなよ。ただ友達が、気分転換に外へ出掛けに行こうって言っただけじゃないか(ちょっと馴れ馴れしく)」
小原「違うな。わざわざリフレッシュと称してまでスマホを見ていたような奴が、何を考えているかくらい、な。わかるさ」
歩、その場で立ち止まる。ため息を吐くと緑が揺れる音がする。
歩「お前、そう言うところだぞ」
小原の何かのセリフでゾンビへ
左足のクローズアップし、肉が喰われている。
歩の叫び声を背景に、小原の口が少し開く。
小原、目を開く。
被害者の食らいつかれている足からゾンビの顔。
くちゃくちゃと噛む音。
しばらく無音の状態。
小原、半袖の、脇の下から伸びた横腹あたりの服を掴んで握りしめる。
歩、少しずつ後退しへたりこむ(手が後ろにいく感じで)。地面を強く握り込んで震えている。
しゃがんだ状態から小原のことを見上げるゾンビ。
歩、恐怖から再び叫ぶ。しかし小原の瞳孔は普通の状態に戻っている。
被害女性のピクリともしない足。
再び小原の瞳、足の方をじっと見ていると、ゾンビが唸り声を上げながら、徐にじっくりと足を上げて小原の方へ歩き始める。
風の音が戻る。
歩、四つん這いの状態になり小原の腕を掴む。
「おい」歩は明らかに焦った顔。
歩「…おい!」小原の手を揺さぶり必死に逃げることを示す。
○近場の倉庫
二人は足早に倉庫に逃げ込む。歩は小原を投げるように勢いよく手を離し、扉を閉めて背もたれする。歩、かなり息が荒いが、小原はそうでもなく、一息つくと歩よりも浅い息使いで歩の方を見る。
歩「おい、なんでだ」
小原、倉庫から見つけた双眼鏡の埃を払って窓越しに外を見ている。遺棄された足から血が出ている女性の体、ゾンビがゆっくり歩く様子の足アップ。
小原「ゾンビは感染しない。それに、足も俺たちより遅い。つまりはそういうことだ」
「見ろよ」と双眼鏡を手渡し歩は外を見、双眼鏡を外す。小原は少し冷ややかな目で歩を見る。
歩「いや、だからって関係ねえよ。あの時なぜ、逃げなかった。死んでたかもしれないんだぞ」
「Embalmed」と書かれた花(ひまわり)の入ったペットボトルが置いてある机に、小原はもたれかかる。
小原「…あいつの、目を見たんだ」
ゾンビの瞳がフラッシュ。
歩「目がなんだ(怒った様子で)」
小原「俺と似ていた」
歩「そんな(ことが、と言いかける)」
ゾンビが倉庫の扉を叩く音が聞こえ、二人少しの間硬直した後、歩は首の後ろをかきながらその場を彷徨く。(ここからしばらく扉を叩く音や雄叫び、もしくはカットが変わるたびでも可)
歩、立ち止まりポケットに手をかけるがスマホがないことに気づく。小原の方を向く。
小原「俺に持ってくるなと言ったのは歩だ」
歩「クソッ…」小原に対して背を向ける。
小原「外に出よう。それもなるべく人里の方に」小原は周辺に落ちた、過去に使われたであろう角材を物色している。歩は振り返り小原の方を見る。
歩「外にはゾンビがいるんだぞ」
小原「状況を見ろよ」と言って小原は倉庫の奥の方を見渡すが、これと言った電子機器が存在しない。
歩「それがなんだ。」
小原「状況は刻一刻と変わっていくんだ。それに対応していかなくちゃいけないのに、どうして慌てていろって?」
歩「そう言うところだお前をここに連れてこなきゃといけなかったのも、お前のその、人を小馬鹿にしたような、周りを見過ぎているような、その感覚がいけないんだ。お前のためにやったのに」
小原「歩。お前、本当はそんなこと微塵も思ってないだろ。あん時、親戚に嵌められたって顔、してたろ」
○石原邸(写真カット)
歩、不貞腐れた顔。
○倉庫内
歩「周り見てないで、自分見ろよ」
扉にかかる力が強くなり音が激しくなる。
「言葉は行動に勝てない。ここから出なくちゃ始まらない」
小原、扉に手をかけ開く。
○緑地
二人、走っている。
ゾンビが後ろを追いかける中、歩は転んでしまう。
血が一文字に小原の顔に飛び散る。歩の食べられる音が聞こえる。小原は目を逸らすように上手の方を向く。
タイトル「」
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