プロット何も考えてないので執筆スピードはいつもより遅めです。
 フォロワーさんがTwitterで呟いていたネタをお借りして書きます。
 完成したらPrivatter行き。
────
 ある日のデート。ボクと手を繋いで歩くダーリンは、どことなく俯きがちに見えた。前を見て歩かないと危ないからボクの方を向いていない、それは理解できるけれど、その顔は前髪に隠れて暗く、表情がまるで読めない。
 何か嫌なことがあったのだろうか。まさかこのボクとのデートが楽しくないわけがないし、嫌な思いをしたとしたら学校か親善大使のお仕事をしていた時のことだろう。
 ボクのダーリンを傷付けたヤツは、例えそれがモンスターでもニンゲンでもブッ殺さないと。そのためにまずはダーリンから情報を得なきゃと思い、ボクは何も気付いていないふりをして「どうしたの?」とダーリンに尋ねた。最初から殺気を漂わせていたら、心優しいダーリンは死人が出ることを恐れて教えてくれなくなっちゃうからね。
 どうしたの、と聞かれたダーリンはぱっとボクの方を見上げる。……そして、
「どうして?」
 そう尋ね返された。何故ボクにそんな質問をされたのか、その意図に気付いていない様子だ。このボクがダーリンの変化に気付かないはずがないのに。
「何だか、俯いているように見えたから。……ほら、今も」
 ボクに話しかけられて顔は上げたものの、やっぱりダーリンの目元には影が差している。ボクを真っ直ぐ見られないということは……まさかボクには言えない、隠していることがある!?
 焦り、問い詰めようとした。このボクに、恋人であるこのボクに、ダーリンにとって最愛の存在であるこのボクに、隠し事をしているという事実が許せなかったから!
「あっ、ううん。違うよ」
 しかしダーリンは何でもなさそうな声音で否定した。剛速球を打ち返すつもりで思いっきりバットを振ったら、ピッチャーの投げた球が一メートル手前の地面にへろへろと落ちた、そのくらいの空振り具合だった。
「前髪が伸びてきただけ。メタトンとデートに行く前に切りたかったんだけど、つい美容院に行きそびれちゃって」
 そう説明して自分の前髪の先を摘まみ、持ち上げてみせるダーリン。前髪に隠れていた線のような目は、微かに端を下げて和やかに笑っていた。
「もう鼻にかかるくらいに伸びちゃった」
 摘まんでいた前髪を下ろすと、「ほらほら」とその長さをアピールするようにボクに顔を向けてくる。その姿は好きなヒトに僅かな変化に気付いてもらいたがっている、恋する可愛い女の子。
 髪を切ったことに気付いてもらいたい女の子の話はよく聞くけれど、髪が伸びたことに気付いてもらいたい子もいるのか。そんなことを考えながら────
 ────完全に無意識の内。吸い込まれるようにダーリンの顔に自分の顔を寄せたボクは、自分でも気付かないうちに彼女の小さな唇に口付けを落としていた。
「!?」
 表面に触れるだけのキス。だけどその一瞬で、ダーリンの顔がまるでマッチを擦ったかのようにぼっと赤く染まる。
「な、何で……!?」
 ボクを見上げ、そのまま後ろに引っ繰り返ってしまいそうなくらい驚いているダーリン。────驚きのあまり、ここが室内ではなく人の往来が多い外であり、周囲を歩いていたモンスターやニンゲン達が笑顔でボクらを見守りながら通り過ぎて行っていることにも気が向かない様子。
「確かにそんなに伸びた前髪じゃあボクの顔が見えなくなっちゃうね。せっかくだし、今からうちの事務所のヘアメイクのプロに頼んで切ってもらおうか?」
 何でもなかったかのように言うが早いか、ボクはダーリンの小さな体を抱き上げた。しっかり捕まえていないとまた逃げられかねない。この子、逃げ足が速いし避けるのも上手だから一度逃がすとなかなか捕まらないんだ。
 この際だから、いつものショートカットじゃなくて違う髪型にチャレンジしてみるのもいいかもしれないね! ボクとお揃いで片目を隠すスタイルにしてみるとか、ブロンズの髪色もボクと同じブラックに染めてみるとか!
「め、メタトンの事務所って美容師さんもいるの……?」
 未だ顔は赤いけど、頑張って落ち着こうとしているのだろう。そう問いかけてくるダーリンに、ボクは満面の笑みを向けてこう答えた。
「もっちろん! 何を隠そう、このボクのことだけど!」
────
 終了です! 御覧いただきありがとうございました!
 今から書き直しタイムに入ります(恥ずかしいタイピングミスをたくさん見せてしまいすみませんでした…)
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 推敲も終わったので終了します
 見守っていただきありがとうございました!
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【SS】メタフリ
初公開日: 2021年04月04日
最終更新日: 2021年04月04日
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コメント
『UNDERTALE』メタトン×フリスクの小説を書きます
SSって書いたけど文字数オーバーするかも
【短編】メタフリ
『UNDERTALE』のメタトン×フリスクの二次創作小説を完成するか気が済むまで書きます
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【短編】メタフリ
UNDERTALEのメタトン×フリスクの二次創作小説を書きます完成するまで終われません
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【短編】メタフリ
UNDERTALEのメタトン×フリスクの二次創作小説を書きますTwitterの#毎月1日は「メタフリ…
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202201062201
死ネタ……書くよネ……今回はランちゃんがお亡くなりになった話を書いていくよ。1時間ほど。
居留守
テスト 読書メモ(完成済)
「文人悪食」という本を読んだあとの読書メモです
えめり