深く眩しく綺麗な森の中にいる。黄緑や茶色の世界で、空は水分が少し足りなくなっている。けれど、そこまで風はキツくはなくて懐かしく流れていく。
そんな森の中にそびえ立つ白い塔たち。
深海の底にいる貝を想像してみる。パクパクと呼吸をして地面にへばり付いている。空の向こうがどうなっているのかは見聞きしたことしかない。地球という大気圏の海の中に、この先ずっと居続ける。そんな貝なんだ。空でもっと多くの生き物が泳げるはずなのに、今は誰もいない。でもその方が貝にとっては安全なのだし。パクパクと呼吸をしてプランクトンを食べるような日々を続けていく。
そんな風にアンドロイドとしての日常を過ごしている中で、生活はゆったりと進んでいく。
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空を見上げると、イカが飛んでいた。
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