アーマーガアはバサリと音を立て、己の体に乗っているヤスを気遣うようにゆっくりと着地する。
「ありがとうな」と優しく羽を撫でてやれば、アーマーガアは嬉しそうな声を上げて、悪戯するようにヤスの頭のアホ毛を突っついた。ちょっと痛いが、昔からの癖なのでもう気にしないことにしている。
アーマーガアをボールに戻し、相変わらずキノコの上でふわふわ浮かんでいるチョンチーを眺めながら目的の家へと足を進めた。
コンコンと木製のドアをノックすると、待ってましたと言わんばかりにガチャリと扉が開き、ドンと足に何かがぶつかった。
視線を下げれば、小さなアチャモが楽しそうにヤスの足元をちょこちょこと走り回っていた。
静かにそれを見守っていると、早歩きの足音と共にジョウが現れた。
「こらアチャモ。ヤスが動けなくて困るだろ」
「いや、別にこのくらい大丈夫だって。それよりこれ。今日の弁当」
ガサ、と弁当が入ったビニール袋をヤスが掲げれば、アチャモをなんとか捕まえたジョウが「とりあえず中入れよ」と迎え入れた。
「お、今日のみそ汁、いつもと味違うか?」
「ヨロイ島産のネコブの実使ったって言ってた」
「あそこのきのみは質がいいって聞くよな。美味い」
「俺もこっちの方が好きだと思った。母ちゃんにも伝えとくな」
料理ひとつひとつに細かく出してくれるジョウの感想を頭の中にメモしつつ、彼と自分のポケモン達にジョウお手製のおやつを配る。
「今日はポフィンか」
「久しぶりに作りたくなってな。いろいろ作ったから好きな味食べさせてやってくれ」
「分かった」
ジョウの手持ちは大体辛い味を好むのでマトマの実をたくさん使ったらしい真っ赤なポフィンを配ってやる。
対するヤスの手持ちは特に好きな味とかはないらしく、直接ポフィンが入ったカゴを見て食べたいものを各々取って行った。
「なぁ、母ちゃんのガルーラ達にもあげたいから余ったやつ何個かもらっていいか?」
「勿論。弁当いつも届けてもらってるし、何個でも持って行ってくれ」
ジョウの言葉に甘えさせてもらい、母のポケモン達が好みそうな味のポフィンを何個か鞄に入れた。
文庫メーカー3ページ分くらい書けたのでこのくらいにします
見守ってくださってありがとうございました٩( 'ω' )و
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ぽけもんクロスオーバーのやすじょ
初公開日: 2020年08月08日
最終更新日: 2020年08月08日
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タグ消化のやつです 短い文章を長い時間かけて書いてる様をお届けする
宿題やらせたい
タグ消化のやつ 500文字にも満たないものを書くだけ
紅餅