22時半に開け、23時半までに終わらせる予定です。
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コメント、ハートは大歓迎です。言葉が浮かばない人は「キャー」とかかいてやってください、というのがいつものノリ。(書き終わり次第の反応になります。1時間待てる方は応援してやってください。また、終わった後はダラダラチャット会となります。)
本日のテーマ「合宿」「適量」「夏服」
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サーセン、飯食ってる&髪の毛びしょぬれだ。。。
あ、誰かいる。
ねーねー、R18実装されるらしいよ。どうしようかな。まぁでもえっちなシーンは人前で書くのもなぁっていう気もするなー、私凄いガッカリさせそうだし。。。
髪の毛乾かしながらネタを考えるやで。
夏服合宿、適量うー
そもそも論、あの学校夏服あると思う? あると仮定して進むしかないんだけど。←アッ、ごめん、私これ、書いたこと忘れてた、無いだろう、で脳内結論つけちゃったwwwwwww
夏服ってきくと、キンキキッズのジェットコースターロマンスが脳内に流れるんだけど何の仕様だろうな。
ですよね。なんでか頭回るんですけど、夏服と何の関連があるんだろうか。
何のネタも浮かばない間に30分たつな。。。
とりあえず書き出してみます、途中で詰まるかも。
今日のテーマ難しー。。。
30分。。。30分か。。。 いけるか。。。まぁ。。。3000文字ぐらいで書きあがる内容ならまぁ。。。と、わざとではない。わざとじゃないぞ。遅らせてるわけではないのだ。
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トレイの視界にすらりと伸びた腕が入って、一瞬、固まってしまった。
普段そうそう目にしないものだ。……いや、腕自体は見ないわけではないのだけれど、というか、リドルの身体で見たことが無い場所なんてないのだけれど、それを眺めるのは大概薄暗い室内なので。
(って、)
真昼間の光の下で、我ながら何を考えているのか。
いつもキッチリと制服を着こんでいるリドルの腕など見かけることが無いからだろう。
しかも、ジャケットを手に、ネクタイも解いて、さらに言うとずぶ濡れだった。
そんな状態で寮に帰ってくる……というのは、原因はまぁ、だいたい察しはつく。
「トレイ」
さっきまで少し膨れていたように見えたが、トレイの顔を見るとリドルはぱぁっと明るい表情になった。……ちょっとだけ、優越感を抱きつつ、苦笑を作って見せる。
「フロイドか?」
「ああ。やられた」
「だろうな……」
笑ってしまう。ユニーク魔法の相性も悪いし、体格差もかなりあるし、あちらは何でもかんでも面白ければ手を出す幼児の様なものだから。
「でも今日は首を刎ねてやったからね。ボクの勝ちだよ」
ふふん。と鼻を鳴らすのが大人げなくて可愛い。
「それは良かったな」
「トレイはどうしたの?」
「新作を作ろうと思ってな」
摘んだ薔薇を見せる。へぇ。とリドルはトレイの手元を覗き込みに来た。かごに入れられた薔薇の花。しおれる前に加工する。
「見に行っていい?」
「ああ、待ってる」
これは、今日は甘える気分らしい。
リドルは、じゃあシャワーを浴びてくるよ、といそいそと階段を上がっていった。トレイの方はキッチンへ行く。
摘んできた薔薇を加工していると、リドルは予想外なことに、Tシャツ姿で現れた。普段なら寧ろそんな恰好で寮生がうろうろしていると怒るぐらいなので、ちょっと戸惑う。
「どうした?」
「着れる服が無くて……」
一応これは運動着の下だから、規定服ではあるし、と唇を尖らせる。
部屋着で出るわけにもいかないけれど、明日着る制服か、寮服……と思ったところで、ああ……と思い出した。
「そうか……そう言えばそうだったな……」
お茶会でトラブルがあって、ペンキで汚してしまったのだ。
他の寮生と違い、特別に作ってもらっているリドルの分は今、仕立て屋の手元で……。
(まぁそもそも替えがあったとしてもリドルだと余るか……)
言うと怒られると思うので黙っておく。先ほどの華奢な腕などを思い出しながら。
「今何を作ってるんだい?」
「今日の寮長のおやつと、明日以降のおやつですよ」
「よろしい」
ふふ、と微笑んで、何か手伝おうか? とまで言ってくる。
「じゃあそれに砂糖を振りかけて」
「どれぐらい?」
「適量、っていうと怒るんだったな」
「怒らないけど、どうすればいいかわからなくなる」
ぷく。と膨れるリドルに、じゃあ、見た目が綺麗だと思う程度。と言う。
特に変わってない……とぼやきながら、リドルは慎重に粉砂糖を振っている。任せて、他の作業をする。
キッチンは、夏は暑くて、冬は寒い、ある意味最悪の場所だ。
でも、リドルが喜ぶなら別に構わない。
「これ、合宿に持っていくのかい?」
「ああ、まぁ、数日作ってる場合じゃなくなるだろうからな」
さすがに失敗はしないだろうと任せきりにして、色々と手配する。
持ち込むと考えたら『持っていけるもの』だ。日持ちして、持っていくのが容易で。
学園が自由参加とはいえ寮ごとに魔法力強化の合宿をしてくれるという事になった。それなら喜んで参加します、と当然、リドルはなるわけで、そうなったらトレイがついて行かねばならないわけで。
普段なら日替わりで何かを作ってやれるけれど、合宿中にはそんなのんびりした時間はないだろう。
そもそも、先日までそのプログラムにエースとデュースが参加していて、二人とも相当ぐったりして帰ってきたので……。
「終わったよ」
「ああ、ありがとな」
リドルが近づいてくる。
そうすると、シャワーを浴びた所のリドルから、ふんわりといい匂いがする。
髪も少ししっとりしている。乾ききっていないのだろう。
(うわ……)
近づいてこられると、流石にこれは目に毒、と言うか、誘惑、と言うか。
もう少し涼しい季節なら、運動着の下に来ている長袖も着ていたのだろうけれど、流石にこの季節だと半袖で、けれど普段はその半袖でいる事すら珍しいから……。
「んっ!?」
思わず、顔を覗き込んでキスをしていた。
リドルは急だったことに驚いてびくりと跳ねる。
「ちょっと、トレイ!?」
「いや、悪かった」
いつも、まぁ、いきなりキスをすることが珍しいというほどではないのだけれど、もう少し警戒している。
けれど、誰が来てもおかしくない寮のキッチンで、全く気にせずにしてしまった。
「ホントにもう、もう少し気を使ってほしいとボクは何度も言っているのだけれどね?」
ぶつぶつ言いながら、リドルはまんざらでもない様子だ。
まぁ、いつもならトレイは気を付けているので、今日も気を付けているから、平気だからしたのだろうと思っているのだろう。――バレたら怒られそうだ。
「ほらこれ、味見」
「ん」
なので口に揚げたての小さな揚げパンを突っ込んで黙らせる。
勿論やけどするような熱さではないが、はふはふして黙ったリドルに、よし、とりあえず誤魔化せた、と、トレイはそれをまたテーブルに置いた。これも砂糖を振ってくれと言いつつ、冷蔵庫を開ける。
「わー、リドルくん夏っぽい格好珍しー。いつものフォトジェニックなのもいいけど、そういうかっこすると美少年なの際立ちまくりだねー」
「ケイト……」
言った時にはすでに撮影されているので、やめろ、とリドルが言っているのを聞きつつ、トレイは、まずいな……と冷蔵庫の中に顔を入れたまま思う。
暑いもんね、いやガチでかわいいと思ってるよ、細いの気にすることないでしょ、そのすらっとしてるとこが良いんじゃないー、というケイトの言葉を後ろ頭に聞きつつ、トレイは何となく振り返れない。が、露骨に無視をするわけにもいかないので、苦笑いしながら振り返った。
「なんだ、甘いものしかないぞ」
「んー? 別に『今から食べるおやつ』じゃなくていいけど?」
振り返って目が合ったケイトにニヤつかれる。まぁ……そういうこと、だろう。
「……わかった、何がいい?」
リドルはトレイが『親切』だと思うだろうか。
だが明日からのことを思えば、ケイトは味方につけておくに限る。
どんなに面倒でも、望む通りのものを作ってやらねばならないのだ。
◆
おわり。