21時に開け、22時までに終わらせる予定です。
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コメント、ハートは大歓迎です。言葉が浮かばない人は「キャー」とかかいてやってください、というのがいつものノリ。(書き終わり次第の反応になります。1時間待てる方は応援してやってください。また、終わった後はダラダラチャット会になります。人がいれば。)
本日のテーマ
歌
乗馬
アイス
の3つから
#トレリドワンドロ・ワンライ
◆
今日はネタ作りからやるよー。
15分×3のネタ5分でどうにか3本いけんかな。無理なら諦めよ
とりあえず歌は出来た、
書く? いや、髪乾かしながら考えるか。。。
誰か20分ごとに教えてもらっていいですか。
髪乾いた
ネタも考えた。
まだ書いてないのにw お気遣いありがとうございますwwww
やります。
20分になったら誰か教えて。。。
うぃっす、次は40分だなー。
ちょっとちらちらチェックしながらだからやっぱり無理か。
◆
自分の方にその発言が返ってきたら、案外駄目な癖に。とデュースは内心で思いつつ、エースがいつもの『怖いもの知らず』を発揮するのを見ている。
話題は先日の花嫁ゴースト事件の件で、対話の相手はケイトなのだが、それにしても。
(寮長が聞いたら怒りそうな気がする……)
ちらっと見たが、リドルは会話が聞こえる範囲にいるものの特に何か口を出してくるつもりはないらしい。先ほどまでと同じく、本を読んでいる。
「もーやめようよエースちゃん。無力だったオレとしては何も言い返せないんだからさぁ」
「いやでも、トレイ先輩のアレはウケたでしょ?」
「オレも笑ってたけどアレは普通に難しいって」
と、ちょっと庇いつつ、デュースの方に視線が来た。……巻き込まれた。
「僕は名乗っただけで精いっぱいだったんで……何も言えることがない」
後半部分はエースに向けてだ。それ以上言うな、と暗に言ったのだが、エースは、ねぇねぇ、とリドルの方に声をかけた。
「トレイ先輩って昔からああなんですか?」
「ああって何だい……」
どうやら気にしていなかったわけではなくて、スルーしようとしていたようだ。リドルはため息を吐きながら本をぱたりと閉じる。
「いや、歌! 超ダサかったじゃないっすか」
「まぁ……お世辞にも褒められたものではなかったけれど」
さすがに否定することは無くリドルは小さく首を傾げ、それから、眉を吊り上げる。怒った、というわけではなく、流されかけたがしゃんとした、という雰囲気だ。
「子供の時に特別下手だと思ったことは無いよ。エースの疑問はそういう話だね?」
「まぁ本人もあんまり得意じゃないって言ってたし、得意じゃないって言ってた割にはフツーだったよね。歌詞が普通じゃなかっただけで」
「むしろ普通の極みだったんじゃね? な?」
「それはそうだろうけれど僕に同意を求めるな」
あの状況では『普通』なら『お姫様』には振られて当然、ではあった。
状況が面白くてデュースも笑ってしまったけれど、いざ『女の人!』『ていうかお姫様!』『何を言えば!』となってしまった身としては『庶民』のデュースもトレイを笑えない。
そう言いだすとエースだって同じ立場じゃないか、と思うのだけれど、まぁ、堂々と意見を言って、それが打破する力となったのは事実だから、今回の件はエースの手柄だ。
いい加減しつこく人の失敗を責めるのは、とリドルが案の定言い出したので、デュースは頷いておく。エースは調子よくハーイなどと気のない返事をした。たぶんあれはまたやるだろう。
◆
(まぁ、歌えって言われたら自信があるんだよなぁ、トレイくんよりは少なくとも)
ケイトが眺めていると、前に出て歌い終わったトレイは楽譜をぱたんと閉じて、肩をすくめた。
音楽教師には『よろしい』と言われている。
トレイの歌唱力は確かに優・良・可で言えば『可』ではあるのだろうけれど、単位を落とすほどではないのだ。本人が得意ではないといっても、その程度。
すぐそばの席に戻ってきて、はぁ。とため息を吐く。
「こないだのことがあるから気が気じゃないな……」
「自分で掘り返すぅ?」
ちょっと自虐的だなと思って笑ってしまう。
「実際大失敗してるからな。あれで」
と言いつつ、トレイは自分で自分の頬をひっぱたく真似をした。
「まぁそうだろうけど、全員ぱちーんといかれてるわけだから同罪だよ」
「ハハ、違いない」
普通。
普通では、ある。特別に、出来るわけではないけれど、落第でもない。
「そもそもあの状況で作れるわけないよな、歌なんか」
「まぁそうだね」
「お姫様のこと、何とも思ってないんだから」
「……」
それはそうだ、当然そうなのだけれど。
思わず『この男……』と思って、目を細めてしまう。
「ん? なんだ?」
「なんでもない。トレイくん、あれ相手がリドルくんだったら歌えたの?」
「いや、無理だろ、なんでリドルなんだ?」
トレイはしれっとそういう。少しの動揺も見せずに。
「はぁ……」
本当に、この男は。
ケイトはため息を吐き『愛の歌』というものは言葉を交わしあう事だけじゃないんだよな、と思う。
「……まぁ、歌う方は逆か」
「何の話だ?」
流石に、ちょっと焦った様子になった。
何でもない、と言って、いつまでオレに黙ってるつもりなんだろう。と、ケイトはうっすらと思った。
◆
もう一個ぐらいいけるな。歌終わり。
◆
気持ちいいぐらいに晴れて、風も穏やか。
そういう日は何処の部活だって外での活動をしたがるわけで。
運動部は勿論だが、サイエンス部も例外ではない。本日の活動、ロケットづくり。
ぱしゅんっと音を立てて飛び出すものを見送って、魔法制御しないとこんなもんだねぇ、とルークは筒を覗き込む。なんでも部扱いされてはいるが、魔法ではなく、極力『サイエンス』に偏らせた活動だ。この世界には魔法が使えない人間が多い。
「これは、何ぐらいなら捕まえられるのだろうね」
「根本的にそこか」
ルークの発言に、少し笑ってしまう。
自分で『愛の狩人』などと嘯くルークだが、結構それが『シャレにならない』事も知っている。
『動物』ではないのでハーツラビュル寮生に害が及ぶことが殆どないのでトレイはルークに悪い感情は抱いていないが、人魚だとか耳付きだとかの生徒を彼が獲物を追うように追い回していることは知っている。
彼にとっては生き物は『捕まえるもの』なのだろう。狩人なのだから『生死は問わぬ』と言った所か。
物騒なルークが改良を申し出るので、計画通りの改良に移る。
二人で調整し、微調整のラインに入ったので手が二人あるとかえって、というところまで来てからルークに任せ、トレイは顔を上げた。
馬術部の方に、無意識に目を向ける。
今日はこちらが外でやっているから気配はわかるだろうと思ったのだ。案の定、リドルは目立つ。
鮮やかな赤い髪、美しい姿勢で障害物を飛び越え、誰より早くターンを描かせて戻ってくる。
相変わらずだ。
トレイは『普通』なので、乗馬など嗜んでいない。
卒業後に乗るような状況はおそらく発生しないし、乗れて、だからどう、と言われることもない。
乗馬なんて『嗜み』が必要になる可能性は万に一つもないだろう。リドルのように。
それなら『魔法が使えない普通の人』に『悪く思われない』部活を選んでいたほうが良い。
科学を、否定しないのだと思われることの方が『利益がある』。
そう思うと、あれがリドルで、何をしているとわかる程度。つまり離れていると言ってもほんのわずかな距離だけれど、自分たちはあまりにも差があることをしている。
「さて、飛ばすよ」
「ああ」
ルークに呼ばれ、そちらを振り返る。ルークは空に向けていて、明らかに鳥を狙っている。
「おいおい、物騒だな。夕食にでもするのか?」
「そうだね。それもいい」
「シャレにならないな……」
「そのつもりがないからね」
ルークは淡々としている。本気なのだろう。
「怖いな」
笑った。けれど、ルークは鳥に対して視線を定めたまま、さらりと言い放つ。
「キミの視線のほうがよほど物騒な気がするよ、薔薇の騎士」
トレイ、ではなく、薔薇の騎士。と。
「……その呼び方はやめろって言っただろ」
笑いながら、改めてリドルを見る。
騎士であってくれと言われたのかもしれない。……けれど。
◆
乗馬関係ないなこれ。
でも終わりってことで。
◆
小柄だという事を言うと傷つくというか、まぁ、怒るので。
基本的にはその部分には触れないようにしているのだけれど、本人もそれを忘れがちなところがある。
要するに、リドルには周りの生徒よりも体力がない。
ジェイドから連絡をもらって『引き取りに』行って、寮内に戻し、涼しい部屋で休ませる。
錬金術の授業で夢中になりすぎて熱中症になったらしい。
大丈夫と言いはるので、休んでいないと今日のおやつはなしだ、とトレイが言うと、リドルはおとなしくベッドに入った。
(さて、どうするかな)
ケーキを焼いてあったのだが、これは明日に回そう。大丈夫だろうし。
そして、素早くアイスクリームを作る。バニラのアイスならすぐに作れる。
適当に作って、薔薇のジャムを添えて、リドルの部屋に戻る。
さすがにもう赤らんだ顔はしていなかったけれど、すっかり具合が良くなった雰囲気だとは言えない。
「リドル」
「ん……」
眠ってはいなかったので、背中に手を添えてそっと起こして、作ってきたアイスクリームのセットをお盆ごと膝の上に乗せてやった。
ガラスの器を手に、リドルはぱちぱちと瞬く。
「キミ、これ、いつ作ったの?」
「今だが……」
「どうやって?」
「……レシピが知りたいのか?」
何をするつもりなんだろう。と思ったら、リドルは不思議そうにトレイを見上げた。
「魔法じゃなくてすぐ作れるって事?」
「ああ、そういうことか、それは普通に……」
言いながら、改めて『料理』にすると途端にわからなくなるんだな。と思った。
どういう化学反応でこれが出来ているのか、説明することは簡単だ。
理解は出来るようになるだろう。適量、少々、全てグラムで示せば。
「……まぁ、隠し味までは教えられないけれどな」
適量、と言った段階で、リドルには作れないものだろう。こんなに簡単だけれど。
そう思いながら、レシピを口にする。リドルは、ふるっと首を振った。
「別に、良い」
「オイスターソースとは言わないけどな」
また騙されることに警戒しているのかと思っていったら、リドルは、違う。と呟く。
「キミが作ってくれるなら、それでいい」
「……そうか」
そうだろう。適量なんて知らない。
アイススプーンから伝わったリドルの体温が、クリームを溶かしていく。
少し溶けたアイスクリームを口に運ぶ仕草を、トレイは見つめている。
信じられないぐらいの量を、そうやって簡単に蕩けさせて、毎日要求して欲しい。
それがボクの適量だと、嘯いて。
◆
終わった。
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