長編ゲームだけでなく短編ゲームもチェックだけして放置してるのがちょくちょくあるのでそれもやっていこうという感じですよ。
steamだけでなくunity roomにも短編ゲームが山ほどあるのでもはや寿命がゾウガメ並にならないと全部プレイできない気がしてきました。
今回プレイしたのは、steamで無料配信中の短編ホラーアドベンチャーゲーム「エレベーション」。
舞台は謎の殺人事件がおきた8階建ての百貨店。プレイヤーは片腕の夜間警備員、雜賀(さいが)と粢田(しとぎだ)を操作し、上階に上がりながら事件の真相を解いていきます。
全編ドット絵で描かれたゲーム世界は、百貨店というどこかノスタルジーを感じさせる舞台と相まって不安さと郷愁の入り混じった独特の雰囲気があります。
また、世界観もなかなか独特。雜賀と粢田は今回の異変でそれぞれの右腕と左腕が融合しているので、常に二人一組で行動します。雑賀は百貨店内に出現する幻覚に触れることが、粢田は幻覚を探すことができるので、それぞれのフロアで幻覚を探していくのがゲームの主な流れです。
タイトルにもなっている「エレベーション」とは特殊な鎮静剤で、興奮状態にある人物にこれを投与することで鎮静させることができます。
これらの能力とアイテムを駆使しながら上階を目指すわけですが、ゲームシステムがちょっと煩雑でわかりにくいのが目立ちました。フィールド自体は百貨店の各フロアなので探索で迷うことはあまりないんですが、雑賀と粢田のふたりで能力が分かれていることやエレベーションを使用する際の操作にゲーム的な必然性が薄く、ゲームプレイにあまり寄与していない印象でした。
世界観に関してもその奇妙さがどちらかというと魅力ではなくわかりづらさに傾いている感じ。多分雰囲気で読ませるタイプの作品なんだろうなというのはわかるんですが、やっぱり全体像がぼんやりとしていてプレイ後にも満足感よりも消化不良感が残りました。
全体のの雰囲気や、「開店前の百貨店」というロケーションの異界感はよくできてたと思う反面、ゲーム部分があんまり作品の面白さに寄与してないなあという感想です。