※今回については書ける保証がマジで全くないです。
21時に開け、22時までに終わらせる予定です。
気が向いた方はリツイートとかアドレスツイートお願いします。
コメント、ハートは大歓迎です。言葉が浮かばない人は「キャー」とかかいてやってください、というのがいつものノリ。(書き終わり次第の反応になります。1時間待てる方は応援してやってください。また、終わった後はダラダラチャット会とトレリドの時にはなってるけど今回はどうなんだろう。)
本日のテーマ #イデアズ版深夜の60分一本勝負 「プロポーズ」
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ネタが出来ていないでござる。
よろしくお願いします。
ああー見てくれる人出た、よかった。。。
わーんあざっす。。。
出来るかどうか微妙! はじめてだから!
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ドアを開けた瞬間、びくぅ! とその背中が跳ねるのを見て、アズールは眉をひそめた。
今ちゃんとノックしたし、驚かせるようなことはしていない。していないけれど、こういう人だ。
「こんにちは。何してるんですかイデアさん」
「あ、あ、アズール氏……」
びくびくおどおどしつつ、イデアは座ったまま上目遣いでアズールを見上げる。でっかい図体をしておいてなんだこれは。と思うが、まぁ……こういう人なので。
「部活来てくれないかと思った……」
「何故です?」
わかっていたけれど、しれっとして尋ねてみる。
いやぁ、あのぉ、と縮こまりながら、イデアは視線をさまよわせる。
「いやその、怒ってらっしゃる……かと……」
びくびくおどおど。
「……」
言葉なく、アズールがじーっとイデアを見ていると、イデアはそのまま肩を落とす。
「ゴメンナサイ」
やっと、やっと! 謝った。
先日、学園を占拠したゴーストによってお姫様よろしく攫われ……お姫様に攫われたのだが……ゴーストの花婿となって永遠にお別れになる可能性もあった恋人だが、それっきり特に事態に巻き込まれた誰かに謝罪することもなく、お礼を言うこともなく、その『事態に巻き込まれた誰か』にはアズールもばっちり入っていた。
ゴーストの要求として『百八十センチ以上』だったため、最初のメンバーに選ばれはしなかったアズールだが、アズールはアズールなりに、内心では少しは! 欠片は! 心配して計画に志望して参加したというのに、失敗したアズールに、イデアはなかなかに酷かった。
「……いえ、別にいいんです。あの状況でしたら冷静でいられないのも」
本当は『全くです』というつもりだったが、出てきたのはこのセリフで。
大体いつもテンパっているような気がするので、仕方ないのだ……多分。
「アズール氏、怒ったよね……?」
「まぁ、当然。そもそもあなたの立場を考えればそこまで心配しなくてもどうにかなったのかもしれませんけれど、それなりに……」
どうしようか、と思ったけれど、ここは。
「僕も心配したので」
あえて、恩を売ってみる。
イデアは何故か、ひっ……と怯んだ。ここは嬉し気にするところではないだろうか。
「ななななになに、拙者何を要求されるの?」
「……」
この人のこういう所、本当にどうにかならないのだろうか。
と薄っすら思って、仕方ないか。とも思う。
そもそも、アズールもイデアには下心で近づいている。血筋や、天才と呼ばれる彼の能力に対して『お金になるだろう』という感覚で近寄り、根本的に『人嫌いで引きこもっている』ことを承知していて、そういう人なら『唯一仲の良い』相手になれれば気も許すだろうし、そうしたらきっと色々と、という感覚で近寄ったのだ。
……その結果、恋人になってしまうとは思わなかったけれど。
学園内ではイデアの顔なんてろくに知らない生徒も多いだろうに、不器用ながら色々と心を許してくれたりするのにはそれなりに内心で優越感も抱いていたというのに、何を要求されるの、とは。
「……そうですね。じゃあ、あの時あなたが僕の立場だったら、どういうプロポーズをしていましたか?」
「はい?」
「録画します」
言いながらスマホを出すと、銃でも突き付けられたような反応をされた。
それから、
「えっ!? 録画!?」
「安心してください、表に出すわけではありません。ただ未来永劫、あなたの弱みとして握らせていただきますけれど」
「拙者がアズール氏になんかやらかしたら恥ずかしい映像としてネットとかに流出させるぞっていうやつ?」
「そうです」
どうせ出来ないだろう、というか、嫌がるだろうけれど、と思いつつ、それをどう舌先三寸で丸め込んでやろうか、と考えていたら、イデアは唸って、ため息を吐いた。
「ごめん。あの時はあんなこと言ったけど、僕も立場が違ったら絶対に失敗してた」
「でしょうね」
直球で言い返しながら、おや? と思う。
喋り方が穏やかで、これは『他の人の知っているイデア』ではない。
「心配して来てくれたのに、ごめんね」
「……それとこれとはまた別ですからね」
危うく絆されかかって、アズールはスマホを構える。
このまま丸め込まれては敵わない。
「謝罪は受け付けました。では、プロポーズをどうぞ」
録画ボタンを押して向けると、ええ……とイデアは唸った。やっぱりしゅんとして見せておいて、なんだかんだ言って逃げる気だったか……と、改めてイデアの駄目さを感じながら、無言のままスマホをかざす。
うーん、と首を捻っていたが、イデアはアズールのスマホが自分の方を向いたままなのを見て、諦めたらしい。
上目づかいでずっとこの図体の男がもじもじしているのはなかなかな絵面だ、と思っていたけれど、画面越しのイデアはため息をついて、ちょっと背筋を伸ばした。
「僕はまだ学生だし、アズール氏みたいにあれもこれも保証したりとかできないし、リア充っぽく軽くかっこいい事言ったりとかできないし、デートスポットも何も知らないし……」
「……マイナスしか言ってませんけど」
「気の利いたことも多分言えないし、ホント何にも……出来ないけど……」
(その道では『天才』っていわれてること、ホントしょっちゅう忘れるな、この人……)
ふはー拙者天才でござるーと自分で自分を褒めているところは何度も見ているのだけれど、あれは景気づけの一声であって、本当にそう思っているわけではないのだろう、というのはわかっている。
イデアのいう『何かできる』のは、アズールの口八丁だったり、そもそも学園のイベントなどに大喜びで参加していく陽気な面々の立ち振る舞いだったりするのだろう。
特に寮長クラスになってくるとそもそも『自分に自信がある』のが普通だ。
だから、そういう立ち振る舞いに無意識に傷ついてはいる、のだろう……というのは、頭ではわかっているのだけれど……。
(仕方ない、実際大人げない発言だった、あの時僕が腹が立ったのは当然だ)
でも、他の人に比べて『そういう人』だと知っていたのに、真っ先に頼ってくれたのに、ご祝儀、なんて言葉で見捨てたのも事実だし……。
と、アズールが一人で小さな反省をしていると、もぞもぞと言い訳をしていたイデアが、ごく。と唾をのんだ。
「あの、でも、お金のことは心配させないと思うから、卒業したら一緒に来てくれると……」
「え?」
「あ、違うか、拙者が行く方が先でござるな、フヒヒ、マジでモテなくて思いつかなかった、サーセン……」
「ま、えっ!?」
唐突な展開に、流石にテンパる。
「……アズール?」
きょとんとしてイデアが見上げてきた。
その部分までキッチリと録画されている。
「イデアさん、ちょっと……」
「ん?」
「何故僕に……え、僕にですよね今の!?」
「へ? プロポーズすれば良いのでは?」
「ば……馬鹿ですかあなたは!!!???」
「ええぇ……」
何で怒られるのかわからない、と縮こまるイデアの前、アズールはスマホの録画停止ボタンを押す。
自動保存されるのを確認しながら、何があっても、絶対にこの映像は出せない、と、心底思った。
◆
終わりってことにします!
チャット返すけど、ちょっとツイート用に画像を変換してくるから10分ほど待ってくれる?
出来たらRTしてくれると嬉しいです。