指を昨日やけどしました\(^o^)/ なんてタイミング悪い\(^o^)/
21時に開け、22時までに終わらせる予定です。
が、今日はそもそもキーボードが上手く叩けないので1時間超える可能性高いと思います。
コメント、ハートは大歓迎です。言葉が浮かばない人は「キャー」とかかいてやってください、というのがいつものノリ。(書き終わり次第の反応になります。1時間待てる方は応援してやってください。)
また、いつもと違い、ネタや資料をバンバン書き散らすので見ないふりをしてやってください。
本日のテーマ「結婚」「タルト」「魔法」
まず一仕事。
ツイッターを切る。と。
気が向いた方はリツイートとかアドレスツイートお願いします。
ツイートボタンは見てる人にもあるのかな??
今日は小指がばんそうこうぐるぐるなのでイマイチ動かないので、ちょっといつもより遅いです。
ワンライにならないかもしれませんが、先週と同じぐらいのボリュームで行きたいね。
では、はじめましょう。
ラインの通知切って来まーす。今週はやるぜ。
やったーイェイイェイよろしくね。
嬉しいぜ。
監督生 リドル うーn 監督生に使用。 文字変換よ。
◆これ以降本文
一瞬、看板に書いている文字の意味が分からなかった。
その『売り文句』を理解するのに時間がかかったのだ。首を捻っていると、どうしたんだゾ? とグリムが顔を覗き込んでくる。
「いや、看板に書いてることがわからなくて。要するに普通にご飯作ってるってだけだよね?」
「ん?」
当店の料理は全て手料理です。
魔法は一切使われておりません。
「そうだな?」
読んだ後、グリムも首を傾げている。
ということは、ピンと来ていないということか。と思ったところで、カラン。とドアベルの音がして、隣の店からリドルが出てきた。
「待たせてすまなかったね」
「あ、いいえ、こちらこそ……」
「まったく。学園長も何を考えているのだろうね、キミにこんなお使いを頼むなんて」
あきれ果てた様子で、それでもリドルは「はいこれ」と魔法薬の材料になるという小瓶が入った箱を渡してくれた。
「ありがとうございます。助かりました」
忙しい寮長につき合わせて申し訳ないのだが、悪いのは学園長だ。
取ってきてくださいじゃない、と思いつつ、別に。と少し唇を尖らせるリドルの顔を見る。
学園内にいても目立つ顔だが、外に出るとそれ以上だなぁ。などと思いながら。
それは、ナイトレイブンカレッジの制服のせいもあるのだろう。
一人では外に出ると危ないと言われ、でもとってきて欲しいんですよね、といわれ、ああちょうどよかったローズハート君、の流れという、もういかんともしがたい流れで巻き込まれたリドルだが、そんなに不機嫌そうではない。
店に張り紙が貼られていて『魔法が使えない人は今入ると危ない』という内容だったので、外で待つことになった……というわけで、お使いはリドルがこなしたようなものなのだが。
「いい。ボクもついでだから」
「ついでというのは……」
リドルの手にあるのは、分厚い辞書のような本。
「……あまり得意じゃないんだ、錬金術は」
この店にしか取り扱いがないからなんだかんだ、と喋っているリドルは、じゃあ行こうか、と促す。
「そうなんですね」
「トレイのほうが断然得意だよ。教えてもらうことも多い」
言いながら、先ほど目を止めた看板にリドルも少し目を止めて、軽く眉を顰める。
しかし、立ち止まりはせずにそのまま歩いていくので、待ってください。と声をかけた。好機だ。
「なんだい?」
「あの……さっきの店の看板の意味が分からなくて。手料理って何か、売りになるんですか?」
「ああ。魔法を使わず作っているということだね。手間暇かけているから『高級』だという売り文句だよ。よくある言葉だ」
「高級……」
ピンとこずに口にしてから、ああ、そうか。と思う。
「職人芸的な……」
「よくわからないけれどキミの疑問が解決したのなら幸いだよ。馬鹿らしい宣伝文句だと思うけれど」
リドルの言い方に棘がある。
最初はもっと『怒りっぽい』と思っていたけれど、付き合いが重なるうちにそうでもないのだ、と気づいたので、この角のある反応は意外だ。
ということは、これは何か感じの悪い何かなのか。と、考えていると、んん。と隣で喉を鳴らした気配がした。
「ごめん。キミには関係なかったね」
「何かあるんですか?」
「この国ではこういう宣伝文句は特別珍しいものでもないのだけれど、そのせいでトレイのような調理に魔法を使う人間が揶揄されるようなこともあるからね……」
「ああ、だから……」
発作的に腹を立てたのか。と思うと、本当に身内に甘い所と同時に厳しい所があるというか、愛情深い人なんだろうなぁ、としみじみする。わかりにくいけれど。
(というか、そうか)
学園内にいると、周りが全員『魔法が使えて当たり前』なので、実際この国の『世間』には魔法が使えない人が結構いるのだ、という事を目の当たりにすると、意外だなという気持ちになってしまう。
そういえば、魔法が使えない、という事について一度も責められたことは無い。
「なんだい?」
ちらりとリドルを見ると、気づかれてしまった。
「あ、いえ……一度もそういえば魔法が使えないってことで怒られていないと思って……」
「そんなことで怒れるわけが……ああ、そうか、学園内だと魔法が使えるのが普通だからね……外に出ることは殆どないものね、キミは……」
「魔法が使えないのは普通、ってことだったんだなぁ、ってしみじみしてます」
「普通だよ。学校から出たら」
さらりとリドルは認め、それから苦笑した。
「寧ろ、どう使えばいいかわからないなら使えないしね」
「どういうことですか?」
「いつか、キミにも食べさせてしまっただろう? ボクの作った酷い味のタルト」
「ああ……」
オイスターソースたっぷりのしょっぱいタルトを思い出すと、口の中に嫌な唾が沸く。
「あれはマズイってもんじゃないと最初は思ったんだゾ」
「最終的に食べてたもんね、結構普通に」
悪食の相棒に苦笑を向けていたら、結果的にありがたかったけれど、と、リドルはもごもご言っている。あれはこの完璧な寮長にとっては大変な汚点のようだ。
「ボクは実践魔法が得意だが、いつかのタルトには魔法は一度も使っていないよ。どうしていいかわからないから使えなかった。やり方をわからないものは出来ない」
「なるほど……」
リドルが鮮やかに食器を片付けて見せたのを見たことがある。
ケイトがはしゃいで動画を撮っていた。
「ね。キミの国の常識でも、彼は凄いだろう?」
名前も言わなかったけれど、トレイのことだ。それは、まぁ、言われなくても。
「……トレイ先輩って、つまり、魔法を全く使わなくてもケーキが作れるんですよね。あの味で」
そういえばこの世界にはケーキのチェーン店などあるのだろうか。
学園内にいればわからないことだらけだ。
トレイの作るケーキは、素人のそれではない。チェーン店のような味でもない。
普通に、パティシエ、の作るそれ。と、食べつけているわけではない自分でもそう思うような味。
そうだよ。と、リドルは花が咲くように微笑む。
いつも笑っていればいいのにとエースがいつかボヤいていたが、その部分については同意だ。美しい顔だなぁ。と思う。
まぁ、怒らせたのはエースだから、エースが悪いのだけれど。
「ボクから見れば、アレは凄い魔法だ」
「ですね」
その部分については何一つ否定できない。
では、彼の魔法のために、協力してくれるかい? とリドルが笑う。
買い出しに付き合えという事だ。
これまた美味いタルトになるのか! じゃあさっさと行くんだゾ!!! と、グリムが促した。
■
いつでも緊張状態の、我らが女王様に、本日の安らぎを。
参考書を買いに行くというので、小さなお使いを頼んだ。タルトのクッキー台のためのおつかいだったのだけれど、ついでに『見たことが無かったから』と買ってきたフルーツ缶を使って、タルトを焼いた。大量に持たされた監督生の顔を見たらすぐに焼いてやらねばならない気がしたからだ。
というわけで、振る舞いと、ついでに、そのタルトを本日焼くことになったせいで副寮長トレイの助けが得られなかった寮長としての仕事が忙しいリドルにも。
正しくは、リドルが最初のワンピース。監督生とグリムにはおまけ、だったのだけれど。
結果的に買いに行った参考書は明日以降に回されて、リドルは部屋で寮長としての仕事をしている。
それを知っていて、ハーブティと、素材の違う台で焼いたミニタルトを持って行ってやった。
「休憩しないか。残りは俺がやるよ」
「ん。いや、もう少しで終わるから大丈夫」
リドルはそう言いながら、デスクに置かれたタルトに目をやる。
む。と唇を尖らせた。
「こんな時間に」
「良いだろう別に」
「二個目だよ」
「たまには良いだろ」
「……」
書類とタルトを見比べ、リドルは書類の方を片付けた。誘惑に負けるさまが可愛くて、思わずニヤニヤしながら見守ってしまう。
あとちょっと、だったけれど、明日の朝にしよう。とでも思ったのだろう。寮長会議は明日の夕方なので、寮長たちによってはまだごくごく普通に終わっていないだろうけれど、リドルからしたら『ぎりぎり』だ。
というわけで、二人で真夜中のお茶会。としゃれこむことになる。
話題は、今日監督生と一緒にこれを買いに行って、という話になった。帰ってきてから話していないからだ。
「あの子魔法が使えないだろう?」
自分と背丈の変わらない、一年差の監督生に普通に『あの子』などという。トレイからしたら両方同じ小さな生き物だが。
「けれどいきなりこの学園に呼び出されたから、魔法が使えない人にあったことなかったらしくて、街でそういうのを見て驚いていてね」
「そうなのか」
魔法が使えない人間を自分以外に見たことない、とは、また、極端な話だ。
そういう国があるというのだろうか。国どころか『別の次元』かも、などと難しい話になっていたけれど、そんなことが本当にあるのだろうか。
「だからもっと極端なものだと思っていたようだよ、魔法が使える、使えないの差を」
「まぁ、全くないとは言わないがな……」
差別がある、というニュアンスで言ったのだろう。苦笑する。そう思っていたのは仕方ないかもしれない。確かに、全くないとはいいがたいが、監督生が思うような『一方的なモノ』ではない。
魔法が使えるものは使えないものを少し馬鹿にしているという事態があるのは事実で、それを逆に『魔法なんてものを使って』という人たちがいる事も事実なのだ。
(リドルは、まさにその感覚の集大成みたいなもんだろうしな……)
リドルの両親は、魔法が使える。
そうやってお互いに『選びあって』リドルを意図的に『作って』いる。
確認したことなんて無いけれど、当然、そうしているのだろう。あの母親なら。
(そこまでして、)
息子が魔法を使えなかったら……どうするつもりだったんだろう。
「ボクが魔法を使えなかったら、お母様はどういう教育をしたんだろうね」
ぽつりと、リドルはそう呟いた。
心の中を言い当てられたようでドキッとする。
「使える人同士でも使えない可能性はゼロではないし……ボクはその方がもしかしたら幸せだったかもしれないけれど……」
リドルはそう言いながら、自分が口にしている言葉よりも、自分が口に入れるタルトの方に神経を使っている。
今日の夕方、数時間前、食べた所のタルトとそう味は変わらないだろうタルトを。
優雅な手つきで、フォークを刺す。
口に運ぶ。視線を蕩けさせて、表情をほころばせる。
トレイにとっては、この反応こそ魔法のようだ。
一人の人間が花咲く流れを見つめさせてもらえる。
「でも、ボクはボクだ」
この発言に至れるようになったことを噛みしめながら、そんなことよりその舌がクリームを舐めることの方が尊く思うのだから、我ながら罪深い。
そう思っていたら、リドルはトレイに向けて視線を上げた。
キミはどう思う? という促しに、トレイは苦笑する。
「俺は、どっちでも構わない」
魔法を使うという事についてはこだわりはない。使えて良かったとは思うけれど。
「でも、お前に出会うためなら使えて良かったと思うよ」
自分、だけを考えれば、どちらでも良い。
けれど、これが使えなければリドルと今一緒にいる事すらできなかっただろうから、だから良かったと思う。
そう思って答えたら、リドルは目を細める。
タルトはもう無い。けれど、まるで甘いものを迎えるように、官能的に。
「ボクはお母様が欲しがったようなものは多分、何も要らない」
トレイ、と甘い声で呼ばれた。
手を伸ばして、こちらに伸ばしてくる。
だから、その手を取った。指を絡めあう。
「ボクはただ、キミが傍に居てくれればいい」
何一つ誓えなくても、と、言う意味だ。
手を取って、約束になる指を重ねて。
一生傍に居ようとも、魔法が使えても、二人が同性である以上、子供なんてできないからこの『選択』は無意味だ。
けれど。
何かの書類や、法律や、形ばかりの儀式など何も要らない。
結婚などしなくてもいい。
真似事も特に望まない。
トレイは、一生リドルの為に焼かなくてもいいケーキが一種類だけあるのだ。
指を絡めて、誓いの言葉は互いに約束を。
「トレイ」
目を閉じて、誓いをかわそう。
(ああ……)
「リドル、」
(リドル、)
……リドル。
神のくれる許しなど、一つも要らない。
おわったーおわったー
褒められよう―と思って帰ってくると大概みんないなくなってる呪い。せつな。。。
そらそうか。。。
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