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■飛空艇オルトセラス
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バルキリー、オルトセラス目掛けて飛ぶ光を視認
艦内の通信でファリドの容態を確認するよう連絡、チワが隣の霊安室(仮)へ移動
>チワ視点
・寝台のファリドが光に包まれている
・脈拍と患部を確認、動いている、治っている
・ファリドが目を覚ます
・いくつか質問をして記憶の欠落や異変がないかを確認した後
 バルキリーへ貿易王復活の報告を返す
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『原初の星光石が使用されたようです。 鷹の眼、貿易王の容態を確認できますか?』
部屋の音響機器から女王の声が届き、チワは壁際の通信機に手を掛ける。
「あいわかった」
痛みが走る左脚を引き摺りながらの歩行ではあるけれど、壁に寄り掛かりながら歩けば隣の霊安室に辿り着くまで然程時間は要さない。 ボタンを押して鉄製の扉を開錠させると、照明を灯していないはずの小部屋に光が射していた。 ──寝台で眠るファリドの身体に纏わりつくような白い光は、ベスの彩髪から放たれるそれによく似ている。
「……」
一歩ずつ、よたつく身体を支えながらゆっくりと歩み寄る。 眠る男の顔を覗くと、心なしか血色が良くなったように見えるけれど、希望的観測かもしれない。 ちょうど光が静まってきたので、チワはそっと彼の手を取り、手首に指先を押し当てる。
(脈が)
思わず息を呑んだ。 動いている。 それも、正常に。
(傷は、)
掛け布を取り払い、上着を捲って腹部を確かめると、どす黒く変色していた痣と腫れがすっかり引いている。 僅かにミミズ腫れが残る縫合痕に指を添えると、腹筋がぴくりと震えた。
「あー、……」
掠れた声が漏れる。 眉間に小さく皺が寄り、長いこと閉ざされたままの瞼が微かに震える。 そうして徐々に、瞳が開いてゆく。 チワは露出させた腹をしまうのも忘れて、呆然と男の顔を見つめる。
「聴こえておるか」「……ああ」
彼にしてはとても弱弱しい相槌だった。 冷静になってみれば酒に酔って寝過ごしたときの声色とさして変わらないのだけれど、状況が状況だけに、衰弱しているのではないか、不調が残っているのではないかと不安が過る。
「そなたの名は?」「……ファリド」
「貿易王が統べるルナスの交易都市の名は」「ファアス」
ファリドは気だるげに、訝しげに、けれど迷いなく答えを紡ぐ。
「商人が大切にしている三つのことは」
「金、信頼、演出(はったり)」
三つ目の問いの答えを確認して、チワは安堵の息を吐く。 同時に、身体が汗ばんでいることに気付いた。 どうやら知らぬ間に随分と緊張して、身体に力が入ってしまっていたらしい。
「星の都跡でノヴァ艦長を庇い、倒れたことを覚えているか」
「──ああ。 死んだ気でいた」
「事実、死んでおったからの」
ぼんやりとしていたファリドの表情に険しさが混ざる。 いくら彼が聡かろうと、我が身に起きた“奇跡”を把握するにはあまりに情報が足りないだろう。 チワは男の疑問符を浮かべたような顔にふっと目を細める。
「まあ、心身ともに問題ないようだ。 原初の星光石(メテミスティラ)の力は計り知れぬな」
捲った上着と掛け布を戻し、踵を返した矢先に、
「とりあえず水をくれ。 喉が張り付いてかなわん」
平常時と変わらぬ要求が投げられると、本当に息を吹き返したのだと実感が沸く。 チワは返答の代わりに手のひらを向けて言葉を制するような体勢をとり、もう片方の手を壁際の通信機へ伸ばす。
「──女王、ファリドの意識が回復した。 傷は概ね快癒、記憶障害もない」
『分かりました』
報告を終え、改めて寝台へ振り返る。 白い光は既に霧散し、部屋には暗い影が落ちている。けれど、衣擦れの音、小さく咳き込む声、もぞもぞと動く影、そんな些細な変化が、淀んだ空気を一変させていた。 

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02:36
葉中実
画面左下のふきだしでコメントが打てるみたい
18:18
葉中実
打ち損じも忠実に再現されているかと思うとお恥ずかしい
50:33
葉中実
1シーン書いたので配信一旦ここまでで! 書き心地はローカル作業と変わらなかったです
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向き
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初公開日: 2020年05月10日
最終更新日: 2020年05月10日
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コメント
どんな感じになるのかおためしで配信
何でも自由にコメントしていただけるとありがたいです
チワのはなし
鷹の眼についてのメモやらモノローグやら
葉中実
看病しようと押し掛けるおにいさんvs拒否するゲーム主人公【宗おに二次創作】
タイトルは仮というか、分かりやすいメモみたいなもんです。書き上がるかは不定。エンド10後想定:おにい…
MN*B
2026/07/08
お試してきすとらいぶ。へしあた。
兎喜(とき)