誰が見ているわけでも無いけど適当に何かを書く初日
まずは自身が何を書きたいかを決めます
何を書く......とかは別に頭になかったので即興で何か考えます
普段読む物がミステリィ小説とかなんですけど、多分そういうのは初心者が書くべきじゃないと思うんですよ
となった時に初心者が書けそうな物をちょっとググってきます
なんか見てみたところ書きやすい物とかは無いらしいので適当に1人登場人物を決めてそこから広げていきます
主人公は性別を何にした方がいいとかあるんでしょうか、わからないので男にしておくんですけど
年齢は3d6振ってきます
高校生ですね、なんか作りやすそうでいいですね
特徴はどうしましょうか
これで物語が決まるような気もしてきます
知らないですけど
何となくで『音痴』にしておきます
登場人物A
性別:男
年齢:16
職業:高校生
特徴:音痴
それっぽいのが出来ました
後はこれで何かかきます
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平凡な日常
それが崩れるのは案外一瞬なのかもしれない
何故なら私たちの暮らしているこの世界は分からないことでいっぱいで、安定してあるかも怪しいのだから......
そんな風に物語チックな事を考えながら今日もいつも通りの通学路を歩く。
「おはよう!登場人物A!」
そう言って話しかけてくるのは幼なじみB。
しかし高校生になってまで『一緒に登校』なんて事情があるわけでもなく、ここで返答すれば後は別々の方法で学校へ行く。
そんな浅い幼なじみという関係だ。
「あぁ、元気だな幼なじみB。少しはその生気を分けて欲しいよ」
違う。この返答じゃ無い。今私は返答においてミスを犯した。
会話を成り立たせる上で私は温度差は出来る限り0に近づけなければならないと思っている。
今の皮肉は温度が氷点下だった。
決して彼女の太陽の如き明るさに返す返答ではなかった。
少し言い訳をするなら、私は前夜徹夜をしていたのだ。それにより頭の回転が鈍っているというのは少なからずこのミスと関係があると思う。
しかし、失態は失態。取り返す必要がある。
「いや、違うな。すまない、少し卑屈だったか。『おはよう』だね」
「あー!また徹夜したの?目の隈が酷いことになってるよ!この前もう徹夜しないって約束したばっかりなのに!」
彼女は私の訂正も失態も知ったことでは無いと言わんばかりに私の顔の異常について触れてくる。
しかし気になる点が一つ。
私はそんな約束を交わした覚えはない。
きっと寝ぼけている間に結んでしまったのだろう、後で解消しておかねば。
「そうか、そんなに隈がひどいのか。朝は慌てていて身嗜みに気を使う余裕もなくてね。次からは直して通うことにしよう」
「そういうことじゃなくて!今度はどの本を読んだの?また絵本に夢中になってたんでしょー?」
「絵本じゃない、童話だよ。もう何回目だい?これを言うのは。それにこれは私の趣味なんだよ」
彼女はいつも絵本と童話を=で結びつける。
しかしながら童話を『絵本』というのは私は童話の本質を捉えていないようでこの呼び方を快く思わない。
そして、徹夜した理由。これはこのまま私の趣味と直結する。
私は童話を読むのが好きだ。読み込むのが好きだ。繰り返し読むのが好きだ。考察して読むのが好きだ。しかし時間は有限だ。
だから週一で耐えられなくなったときだけ、童話を読むようにしている。
だから彼女の『また』というのは彼女の中で一週間がどれほど短い物なのかも言葉の中から伝わってくる。きっと毎日が幸福なのだろう。
さらに言えば、『今度はどの本』と言っていたが私は数年前から全く同じ話しか読んでいない。
きっと彼女は先週私が言ったタイトルも覚えていないのだろう。
私は数年前から全く同じ本しか読んでいない。
それは。
「『人魚姫』だよ。先週も全く同じやり取りをしたじゃあないか。聞いて何か意味があるのかい」
「......あぁ!そういえば言われたような気がする!ごめんね、忘れちゃってた!」
彼女はどうも忘れっぽい節があるようだ。
しかしそれでも『徹夜はしない』を覚えているのだから偏った記憶力である。
そうこう話しているうちに学校が目の前まで来てしまった。実質的に『一緒に登校』となる。
まぁたまにはこんな日があってもいいんじゃないかと私は思う。
きっと私も彼女もそんな事を気にしているような性格ではないだろう。
「君はN組だろう?ここで私は失礼するよ」
「ばいばーい、また放課後ねー!」
別れと共にさりげなく放課後に呼び出された事を聞き逃すことができなかった。
また今朝のような説教を帰り道でもされるのかと思うと少しばかり嫌な気持ちになる。
余談だが彼女は容姿端麗、文武両道と絵に描いたような『主人公』だ。その上親しみやすさもあり、髪型から後輩からは「ポニー先輩」と呼ばれ交友関係も広い。
では私は彼女をどう思っているかといえば。いやまったく『主人公』とは思っていない。
彼女は『主人公』と呼ぶには余りにも整っていると私は思っている。
『主人公』は完璧であってはならない。
人魚姫が陸に登れなかったように、シンデレラが魔法を必要としたように、『主人公』は不完全さを持ち合わせて完全な物となる。
そういう意味合いにおいて彼女はあまりにも『主人公性』を欠いていた。
だからこそ、私はそんな完璧な彼女に『愛情』という感情を抱かずに生きてきたのだろう。
いけない、深く考えると人に物語的本質を見出したくなるのは悪い癖だ。
人と人の関わりは物語ではない。
ガラリ、と教室のドアをクラスメイトの喧騒に紛れるような微かな音で開ける。
教室はいつも通りの姿をしている。
中心で男性5.6人が大声で駄弁り、右端で女性が7.8人程度のグループを作り混沌とした喧騒に拍車をかけるように混雑した会話を繰り広げる。
そこに属さない物は1人で本を読む、寝るなどするか2.3人に固まり安定感のある声量で喋っている。
では私はどこに属すのか。答えは明瞭、2.3人のグループである。
孤独であることは特異だと私は考える。また日常的に騒ぎ立てるのも平常とは言えない。
なればこそこのグループは私の『常識』における最適解であると言える。
つまるところの『完璧』だ。
多くも少なくもない友人と適当な会話をしつつ、1日が過ぎてゆく。
「お前ほんと童話好きだよなぁ......俺だったら同じ話をそう何回も読めないわ」
「そうかな?私はきっと趣味に没頭している人間とそう大して変わらない行動だと思っているよ」
そう、友人Cを否定するようだが生憎私に特異性はない。趣味に没頭するただの一般人だ。
ゲームで徹夜をするのと違いはないに等しい。
だからこそ私もまた『主人公』ではない。
別に『主人公』であろうとしたことはないが、私は『平凡』故の『脇役』である。
『完璧』による『脇役』とは訳が違う。
小さい頃は憧れはしたものの、今では見るものとなってしまった。その憧れをいつ失ったのかは分からないが、いつかは輝きを放っていたのだ。
「おい、なにぼーっとしてんだ?さっさと行くぞ、次音楽だからな?」
「音......楽?今日は音楽だったか。あぁ、最悪だ」
ただ物を考えるだけでも時間は延々と過ぎていく。そうしてやるべきを先延ばしにすればいつかそのやるべきことすら忘れてしまうようだ。
私は音楽がとても嫌いだ。何故かといえば私が歌えば批判されてしまうからだ。
楽器の授業であれば気が楽なのだが、どうしても歌だけが苦手である。私は音痴ではないが。
周りの人間が嫌がるのだから私も歌は嫌いだ。別に私は音痴ではないが。
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る、これは予鈴だ。
あぁ、悪夢のような時間が始まる。
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結論から言えば酷いものだった。
今日に限りなぜか歌のテストがあり、徹夜でコンディションは最悪、そのままテストを受けた。
皆が耳を塞ぎ、悲鳴を上げた。教諭も途中でさじを投げて準備室に逃げてしまった。
この声はどうにかならないものか。
そうして1日が終わり、放課後を迎え、説教をもらいながらも無事家へとたどり着いた。
今日はしっかりと寝なくてはならない。
夕食、入浴を終え自室のベッドに身を委ねる。
睡眠欲が私を眠りへと誘う。
あぁ、目覚まし時計を設定し忘れた。
いや、いつも設定しているからこのまま目を閉じても問題ないだろう。
それにしても、私は普段6時に起きるような人間であったか......?
今日はこの辺で終わります。
駄文を長々と書いただけでしたが主人公A君の1日でした。明日はこれにもっと非日常性が加わるんじゃないかと思います。