日夜積みゲーの多さに嘆いているわたくしですが、人の欲は尽きせぬもの。
 というわけで、以前から目をつけていたら突然steam版が発売された「超翼戦騎エスティーク」をさっそくプレイしました!
 本作は令和にあるまじきファミコン用ロムカセットとして開発された横スクロールSTG。日本版のみならず海外版(NES版)も発売され、さらにはニンテンドースイッチでパッケージ版が発売されるという力の入れようで注目されていましたが、このたび日本版と海外版を収録したsteam版が発売されたというのでさっそく購入。
 舞台となるのは全世界5大都市+宇宙都市の全6ステージ。自機であるエスティークにはファイター形態とロボット形態の2種類があり、両者を使い分けるのが攻略の鍵となります。
 まず言及したいのはやはりそのグラフィック。あくまでファミコンレベルのグラフィックにこだわった本作は、公式サイトの言によれば「ハードの限界に挑む最大37色同時発色!」という令和の時代にはまず見ることがない類の煽り文句がついています。
 そのグラフィックたるや、いいトシこいて未だにゲームに夢中になってるおっさんの心を強制的に80年代のファミコンブームの真っ只中に引きずり込んでくれます。なにがすごいって画面の端っこのほうのスプライトが途切れてチラついてるんですよね。レトロ風、ドットグラフィックのゲームは数あれど、こんなところにまでこだわってるゲームはこれが初めてですごいを通り越して怖い。俺をどうするつもりなの!?
 舞台が香港、バイエルン、京都といった世界有数の都市でラストステージが宇宙都市というのも往年のファミコンマンガ的でとてもいい。ステージ間のクリアデモやオープニングデモも適度に肩の力が抜ける感じでまさに「あの頃」を思い出させてくれます。
 また、背景もステージごとに個性豊かかつしっかり書き込んでてどのステージも見応えがあります。まさに観光気分。特に京都ステージは「首都機能を京都に移した日本」「要塞化された金閣寺」といったそういうのが好きな人にはたまらないトンチキ日本テイストが爆発しており俺によし。ステージボスの「破津苦不死司魔」(なんて読むんだこれ)の極太レーザーは必見だ!
 グラフィックにマッチした8bitサウンドのBGMも耳に心地良い。特に好きなのは4面のBGMでしょうか。イントロがかなりグー◯ーズなんですがこれ大丈夫なの?大丈夫なの!?
 システムとしては残機制ではなくライフ制で、ライフは時間で自動回復。ロボット形態だとかなり早く回復するしアイテム取得でも回復するので、敵の攻撃に対して「耐える」という選択肢が取れるのが全体的な難易度を緩和しています。またこれいいなと思ったシステムが、ボーナス+回復アイテムである「まるいの」が一定スコアごとに出現するという点。
 STGでは基本的に「ハイスコアを狙う=危険行為を行う」なので、クリア優先の場合はリスキーな行動をできるだけ抑える必要があるんですが、本作は前述のシステムのお陰で稼いだら稼いだだけライフが回復できて安心安全という命に優しい仕様になっています。これは実質エブリエクステンドに類するシステムなんですが、スコアのハードルがかなり低く設定されているのでそこまで稼ぎパターンをガチガチに組む必要はなく、割と適当に撃ってるだけでもけっこう進めます。
 過度に難易度を高くせず、かといって温すぎずという難易度のちょうどいい塩梅を実現するのはなかなか難しいと思いますが、本作はそこをうまいこと設定してると思います。
 現在難易度ノーマルでラスボスまで行ったのでクリアまであと一歩。空いた時間にさくっとプレイできる作品なので少しずつやっていこうと思います。
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