正確には数日前の話なんですが、「プラグマタ」1周目、難易度はスタンダードでクリアしました!
 全体を通して特に詰まることなくクリアできた感じです。クリア時間は12時間くらい。
 ボリューム的にはもう少しあってもよかったかなとも思いましたが、まあこのくらいがちょうどいいでしょうか。あんまり1周のプレイ時間が何百時間もある超ボリュームばっかりだと疲れますし。
 ストーリー的には奇をてらわない王道といった形で違和感なく没入できました。途中でのディアナの脱落イベントは、二人一組前提のゲームシステムでずーっとプレイしてきただけに喪失感が大きく印象的でしたね。
 ストーリー面では登場人物を絞ったことも勝因だったと思います。これによってプレイヤーの感情的な焦点がヒューとディアナに集中できた感じ。ヒギンズ博士はキーパーソンではあるもののあくまで過去の人という扱いなので、そっち側のドラマがノイズにならない。デッドフィラメント周りの設定と演出についてはまあよくも悪くもバイオの系譜だなあと言った感じ。
 いっぽうで、二人の関係性が最初からかな近いというか「擬似親子」という形で完成されているので、二人の関係性が近づいていくというプロセスの部分がちょっと薄かったように感じました。
 また、ディアナがヒューを助けようとする理由付けがちゃんと「自分が製造された目的を果たせなかったので」過去のエピソードと結びついており「自分の有用性を証明したい=役に立ちたい」になっているのが明白にわかるのに対し、ヒューがディアナを求める動機づけがいまひとつ描写されてないなあとは感じました。
 ヒューは孤児ではあるものの満たされた家庭で育っており、ヒギンズ博士と違って自分の娘を失っているわけでもありません。なので、互いの欠落というか歯車の凹凸の噛み合いがないんですね。なのでディアナに対してヒューのキャラがやや弱い感はありました。
 ゲームとしては特徴的なシステムである「二人一組でハッキングと攻撃を同時にやる」というのが作品中の設定としてもゲームシステムとしても十全に活きていたのでそこはさすがのカプコンといった感じ。このゲームシステムがゲーム中を通して一貫しているので「このゲームはこのシステムでしか成立しない」に成功しています。そしてなにより、このゲームシステムが楽しい。
 敵が大量に出てきてもハッキングで操ったり麻痺させたりして対処できるし、どの敵からハッキングを仕掛けるのかという戦略もあります。ヒューの武装も豊富で、プレイヤーごとにお気に入りの武装が分かれるでしょう。個人的にはショックウェーブガンとステイシスネットとデコイが鉄板装備。
 ゲーム本編は強化要素があるのでしっかり探索して強化していけば基本的に躓くところはないと思いますが、やはり最終的にハードルとして残るのはトレーニングモードの完全攻略でしょう。
 1周目をクリアすると隠しステージである「UNKOUWN SIGNAL」が開放されるので、これとトレーニングモードを並行してやっていく予定。本編はレッドゾーン含め探索完了。あとは最高難易度のルナティック攻略で終わりかな。
 独特なゲームシステムながらも非常に手堅くまとまった作品だったので、ぜひともバイオとはまた別路線を展開してほしいですね。
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